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新日鉄住金、車鋼板で合弁 インドネシア、現地生産(クラカタウ・スチールと合弁)

共同通信 2014年8月11日 17時09分

 新日鉄住金は11日、インドネシア政府が株式の80%を保有する同国最大の製鉄会社「クラカタウ・スチール」と合弁会社を設け、自動車向け薄板鋼板の現地生産を2017年に始めると発表した。主に、現地に進出している日系自動車メーカーの工場向けに供給する。

 約300億円を投じてジャワ島西部のバンテン州に工場を建設する。生産能力は年48万トンで、17年半ばに製造ラインの営業運転を始める予定だ。

 インドネシア向けの自動車向け薄板鋼板は現在、日本などから輸出して対応している。運搬などの費用がかかるため、現地生産によるコスト削減が課題となっていた。

ポスコ・クラカタウ製鉄所の続報
2014年4月1日火曜日

おお、韓国紙からの情報か。(クラカタウ社の参考資料)

ポスコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか
記事入力 : 2014/03/31 08:37

 韓国鉄鋼大手ポスコが海外に初めて設置した一貫製鉄所で、インドネシア国営のクラカタウ・スチールとの合弁会社クラカタウ・ポスコは、今年1月1日に突然操業を停止した。昨年12月23日に当時の鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長やインドネシアのユドヨノ大統領が出席する中、製鉄所の火入れ式を行ってからわずか9日目での大型事故だった。

以前推測した情報と細かい部分は違うが、残念ながらこれだけでは新しいことは何もわからないな。

しかし、色々と問題があったことは事実のようだ。

当時事故をめぐる情報が広がると、ポスコは「工場稼働初期にはよくあることだ」と説明した。しかし、3週間もたたない今年1月19日に再び事故が起きた。今回は作業員がガス供給バルブの操作を誤り、ガス配管で爆発が起きた。ガス供給が止まれば、高炉の稼働に欠かせない熱風を高炉に供給できなくなり、それによって高炉が冷えてしまうという最悪の状況も予想された。そうなれば、高炉を解体しなければならないほどの全面補修が必要になる。

 これにより、インドネシアの一括製鉄所の稼働は、2カ月以上遅れたことが分かった。ポスコ関係者は「事故による被害額が少なくとも1000億ウォン(約96億円)を上回るとみている」と述べた。業界の一部からは、被害額が最大5000億ウォン(約481億円)に達するとの見方も出ている。

このブログでも以前、こちらの記事でこのような推測をしている。

インドネシア製鉄所を巡る住民デモ (2014/3/10)
•2013/12/23 インドネシア製鉄所(ポスコ・クラカタウ合弁)火入れ式 → 本格稼働
•2014/1/1 高炉の出銑口に亀裂発生 運転停止
•2014/1/7 暫定的な修理を終えて部分的に再稼働
•2014/2/中旬 本格操業開始
•2014/2/22 高炉内で水蒸気爆発 火災発生で操業停止 

流れは大筋合っていたようだが、どうやら2014/1/19にも事故を起こしていたようだ。この点はコレまで明らかにされてこなかった新事実である。

「作業員がガス供給バルブの操作を誤り、ガス配管で爆発」という、なんとも初歩的でかつ、危険なミスによる事故だったようだ。

高炉というのは、材料を溶かす炉で、鉄の融点近く、つまり1,538℃付近の温度を常に維持しておく必要がある。冷えてしまえば炉の内部の鉄が全て溶け、炉は使い物にならなくなる。

バルブ操作を誤ってガス配管が破裂した、という謎の記述も気になるが(オペレータのミスで致命的な事故が起こらないように多重の対策が採られるのが普通である)、ガスが供給できなくなれば高炉の温度は下がったはずだ。

だから、少なくともある程度の量の鉄が高炉の内部で固まってしまい、生産能力が落ちた疑いが強い。

ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導で誤操作し、問題が生じた。作業員の教育がうまくできていなかった」と説明した。

設計的に安全回路が不十分だったにせよ、教育が出来ていなかったにせよ、ポスコ側の問題のはずだが、「作業員のミス」を強調したいらしいな。ポスコの責任じゃない、ってことにしたいのかも知れない。

 これにより、インドネシアの一括製鉄所の稼働は、2カ月以上遅れたことが分かった。ポスコ関係者は「事故による被害額が少なくとも1000億ウォン(約96億円)を上回るとみている」と述べた。業界の一部からは、被害額が最大5000億ウォン(約481億円)に達するとの見方も出ている。

 権五俊(クォン・オジュン)会長も今月14日の就任直後「クラカタウ・ポスコによる年60万トン程度の生産に支障が出ているため、黒字達成は困難」との見通しを明らかにした。

想定されている赤字の額は1000億ウォンから5000億ウォンというから、大した規模ではない。

少なくとも、オペレータのせいにしてポスコが損害賠償するような気配は、この記事からは感じられないな。

だから、当初噂されていたような、ポスコ本体が損害賠償のために倒産するとか、国家賠償を請求されて韓国経済が破綻するといったことは無さそうだ。

無論、損害賠償的な話は発生するだろうが。

だが気になるのは、この記事では2月22日の事について何も触れられていないことだ。
現地の報道で、2月22日に高炉付近で出荷が確認されたと報じられていた。

これに対してポスコ・クラカタウの広報は、2月22日の騒ぎについて「爆発はよくあること」と火災などの発生を否定していたが、それに関する記載が一切無いのである。あと、公害の発生についても言及が無い。

インドネシア製鉄所を巡る住民デモ (2014/3/10)

遠くから見て高炉あたりから火が出ていたのは他の現地報道で確認されている。写真付きでも報道されているしな。それで流石に、出火は無くて爆発も問題なかった、とするのはちょっと無理がある様に思える。

まあ、素人の感想なので、この辺りは本当にポスコの言うことが正しい可能性は否定出来ないが……、贔屓目に見ても火事の規模は「よくあること」で済ませるレベルじゃ無かったのは事実だ。

これが、現地の新聞に載った写真だ。ポスコの公報が言うように、炉内に残ったがガスが燃えただけ、というだけの話では無さそうだ。煙突から出ている分はそうだとしても、建物にも類焼しているように見えるからだ。

インドネシアで韓国企業ポスコが作った製鉄所が操業停止か? (2014/3/5)

粉塵公害の方も、インドネシア政府から警告されていたこと、周辺住民への賠償と健康診断をする、という話をポスコがしていたことを考えれば、言及が無いのは不自然だ。

インドネシア環境省、ポスコ・クラカタウに対して大気汚染に対応せよとの警告 (2014/3/18)
この辺りも含めて、ポスコが色々と負債を抱えていく可能性は高そうだ。

 ポスコは今月7日、クラカタウ・ポスコでスラブ(厚鋼片)の出荷を開始したことを明らかにした。最初の事故発生から約2カ月が経過していた。ポスコは一連の事故に関連し、「支援委員会」を設置した。事故の詳細な調査と正常操業の支援を行う組織だ。ポスコ幹部は「まだ最初の事故の正確な原因を特定できていない。現在はクラカタウ・ポスコの最終製品基準で(生産能力の)50%程度まで正常化したといえる」と説明した。

だが、製鉄所の生産能力自体は予定の5割程度まで正常化していると、ポスコ幹部が主張している模様。

流石にこの通りでは無いにせよ、現地報道でも2014/3/3の時点で予定生産量の1割くらいは鉄を製錬できるようになっていたそう(使える鉄かどうかは知らないが)だから、徐々に回復していることは事実だと思われる。

ただ、製鉄所の施工そのものは結構杜撰な部分もあるようで。

 ポスコの現地下請け業界では、同社が海外投資の成果を上げるため、クラカタウ・ポスコの建設工事を急ぎ、その結果さまざまなミスが発生したと指摘している。現地の工事関係者は「ポスコから渡された設計図を見ると、工事が難しいほどでたらめなものだった。工事期限も設定できず、資材の供給にも問題があった」と振り返った。

ポスコの下請け業者は、ポスコの設計そのものに問題があり、資材供給にも問題があったと指摘している。この話は以前から出ていた話なので、さして驚きはしないが、それでもそれが事故原因だとは断じていない模様。

インドネシアでの韓国ポスコの製鉄所爆発で日本企業利益か
都会と田舎  2014.08.12

本日は、私のブログでも人気の国の韓国のお話。
私のブログでたくさんの方が読んでいただいているのが、インドネシアでの韓国ポスコの製鉄所の水素爆発。
水素爆発だったのかは定かではございませんが、大爆発。

続報がなく、どうなったのかなと気にはなっておりましたが、どうでもいい話。
おそらく大変なことになっているんでしょうね。
まだ、韓国ポスコは健在のようですけどね。

多少情報が手に入りましので、本日はその情報を。
新日鉄住金は、インドネシアで国営クラカタウ・スチールと共同で新工場を建設することで合意したと発表した。
アジアで自動車用鋼板の現地生産を加速するのが目的。

ここで登場してきますインドネシアで国営クラカタウ・スチールですが、この企業はあの韓国ポスコの海外初の一貫製鉄所を建設した企業です。
どうなったかは皆さんご存知でしょうが、今年1月1日に突然停止。
昨年12月23日鄭当時会長とユドヨノ・インドネシア大統領を含む、両国の関係者が出席した中で、製鉄所の最初の稼動を知らせる火入れ式を行って、わずか9日での「大事故」でした。

韓国ポスコ側いの言い分としては、「工場の稼働時によく発生することだ」。
ところが、3週間経っていない今年の1月19日、再び事故が起きる。
作業員がガス供給弁を誤って操作してガス配管で爆発。

これが水素爆発だと言われております。
インドネシア一貫製鉄所の稼動は2ヶ月以上遅れたことが確認。
韓国ポスコ関係者の発言では、被害額が少なくとも1000億ウォン(100億円)を上回った。

しかしながら、市場関係者によると被害額が最大5000億ウォンに達するという観測。
現状どうなったかわからないとい状況です。
そんな韓国ポスコと一緒に一貫製鉄所を建設したインドネシアで国営クラカタウ・スチールが新日鉄住金と共同で新工場を建設することで合意。

韓国ポスコとインドネシアで国営クラカタウ・スチールの一貫製鉄所は、半分だけ完成品でクラカタウポスコの粗鋼生産量の60%スラブの状態で販売。
スラブは、高炉から出て銑鉄が固まった塊で、一種の半製品状態だ。
スラブを材料として板圧延を経てプレートを作成したり、熱間圧延機で熱延鋼板を作る。

完成品であるプレートの生産量は40%に過ぎず、残りの60%は半製品であるスラブ状態で他の製鋼メーカーに供給している構造であれば、クラカタウポスコは'半分'以下の一貫製鉄所とすることができる。
韓国ポスコが野心的に推進した海外初の一貫製鉄所の事業が、最終的に「半分」という評価を受けることになった。
結局は、韓国ポスコが無理して作った一貫製鉄所は、半分しか能力がなく最終財を作る能力がない。

新日鉄住金が大量に生産した誰でも作れるスラブを使い、利益を取る形となった。
しかも、クラカタウポスコ生産した低価格のプレートが韓国に還流するのではないかの危機感を抱いている。
それでなくても安い中国製品に奪われている状態に拍車がかかるとの懸念が上がっている。

インドネシア側は、新日鉄を引き入れて韓国の割合を減らしたがっているよう見受けられる。
非常に面白い話になっております。
クラカタウポスコが現状どうなっているかは分かりませんが、どうもうまく稼働しておらず、しかも最終財を作れない。

下流の鋼板工場はインドネシアが単独で建設。
上流の最終財製造は、韓国ポスコを追い出し、新日鉄と共同にやろうと必死。
行き場を失う韓国ポスコ。

賠償金も気になりますが、無い袖は振れないでしょうね。
どうやって振るんでしょうか。
振っても、出てくるのは埃でしょうかね。
それでは、また
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