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日本を脅かす“隣人”をメッタ斬り 菅元首相は「逮捕」に相当

zakzak 2015.03.08
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 週刊誌の人気コラムの最近4年分をまとめた。時代を経ても内容が古びていないところがすごい。民主党の菅直人首相(当時)の下、未曾有の東日本大震災、福島原発事故で幕を開け、以来、政権交代、中韓の反日攻勢、朝日新聞慰安婦報道取り消し…と、めまぐるしい時代。憂国のコラムニストが、日本を脅かす国内外のバカを一刀両断に斬りまくった軌跡は、時代を再認識させるとともに痛快だ。東京・有楽町の居酒屋で聞いた。 (文・幾田進 写真・野上繁美)

 ──すごい時代でした

 「僕は365日毎朝10時までに、有料メール『勝谷誠彦の××な日々。』に原稿を配信していますが、震災のときは1日何本も号外を出すほどでした。このコラムでも、海外のメディアと比べて日本ではいかに情報が秘匿されているかということや危機管理がまったくできていないことを早くから指摘できていたのではないでしょうか」

 ──中でも菅元首相に対する見方は厳しかった

 「当初から言っているのは、福島原発事故でなぜ警察が入らないか、ということです。普通の企業や工場で爆発があり人が亡くなったりすれば、業務上過失事件としてすぐ警察が入るじゃないですか。それどころじゃない事故なのですから。スピーディー(SPEEDI=緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)のデータ隠しなんて、未必の故意として明らかに刑法に触れるので、菅氏は逮捕されなければいけない」

 ──歯切れのいい的を射た批判です

 「あのときの政治には天皇陛下も怒っていらしたと思いますよ。僕は皇室の崇拝者でウオッチャーですが、伝え聞くところでは、震災や原発事故を大変心配されて、専門家から独自に話も聞いておられたようです。そして、震災直後の3月16日に、直接国民におことばをかけられた。僕は“平成の玉音放送”といっていますが、極めて異例なことです。そのおことばを聞き、私なりに陛下は政府を信用していないなと思いました。普通なら、政府をはじめとか首相をはじめというところを、自衛隊をはじめ、警察、海上保安庁、消防関係者の労をねぎらい、被災者を激励された。そのおことばは同時に政府に対する不信任でもあったと思っています」

 ──頼りない民主党政権から再び自民党に政権交代したら、今度は中韓の反日攻撃が始まり、それにも随分触れています

 「これももとをただせば、民主党政権が尖閣に中国漁船が上陸したビデオを流さなかったところに端を発しています。僕が一貫して書いているのは、民主党は極左暴力集団の連合赤軍と同じということ。本来国民の側に立つべきなのに消費税増税を決め、自爆解散してしまった。そして党内では内ゲバを繰り返し、政権交代の最大の功労者の小沢一郎さんをいびり出してしまう。小沢さんへのやりくちは連合赤軍の内ゲバ・リンチと変わらない。次の選挙で勝てるエンジンを自分で外してしまうのですから、バカじゃないですか」

 ──中韓に対する安倍晋三首相の対応は正しいというとらえ方ですね

 「対話のドアはいつでも開いているというのは正しい。韓国の告げ口ババア(笑)は一番嫌われるタイプだから、放っておけばいい。中国の習近平主席は南京大虐殺と日本とファシズムを結びつけようとしていますが、習体制こそ1党独裁のファシズムですよ。世界ウイグル会議総裁のラビア・カーディルさんが指摘するように、中国がウイグルでやっている虐殺からみれば習主席こそヒトラーです。それを国際社会は見ています」

 ──コラムは続くわけですが、これからの時代はどうなるのでしょうか

 「世界大乱ですね。その時代をどう生きるか。国境は溶けているでしょ。EUも溶けてくる。ウクライナにプーチンが手を出し、中国が南下してくる。昔の帝国主義列強の時代に逆戻りです。その中で、日本は人質をとられても助けにいけない。攻めてこられても先制攻撃はできない。僕は昔から軍事に関心があるから、軍事を知らずして平和を語るなかれと思っています。日本のマスコミは軍事を知らない。この本の存在意義はそういう大マスコミが書かない、俺が書かなければ誰が書くかということを書いている点と思います」

  ■勝谷誠彦(かつや・まさひこ) 1960年、兵庫県尼崎市生まれ。コラムニスト、写真家。出版社の記者として湾岸戦争、北朝鮮など取材。フリーに転じ、イラク戦争など取材、執筆活動のほか、テレビ、ラジオ出演など活躍中。『坂の上のバカ』『平壌で朝食を。』など著書多数。小説の評価も高いが寡作で知られる。
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