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今後2年、全世界が救いようのないほど混迷してしまう理由

darkness 2014年8月29日金曜日

アメリカのオバマ大統領は、口先だけの指導者として疑問符が付けられている。

今まで、戦後最悪の大統領は前ブッシュ大統領だと多くの人が断言していたのだが、2014年7月2日の世論調査ではオバマ大統領がそのブッシュ前大統領を超えてしまった。

こういった調査は恣意的なものが混じり、しかも現職大統領が最も不利な立場になるのは分かる。

しかし、それでもオバマ大統領の無能ぶりは突出している。

困惑しているのは、アメリカ人だけではない。中東各国からも、アジア各国からも、果てはアフリカからも、「アメリカは何をしているのか」と一斉に指摘している。

オバマ大統領の無能ぶりは、かなり致命的であるのは、現在の中東情勢を見ても分かる通りだ。

2011年から中東各国はチュニジアから始まって、エジプト、イエメン、リビア、シリアと、次々に混乱が拡大していったが、アメリカは何ら対処もしなかった。

ほとんど外交に関心を持たないオバマ大統領

その結果、イラクでは超暴力国家「イスラム国(ISIS)」が無法地帯を支配下に置いてしまった。

確かにイラク問題を作り出して混乱を増長させたのは、ブッシュ前大統領だ。しかし、その混乱を6年間も放置して、現在のような無法地帯にしてしまったのはオバマ大統領の失策でしかない。

しかも、オバマ大統領はウクライナ問題でも後手後手に回り、ロシアのプーチン大統領に翻弄されて終わっている。翻弄されていると言えば、中国にも何ら強い対処ができていない。

2014年8月19日には、中国の戦闘機が南シナ海の公海でアメリカ軍の哨戒機に異常接近した事件があった。

アメリカが厳重抗議すると、中国側は嘲笑うように「中国側のパイロットは安全な距離を保っていた」「アメリカこそ偵察活動をやめろ」と言い放っているのである。

何をしても、オバマ政権が攻撃を仕掛けて来ることも、報復をすることもないと中国は高をくくっており、実際その通りオバマ政権は何もできない。

あのアメリカが、ロシアにも中国にも完全に舐められてしまっていることが見て取れる。

アセアン諸国はオバマ大統領には深く失望している。台湾も、日本も、フィリピンも、ベトナムも、オバマ政権に呆れ果てて言葉もない。

韓国の朴槿恵は、そういったアメリカの弱腰を見越して、さっさと中国にすり寄ってしまったが、それでもオバマ大統領は何もしなかった。何もしないというよりも、ほとんど外交に関心を持っていないようだ。

欧米は過激テロに見舞われて血の海になる

オバマ大統領が、「もう外交など、どうでもいい」と宣言したのは2013年9月10日だった。

この日、オバマはテレビ演説で「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と宣言した。(2013年9月10日に日本の運命が大きく変わる出来事があった)

日本人はあまりピンと来なかったかもしれないが、これを聞いた世界中の指導者は蒼白になったと言われている。

要するにこれは、「もうアメリカは、世界がどうなろうとどうでもいい。外交には関心を失った」と言ったにも等しいからである。

これを聞いて、中国も、ロシアも、イスラム過激派も、みんなこう考えたのである。「なるほど、俺たちが何をしても、もうアメリカは何もしないということだ」

その結果が、現在の状況だ。結局、シリアからイラクまでの広い範囲をテロリスト集団である「イスラム国」が占拠して、完全な無法地帯となった。

そうなってから、オバマ大統領は慌てて「正義の鉄槌を下す」と言って、今から一緒に攻めてくれる国を募集している。

しかし、オバマ大統領はすでに信頼を失っており、一緒に戦ってもすぐにハシゴを外されるのではないかと同盟国は逡巡している状態である。

実際のところ、「イスラム国」を中途半端に攻撃すると、欧米はテロの嵐に巻き込まれる可能性がある。イスラム国は、テロリストを欧米からリクルートしている。

アメリカからも、カナダからも、フランスからも、イギリスからも、ドイツからも、数百人単位でイスラム国に向かい、そこで殺人訓練を受けている。

彼らが逆流したら、欧米は過激テロに見舞われて血の海が広がることになるはずだ。(暴力の時代。イスラム過激派はやがて欧米をテロの渦にする)

今後2年、世界はさらに混迷を深めていく

アメリカは2001年の同時多発テロ事件でアフガニスタン・イラクに侵攻して泥沼から抜け出せなくなった。そして、軍事費を大量に消費した挙げ句、2008年にはリーマン・ショックで盛大に吹き飛んでいった。

その時点で、アメリカはもう国家的衰退を余儀なくされたも同然で、その後を継いだオバマ大統領はアメリカを内向き路線にするしかなかったとも言える。

その後、アメリカはFRBの巨大金融緩和によって、株高を維持しているのだが、株高で利益を得るのは言うまでもなく株式を持っている富裕層であり、低所得層には何の関係もない話だった。

だから、2009年よりアメリカでは激しい経済格差が生まれており、もはやその差は埋めがたいものとなってしまった。脱落したアメリカ人の姿は限りなく暗い。(スキッド・ロウ。格差社会アメリカで貧困層が集住する場所)

2014年8月9日には、ミズーリ州ファーガソンで警官による黒人少年射殺事件が起きて、「人種差別だ」として激しい抗議が全米に広がった。

このファーガソンは貧困率の高い地域で、全米に抗議運動が広がったのは、他の貧困地区でも同じような悲劇が繰り返し起きているからだと言われている。

貧困地区では暴力が蔓延し、それに対抗するために警察は軍隊化するかのような重装備になっている。それはあたかも、貧困層を弾圧するための軍隊化のように貧困層が捉えても不思議ではない。

オバマ大統領は就任当初、こういった貧困層を救うと宣言して、彼らもまたオバマ大統領を支持していたが、今やもう誰もオバマ大統領に期待していない。

オバマ大統領は、国外からも国内からも見捨てられてしまった。今後2年、世界はさらに混迷を深めていく。なぜなら、オバマ大統領が完全に無能だからである。
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