Entries

2.000兆円越えの不良債権!?

推摩 一黙のブログ 2014年07月11日 08時10分

さて、本日取り上げるのは、前回の記事のコメント欄を読んでいただけたなら知ってるかも知れませんが――kZm さんと話題にした『中国の社債問題』です。

☆中国経済の闇――理財商品

さて、まずは今回取り上げる事象について取り上げたニュースを、ご覧下さいませ――

●中国企業の社債発行残高が世界一に 世界恐慌の再来リスクも
2014.07.09
 中国では企業の社債発行残高が急速に増加しており、昨年末時点で、米国の13兆1000億ドル(約1325兆円)を上回って世界一の14兆 2000億ドル(約1450兆円)にも達しており、これらの巨額債務が焦げ付けば、世界金融危機の再来を招くとの分析も出ている。
 米経済・金融専門通信社、ブルームバーグ通信などが世界的な投資情報会社、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のリポートの内容として報じた。

 中国のトップ企業約8500社の企業債務の総額は中国の国内総生産(GDP)の10兆ドルを上回っており、世界の企業債務の3分の1を占めている。
 ここ数年で、世界2位の経済大国である中国の社債市場が急速に拡大していることが分かる。

 しかし、この社債総額のうち、ほぼ3分の1を占める4兆ドルが銀行など正規のルートを通さない、規制の網をかいくぐって横行する不透明な融資の総称の「影の銀行(シャドーバンキング)」によって調達された資金なのだ。

 中国では今後も企業債務が増え続けることが予想されており、2018年末までに20兆ドルと、やはり世界全体の60兆ドルの3分の1レベルを維持する見通しだ。
 だが、中国の国有銀行が企業に資金を貸し出す際にはさまざまな規制があることから、中国企業がこれら莫大な額の資金を調達するには、これまで通り、シャドーバンキングを利用するしかないのが現実だ。

 ところが、いま中国では典型的なシャドーバンキングの一種で、投資信託型の理財商品のデフォルト(債務不履行)のリスクが高まっている。
 理財商品は国有銀行も販売などに関わっており、デフォルトとなれば、不良債権は25兆円を超える可能性があると報じられている。

 このため、S&Pの企業格付け最高責任者の一人はリポートのなかで、「米国は景気回復の軌道を歩み続け、ユーロ圏は景気低迷に苦しんでいるが、要は中国だ。中国のリスクの高まりは世界のリスクが高まることを意味している」と分析し、世界恐慌の再来を警告しているほどだ。

 すでに、中国内では最近、不動産バブル崩壊を予測する声が出始めており、中国欧州国際交渉学院の許小年教授(経済学・金融学)のように、「中国経済の長い厳冬に備えよう」などと長期不況に大きな懸念を示す向きも多い。

――さて、皆様は上の記事を読んで、どう思われましたか?
中国の企業が発行した社債発行残高が、アメリカを上回る14兆2000億ドル(約1450兆円)にも達しており、しかもその内のほぼ3分の1を占める4兆ドルが、銀行など正規のルートを通さない、規制の網をかいくぐって横行する不透明な融資――シャドーバンキング(影の銀行)が発行した理財商品だというのです┐( ̄ヘ ̄)┌

ちなみに中国の理財商品は、安いモノでも利率5%……普通、10%以上で、20~30%も“ザラ”だという金融商品です。
これは、中国のインフレ率がだいたい年率で3~4%でありますが――これはあくまでも「中国当局が発表した数値」です。
実際は、この倍――7%前後ではないか? と言われており、いやいや中国のインフレ率が“公称3.5%”に対して、実際は16%を越えるという話も出ています(棒

さて、16%というのはともかくインフレ率3~7%として――ここで思い出して欲しいのが、中国が『保八』と言って、年8%の経済成長堅持に固執したのは、最低で8%でないと毎年800万人増える求職人口に仕事を与えるコトができないからといいますが、それと同時に年7%を越えるインフレに、物価高騰に経済成長が付いて行けないからです。

もっとも、毎年増える新規就業人口の内、大学の新卒が700万人を越えるのですが、その内、卒業までに内定が決まる就職率は35%に過ぎないというのです┐( ̄ヘ ̄)┌
すなわち、中国で大学まで出て望んだ職に就けるのは700万人の内、245万人ほどで、残り455万人もの若者は就職浪人状態で社会に放り出されるのです。
この結果、多くの大卒の若者が故郷に帰ることもできず、都会で仕事を探して残ろうとして、極貧の中、“ネズミ族”とか“アリ族”と揶揄される集団生活をせざるを得ず社会問題となっています。

……まあ、そうした、いわば職に就けない社会不満分子予備軍の若者が年間、400万人~500万人増えていくとか、それとは別に2.6億人を越える農村からの出稼ぎ労働者の内、今、仕事を失った失業者が二億人(!)を越えているとか――いう話はとりあえず置いておいて、中国社会のインフレ率は年率が当局発表分でも3~4%、実際は7%前後ではないか? と言われているのですから、4%以上の利率の所に預けるか、運用するかしないと、ただ持っているだけでは、インフレによってお金の価値は漸減して行くことになります。
ましてや、もし7%の方が現実的に実際の中国のインフレ率だとすれば、7%以上の利率の金融商品か利息を保証する貯金でないと、どの道お金の価値が目減りするコトになります。

そこで、中国では、中国の地方銀行やノンバンクが販売している元本保証のない金融商品だとしても、「高利!」を謳う理財商品に中国人たちはカネを出し、投資せざるを得ないのです┐( ̄ヘ ̄)┌
だから、理財商品というが安いモノでも利率5%……普通、10%以上で、20~30%も“ザラ”というのもある意味で当たり前で、物価のインフレ率が毎年4%以上、下手すると7%近く上がってその分、お金の価値が減じて行くのですから、手持ちの現金、資産を維持するだけでなく増やそうと思えば最低でも5%、欲を言えば10%は利息が得られないと投資する意味がありません!
そして中国人たちは、その高利を謳った理財商品が地方銀行とはいえ銀行で販売されているものですから、元本は保証されるだろうと普通の預貯金の感覚で理財商品という金融商品を買っている――というワケですナァ(´□`。)

実際には、理財商品というのは元本保証などでなく、怪しげな会社や地方自治体のダミー会社が出してる社債等の金融商品が主だというのですから、いわば中国社会全体で“ネズミ講”をやってるようなモノです(ノ_- )
そりゃあ、いつか破綻するのは目に見えています。


……で、そうした理財商品の破綻不良債権予備軍が判っているだけでも中国社債分で4兆ドル――400兆円分あるというのですから狂っています。

さて、ここで素敵なお話ですw
中国政府は2013年末、中央と地方を含めた広義の政府債務をおよそ30兆元(約510兆円)だと発表しており、特に去年6月末時点で17兆9000億元(約311兆円)に達した地方政府の債務は、地方の放漫財政や無茶な公共事業も合わさり、不良債務と化している恐れがあるというのですо(ж>▽<)y ☆

さてさて、さらに中国人民銀行データによると、銀行による不動産関連融資の残高は昨年末で14.6兆元、(約246兆円)に上り、このうち、バブル融資になる可能性がある融資はリーマン・ショック後に党中央が指令して大々的に貸し出した分で、2008年末からの増加額は9.3兆元、約157兆円である(このすべてが焦げ付くわけではないが、参考までに日本のバブル崩壊の場合、銀行不良債権総額はバブル融資の9割の100兆円を超えた)といいます。

……社債分4兆ドル+地方政府債務3兆ドル+土地バブル融資1.5兆ドル――として、10兆ドル、1000兆円近くの不良債権化してると思われる債務が積み上がってるのです(棒

これに加え、不良債権予備軍として、政府債務が約2兆ドル規模、社債が10兆ドル規模、不動産関連融資が1兆ドル近く――で、軽く判ってるだけでも13兆ドル(1300兆円)以上の債務があり、10兆ドル、1000兆円近くの不良債権化してると思われる債務が、もし弾ければその13兆ドル(1300兆円)近い債務も、金融信用崩壊による余波から不良債権化するか判ったもんじゃないんですヨ!?

さて、ココマデでもたいがいですが、実はと言いますとさらに“素敵な話♪”がありますw

それは何か? といいますと、さらにこれに400兆円規模で、共産党官僚役人による国富の国外流出が加わるというのですから、世も末ですナ┐( ̄ヘ ̄)┌

いわば、中国の抱えてる債務残高は27兆ドル(2700兆円)を軽く越える規模だとも言え、しかもそのほとんどが年利10%を越えるような高利が付いていると言ってもいいでしょう┐(*・ω・)人(・ω・*)┌

……それだけの債務を、果たして中国は償還できるんでしょうかね?(棒

まあ、全部いっぺんに償還しなくても、返済期限が来たモノに利息を付けて償還し、あるいはその後、再び「再投資」という形で債権を買ってもらってお金が、資金が回っていけば、うん、なにも問題ハアリマセンヨ?(棒

……問題は、資金を借り入れるのに道具として使ってる『理財商品』というのが、償還期間の短いというコトなんですよね~(アハハヘ(゚∀゚*)ノ
どのくらい短いか? というと長くて六ヶ月、三ヶ月――短いと35日というモノまであります!?
高利で、しかも償還期間が短い金融商品――まー、それだけ理財商品というモノに実はというと『信用』というモノが無・い証拠とも言えますが……それにしても、まあw
ちなみに理財商品の償還が必要なモノがわかってるだけでも今年中に
約4兆元(約68兆円)規模の理財商品が満期を迎えるとされています(棒
まだ今年は半年ほど残っていますが、それだけの額を償還し切れるんでしょうかネェ?(棒

☆中国経済崩壊……でも、意外と世界経済に与える影響は少ない!?

さて、過去記事で紹介したコトもある“データ”を引っ張り出して来て「中国が今、抱える」という債務を積み上げて見てきましたが……ハハハ、今回のブログタイトルの2000兆円なんてとっくの昔に越えてましたね♪
判ってるだけでだいたい2700兆円以上――これに裸官が中国国外に持ち出した分(400兆円)を加えたら3000兆円を軽く越えますネw

さて、前の記事でkZm さんと話したのは「中国の社債問題」だけでなく、それら債務が償還できなくり、中国経済が破綻して元が紙くずと化したら、世界経済はどうなるか? あるいは世界各国が慌てて在外中国資産を差し押さえてしまうんじゃないか? という話もしました。

その辺もココで改めてしますと……実はというと、中国が経済破綻しても、あんまり世界経済には影響が無いんじゃないか? と言われてます。

と、いいますのも、元はあくまでも中国国内と中国に国境を接するベトナムやカンボジアの一部で流通してるだけのマイナー通貨だからです。

すなわち円やユーロ、スイスフランのような準基軸通貨ではないので、中国が外国と貿易決済をする際は、ドルかユーロ、もしくは円で行っています――というか行わざるを得ません。
なので、中国にドル等を元に変えて直接投資してるのでもない限り、外資、外国人が損しないんですよね~┐( ̄ヘ ̄)┌

また、中国独特の為替管理制度も世界経済への影響を抑えるんじゃないか? と見られてます。
すなわち、今現在、外国企業が中国でいくら稼いでも、実は元からドル等に変えて利益を簡単に中国外に持ち出せないようになっています┐( ̄ヘ ̄)┌
なので、日本をはじめ欧米企業は、中国で上げた利益(元による収入)を中国国内で再び再投資するか? もし中国外に持ち出す場合は、製品等や鉄鋼材等の価値のある資材に変えて中国からの輸出の形で持ち出すというコトをしています。

ですんで、もちろん中国国内に再投資で循環させ置いていた外国企業は損しますが、物に変えてすでに持ち出していた企業はそれ以上の損をしません。

まー、もっと平たく言えば中国の元は、ジンバブエのジンバブエドルと同じで、中国国内でしか元々通用しないマイナー通貨ですんで、それが紙くずになっても中国経済が破綻し大混乱に陥るだけで世界的には直接影響しない……ともいえるんです。
無論、間接的な影響と、中国の経済規模や債務の巨大さを考えれば、世界経済に全然、影響は無い――とは言えませんが、意外と起きてしまってもたいしたコトは無いかも知れませんよ? と、世界の経済関係者や学者の間では意外や意外、論じられていたりするんですよねぇ(´_`。)ホンマかいな?

まあ、実際、世界経済に影響が出るとすれば、金融関連や欧米に日本等のコレまでの中国投資が無駄になるコトよりも、中国市場が崩壊し、失われることで、年200万台の売り上げ先を失うGMやドイツのベンツなどが傾き、米経済や欧州経済が打撃を受けて……というような形ででしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

あるいは金融関係でなら、中国にのめり込んでいた投資会社などが一緒に倒れるか……ですが、ゴールドマンサックスを始め、すでに大手投資機関は二年前から資金を中国から引き上げていますからねーw
今でも、中国の市場にカネを突っ込んで投資してるのは、よほどの鉄火場ででの大勝負が好きな山師か、現実が見えていない阿呆で馬鹿な経営者でしょうw

……日本の経団連とかに後者の愚か者が居そうなのは気のせいでしょうか?(棒

なんにしても、今の所は、そういう次第で、中国が破綻してどうなるか? は、まさに起こってみないとわからない――んです┐( ̄ヘ ̄)┌

まあ、色々とおこるでしょうねぇw
例えば、上の内容と同じようなコメント返しを読んだkZm さんがその後、言葉を次いで指摘してくれた通り、アメリカは「FACTAが在米中国人の資産を把握しているのは、接収をスムーズに執行するためでしょう」し。

で、中国から「持ち出された金は不当に中国政府から搾取されたものとみなし、中国本土で米国人や米企業が蒙った損害の代償として接収するのは当然の権利でしょうから」ね┐( ̄ヘ ̄)┌

……あと、中国が抱える1兆9000億ドルの米国債は無効化されるでしょうねぇw

まあ、そうした色々なゴタゴタや喜悲こもごもの欲の皮の突っ張った喜劇が繰り広げられそうですがw 改めていいますが、中国国内は文字通り経済どころか社会まで崩壊してトンでもない混乱状態に陥るでしょうが、世界経済への余波は意外と少ないでしょう。

それは中国国内の債務残高が2000兆円~3000兆円以上であったとしてもです!

そう言い切れる理由は――先ほどから述べていますが、元がマイナーな地域通貨でしかなく、幸いにして準基軸通貨では無いというコトと、もう一つ、中国の理財商品を始めとする債務の買い手、貸し手は、中国人だからです!

これが南欧や北欧のようにユーロ建てやらドル建ての“いわば外貨建て”で外資から資金を集めていたのであれば、2000兆円~3000兆円なんて債務の一部でも破綻すれば、世界経済が受けるショックはリーマンショックなんぞ比較にもならないヒドイ事になっていたでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌
しかし、幸いにして、中国が抱える2000兆円~3000兆円の債務は『元建て』――すなわち中国国内である意味で完結しています。

よーするにアメリカ発のリーマンショック型の経済崩壊(金融バブル)ではなく、日本の90年代のバブル崩壊型の経済崩壊を中国は起こすという訳です┐( ̄ヘ ̄)┌
そのまま、中国は地獄行きですが、90年代の日本のバブル崩壊が日本国内でその影響や後始末の苦しみが留まったように、中国も自国内で引き起こしたバブルの崩壊破裂で自業自得で苦しむ事になりますが、外の世界経済への影響は小さなモノで済む――というのです。

……しかし日本のバブル崩壊で失った債務は100兆円前後だったといいます。
中国はその十倍、下手したら三十倍以上の債務が損失して……果たして国として、社会として立ち直れるのでしょうか?
しかも経済的にだけでなく、国土や環境面でも公害や水資源の枯渇等が重なり追い討ちをかけます!
その上に、日本の場合は、高度成長期を終え、日本全土に一通りのインフラ等の社会資本を整備蓄積でき、国民が勤勉かつ貯蓄家で2000兆円の民間貯蓄という資金と、20年近い低成長に黙って耐える国民性を発揮しました。

で、ソレに対して日本の十倍以上の規模のバブル崩壊経済破綻をし、その後、国の再建を――下手したら一世紀はかかる大事業となるような我慢を中国人はできるのでしょうか?
………………
…………
……
うん、無・理・☆
あの、目先の利益にしか目が行かず我利我利のカネの亡者の中国人が――その昔、孫文が「まるで砂の民族だ……」と、呻き嘆いた協調性も何も無い民族が、日本のように皆で一丸となって国を再建するなんてとてもではないですができないでしょう(´_`。)

そうなると、中国人は昔からの様式美でダメになった土地や国を捨てて、もっと住み良さそうな土地や国に移り住もうとするでしょう。
要するに数千万どころか数億……下手したら十億を越える中国人が難民流民と化して世界中に散らばって行こうとする――かも知れません!?

……あ、悪夢だw
本当にそんなコトになったら、世界中が中国人移民お断りで中国大陸になんとか中国人を追い返し、封じようとするでしょうね┐( ̄ヘ ̄)┌
ただでさえ性質の悪い、民度の低い中国人が数十万人でも移民先の国で問題軋轢を起こしてるのに、それが数千万人どころか、億単位で押しかけられたら……現代版民族大移動の大激突につながります。
中国人が世界に満ち、移民爆弾で他所の国を乗っ取るか? 世界が中国を元の場所に追い返し封じ……あるいは殲滅するか?

そんな未来が、予想や悪夢でなく、現実の未来の一つになるかも知れませんね┐( ̄ヘ ̄)┌

いずれにしても、中国に未来は無い事だけは確か……だとしか結論は辿り着かないんですが――ねぇ?
私の思考って間違っていますでしょうか?
皆様はいかが思われますか?
スポンサーサイト
  • コメント : -
  • トラックバック : -

Appendix

最近の記事