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新疆ウィグル地区での宗教指導者殺害

北の国から猫と 2014年08月03日

新疆ウイグル自治区 Xinjiang regionカシュガル市 Kashgarの600年の歴史をもつ中国最大級のモスク、エイティガール寺院 Id Kah mosque:写真 の指導者で全国人民代表大会代表のジュメ・タヒールJume Tahir氏74歳が、2014年7月30日、朝の礼拝中の午前6時58分に刺殺された。地元警察当局は当日、犯人3人を特定し、うち2人を射殺し、残る1人を逮捕したと発表した。 エイティガール寺院の近くにあるホテルの従業員によると、事件発生後、カシュガル市は厳戒態勢に入り、大量の武装警察と装甲車が現場に現れ、多くの人を逮捕したそうです。目下、厳戒態勢は解除されたものの、警察のパトロールは強化されています。 エイティガール寺院付近ホテルの従業員 「殺害には原因があるはずです。事件発生後、大勢が捕まりました。ここはモスクのすぐ傍で、昼間のパトロールは非常に厳しいです」

中国に批判的な新唐人TVの記事は、ジュメ・タヒール氏は中国共産党政府寄りの人物で、地元の活動に対し抑圧的だったと報じている。中国側は、ナイフと斧で抵抗した2人を射殺したと報じているが、2日になってもこれ以上の詳細は不明で、中国報道のすべては信用できないだろう。市内の警備は以前から厳重で、さらに厳重になった。

新疆地区からは、イスラム原理主義に傾倒する志願兵士がイラク紛争に参加しているとの報道も過去にあるが、本当に新疆ウィグル地区内に、イスラム系武装抵抗組織が存在するのかは不明で、過去の爆弾テロや殺傷事件でも、明確な犯行声明は確認されていない。

中国政府系メディア・新華網は7月3日、今回と同じカシュガル地区に位置するヤルカンド県Yarkant (Yarkand)Countyで、7月28日に覆面をして刀を持った武装集団が政府庁舎を攻撃し、住民37人を殺害、13人を負傷させ、車両31台を破壊し、うち6台を焼いたとし、反撃した警察当局が容疑者59人を射殺したと伝えた。死者は計96人に及び、2009年7月に197人が死亡した区都ウルムチの大暴動以来、最大規模の衝突となった。中国当局は。ウイグル族とみられる容疑者が、国外にある分離・独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動」と連携し、過激な宗教思想や独立思想を広げ、「暴力テロ集団」を形成していると断定しているが、今のところ、真相は不明だ。
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