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今度は「インターネット検閲」という「朴槿恵大統領」独裁への道

〈週刊新潮〉 10月29日(水)11時57分配信

 弱い犬ほどよく吠えるように、弱体化した政権ほど「強権的」な行動に出るものである――。韓国の朴朴槿大統領(62)の傍若無人な暴走が止まらない。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を名誉毀損で起訴したのに飽き足らず、今度は「インターネット検閲」に乗り出そうとしているのだ。もはや、彼女の独裁は「狂犬的」な域に達している。
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〈能(よ)き大将は行儀よければ義理ふかし、義理深ければ分別有り。分別あれば慈悲有り〉(『甲陽軍鑑』より)

 海外特派員の起訴という暴挙に出た朴氏には、行儀も義理も分別も感じられず、無論、〈能き大将〉であるわけがない。そんな彼女の新たな「悪政計画」を灸(あぶ)り出したのは、味方であるはずの韓国メディアだった。

「10月13日、京郷新聞が独自入手した検察の非公開資料をもとに、韓国政府はさらなる世論統制を進めようとしていると報じました」

 こう解説するのは、ある在韓ジャーナリストだ。

「暴露された検察の内部資料は、9月18日に行われた『サイバー名誉毀損関連機関会議』のものです。そこには、これまでは名誉毀損などに当たるネット上の書き込みは、審議を経た上でなければ削除要請できなかったのに対して、これからは審議せずに捜査機関の『独断』による削除要請の実現を目指す旨が明記されていました」

 その上で京郷新聞は、

〈検察は(中略)「特定の単語を入力・検索し、リアルタイムで(ネット上の書き込みを)摘発、証拠を収集する」という(会議の)内容を公開しなかった。(中略)“特定の単語”が、大統領と政権・政府に関するものということは火を見るより明らか〉

〈常時検閲体制の構築を試みた〉

 と断じている。要は朴氏のお気に召さないネット上の言論は抹殺すべしと、検察内部で大真面目に話し合われていたのだ。恐ろしき言論弾圧構想である。
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■「はからずも独裁」

 ソウル特派員が続ける。
「この会議が開かれたのは、朴大統領が『国民の代表たる大統領を冒涜する発言が度を越している』と、産経の前ソウル支局長の起訴を誘発する発言を行った2日後でした。つまり検察は、朴大統領はご自身に関する言論に大変ご立腹のようだと忖度(そんたく)し、ならば大統領に不都合なネット記述はサッサと削除してしまいましょうと、彼女に忠誠の意を表したわけです」

 その背景としては、
「朴大統領が、『不通』と呼ばれるほどの、側近すら寄せ付けない極度の密室政治を行っていることが挙げられます。周囲は彼女をお姫さまのように扱い、とにかく朴大統領の意に沿おうと必死なんです。能動的・意識的に独裁政治を行った父親の朴正煕と違い、彼女は周りの人間の『配慮』によって、結果的に独裁的な政権運営を加速させている。これを今、韓国では『はからずも独裁』と呼んでいます」(前出ジャーナリスト)

 産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が呆れる。

「朴氏のブレーキ役が存在しない目下の韓国政府は、目先の問題をどうするかだけに囚(とら)われていて大局が見えていません。前ソウル支局長の起訴に加えて、ネットの監視強化で、海外から『結局、韓国はその程度の国』と思われてしまうリスクまで気が回っていないんです」

 悪政と圧政を続ける朴氏が諸外国からそっぽを向かれ、弱い犬どころか水に落ちた犬になる日もそう遠くなさそうだ。そして、水に落ちた犬の運命は――。

鉄塔撤去に激怒の朴大統領 メンツ丸つぶれだけに怒りはもっともだけど
夕刊フジ(2014年11月1日17時12分)

 韓国・朴槿恵(パク・クネ)大統領の暴走が止まらない。北朝鮮との軍事境界線近くに建つ鉄塔が、朴氏の知らぬ間に撤去されたことに激怒。関係者に経緯説明を求める異例の展開となっているのだ。専門家は「朴氏は何でもかんでも首を突っ込まないと気が済まなくなっている。独裁的な体質があらわになってきた」と話している。

 問題となっているのは、韓国北西部の南北軍事境界線に近い愛妓(エギ)峰にある鉄塔で、韓国日報などによれば、最近、老朽化を理由に撤去された。この報道を知った朴氏は、大統領府の会議で「いったい誰が決めたのか!」と激怒。その経緯を把握するように周囲に指示したという。

 鉄塔は約40年前に建てられ、クリスマスの時期には宗教団体が韓国の繁栄を北朝鮮に見せつける目的で電飾を点灯。北に対する「心理戦」の象徴だった。

 ただ、韓国日報が22日に撤去を報じた際には、韓国内では、北への融和姿勢の表れではないかとの憶測も出た。「朴氏が激怒した」という今回の報道が事実なら、北へのメッセージと受け取られる重要な措置が政権の関与なしに決まっていたことになる。

 メンツ丸つぶれの朴氏の怒りももっとものような気もするが…。

 新著『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は、「鉄塔の管理は民間が請け負っており、政権が関与するような話ではない。そもそも『北朝鮮をいたずらに挑発するな』というのが現政権の基本方針。今回の措置が、そこから外れているとはとても言えない」とし、こう続ける。

 「朴氏が神経質な反応をしている側面が強い。民間がやることにまで目を光らせるのは独裁体質の表れ。焦りからか、朴氏は、あらゆることに首を突っ込もうとしている。そのうち大手企業サムスンの人事にまで文句を付け始めるのではないか。ヒステリーが急加速している印象だ」

 何をそんなに慌てているのか。
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