Entries

中央アジアに身ぐるみ剥がれる……中国?

推摩 一黙のブログ 2015年05月12日 21時50分

☆東の大洋を諦め、西の大陸大路に目を向けた中国!

さて、今回取り上げるのは中国の『一帯一路』――“陸と海の新シルクロード構想”なる中国が今、絶賛ブチ上げ中の一大プロジェクトです。

先日まで騒々しいほど騒ぎとなった『アジアインフラ投資銀行(AIIB)』も、南シナ海でこの四ヶ月で元の四倍(約8平方キロ=東京ドーム約170個分に相当⁉)埋め立てた、スプラトリー(中国名・南沙)諸島での岩礁埋め立てなんかも……み~んな、この「中国から、陸路・海路を欧州まで至りつなぐ、新経済圏&通商路」へ話がつながっています!

……と、いいますと稀有壮大な世紀のプロジェクト! かのように聞こえてきますが、実際のところは、「中国が東の大洋への進出を諦め、改めて西の大陸大路に目を向けた」ダケの話なんですよね~┐( ̄ヘ ̄)┌

その理由というか事情は実に簡単な話で、ぶっちゃけ「南シナ海から、太平洋への侵出、海洋権益の支配を志したものの、アメリカ海軍はおろか、日本はもちろんのこと、オーストラリア海軍にも、中国の海軍力では太刀打ちできないコトがハッキリしたんで“諦めた”んです」よね~w

そう、実の話、近年の中国は、尖閣諸島や南シナ海を巡って海軍国になる構えを示して来ました。

しかし、歴史的に見ても中国が『大海軍』を持ったコトは稀で、明治近代の清の北洋艦隊か、明代の鄭和の伝説の大船団くらいのモノでしょう。

でもって、永らく中国歴代の王朝は“海禁政策”を旨として来て、基本的に海とは縁遠い国家でした。

ですんで、民間の海洋貿易においては、西洋の帆船に勝るとも劣らないジャンク船等の船舶と航海技術を有していたにも関わらず、海洋海外領土に関しては、無関心そのものでした。

同時に、海軍力としての戦争でまともに戦ったコトも、勝った経験もなく、マジでガチガチの大陸軍国でした。

しかし、現代の中国は『台湾問題』を抱え、台湾を武力制覇するためには米艦隊を打ち破らねばならず。

その為には、日本の沖縄 ― 西南諸島 ― 台湾 ― フィリピンにグアムのいわゆる第一列島線を越えて太平洋に進出できる海・空軍力が必要なのは明白でした。

さらに、原油の通り道、南シナ海での制海権を確保することも必須条件です。

さもなくば、中国沿岸の黄海の浅い海に中国は封じ込まれ、海上艦隊戦力はもちろんのコト、中長距離の大陸弾道弾の数も技術も劣る中国としては、唯一アメリカの核戦力に抗することのできる、潜水艦による報復核の戦力を封じられるコトになってしまいます。

同時に、黄海より外へ自力で制海権、制空権を保持できる力がなければ、原油のみならず輸出輸入の大部分を頼る物流の生命線である海路を容易に封じられるコトにもなりかねません。

そこで、近年の中国は海への東進政策を取って来ましたが、海軍力の増強と近代化整備を試みてみたものの、一夕一朝で海軍力を整備することは難しく、さらに日米同盟が堅固で、その上に日本周辺から沖縄の海、東シナ海から南シナ海にいたるまでの広大な海を、戦後70年をかけて日本と米軍が敷設整備してきた海底ケーブル網を始めとする対潜監視警戒網と圧倒的な海軍戦力差を前にして、中国の海への野望は――少なくとも太平洋への展開どころか、南シナ海ですら、米豪の潜水艦戦力と対潜能力に「対抗する力はない!」というコトが明らかになりました。

さらに、中国の輸出先としての相手国として――アメリカが16.7%、日本6.8%、ASEAN諸国へは11%という現実を考えてみれば、これらの国々と摩擦を生む「東進」は得策ではありません。

そこで、改めて中国が目を向けたのが西方――中国より西の、古くから良く勝手知ったる広大な大地。

ユーラシア大陸の内陸、中央アジアから中東、欧州に至る地域でした!

☆莫大なインフラ需要を狙う中国!

さて、中国は得意の四字熟語で「一帯一路」なる新語を創造し、「新シルクロード構想」と銘打って『現代のシルクロード経済圏』建設の国家戦略を打ち出しました。

そこで中国が狙うは、莫大なインフラ需要が眠る未開発、発展の遅れた国々です!

実際、この地域にはアフガニスタンやパキスタン、旧ソ連諸国などの未開発の資源――希少金属などの鉱山から、天然ガスや石炭からウランまでのエネルギー資源が開発されず眠っています。

また、それを運び出すインフラも、道路やトンネル、天然ガスのパイプラインまで、莫大なインフラ需要の整備を必要としています。

そして、中国はこれまでもいわば自国の裏庭として、低利の融資を投じて来ており、ウランバートル向けの一貫貨物鉄道輸送整備や、アフガニスタンの銅鉱山開発利権を習得等々。

その他、さまざまな投資や経済協力を通じて中央アジア各国は中国マネーに沸いている実績もあります。

その勢いは、最近中国との接近を強めているロシアが「苦々しく見ている」ほどで、ロシアが中国に対抗してユーラシア開発銀行を設立しているホドです。

……もっとも、ロシアのユーラシア開発銀行は資本金がわずか70億ドルで、昨年、既に人民銀行が設立した「シルクロード基金」の資本金400億ドルにも届きませんが┐( ̄ヘ ̄)┌

その上、中国は「一帯一路」の「新シルクロード構想」を名目に中国人民銀行(中央銀行)以外にも、中国財務省、商務省、国家開発銀行などの中国各機関が競い合うように、中央アジアへの無利子・低利子長期融資を行い、その総額は世界でも六位の援助大国に相当する融資競争の様相を現しています。

そうやって、融資競争を進める中国は、中国と欧州を結ぶ鉄道(それも、高速鉄道をブチ上げている⁉)やハイウェイのプロジェクトを林立させ、「ユーラシア・ハイウエー」やら、パキスタンを通ってペルシャ湾に抜ける「カラコルム・ハイウエー」も計画しているといいます。

……しかし、実はといいますと、これら「景気のイイ話」は、正直いいまして『中国の行き当たりバッタリ』にしか見えません┐( ̄ヘ ̄)┌

何故なら、「一帯一路」を銘打ち『現代のシルクロード経済圏』建設の国家戦略をブチ上げていても、その内実は「中国国内で余剰となった在庫と供給力、そして労働力の捌け口」を無理矢理、国外に創り出そうとしているダケなのですから ┐( ̄_ ̄ i)┌

今の中国経済は、まあ皆様もご存知の通り“成長率が落ちて”いますヽ(;´ω`)ノ

特にリーマンショック以降、欧米への輸出による成長エンジンが期待できなくなった中国は、「四兆元(56兆円)の公共投資」を始めとする内需拡大で道路や橋、鉄道を次々に建設することで経済を支えて来ました。

しかし、その結果、無軌道な融資や不動産バブルが横行した結果、シャドーバンク、理財商品の負債不良債権が積み上がり、中国の高金利も手伝って今やその負債は2400兆円とも2800兆円を超える規模ともいわれる有様となっております。

しかし、そうやって負債が積み上がっても「経済が回っている内は華」で、今や中国国内の金融は絞り気味であるだけでなく、『肝心の工事、建設、公共事業の対象となるような建設すべきインフラ需要』が、中国国内では、ほぼ出尽くしてしまっています。

結果、地方に林立する第三セクターの融資公社(要するに公設シャドーバンク)は多額の不良債権を、地方当局が争って拡張してきた工場は過剰在庫と赤字の山を抱え行き場を失っています。

しかも、行き場を失っているのは官僚や企業のみならず、これまでの中国の急成長を支えて来た“農民工”と呼ばれる人々もです。

その数は、急速に膨れ上がり、「二億!」といわれたのも今は昔、今や「二億六千万人」を超え、三億に迫る勢いで「共産中国の失業者」は増えていっております┐( ̄ヘ ̄)┌

都市部の就職できない「アリ族」「ネズミ族」と呼ばれる大学を卒業しながら行き場のない若者も……推定700万人(!?)に迫るといわれていますが、農民工の潜在失業者数は“億”ですからネェ( ̄_ ̄ i)

しかし、そんな中国経済の前に“救世主”が現れました!

まあ、もうお分かりでしょうがw

『現代のシルクロード経済圏』建設に伴う、巨大な中央アジアのインフラ需要です。

なにせ、手つかずの資源と未整備の莫大なインフラ需要が眠る手付かずの市場がそこにあったのです。

そして、中国の官僚や企業にとっては、開発のし尽した中国国内に代わって、予算や資金を大いに引き出し、事業を行うコトができます。

その資金が、中国からの融資や支援だろうと、AIIBなどの国際金融機関や国際投資であろうが、作業は中国人、資材も建機も中国製だから、中国の公共事業を外国でやるようなモンです。

よって、地方政府の第三セクターの融資公社(要するに公設シャドーバンク)は、今度は中国国内の事業や不動産ではなく、外国の事業や不動産開発へ融資を行い。

余剰在庫と過剰な生産供給力を抱えた国営企業の工場は、外国の事業や工事への資材供給で。

それぞれ仕事を得ることができます――“当面は”ですが┐( ̄ヘ ̄)┌

そう! あくまでも「当面、当座の急場しのぎ」でしかないんですよね~、本当は(´・ω・`)

まあ、普通に“考えれば”――誰にでも、スグにでも「分かる話」で、中国がいくら、「一帯一路」と銘打ち『現代のシルクロード経済圏』建設の国家戦略だ! とブチ上げても『最終的に収支が上がらなければ』何にもなりません。

中国も、別になにも「慈善事業で」中央アジアの遅れた国々へ出資し、開発発展を支援援助する訳ではありませんからね┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、しかし……果たして、中国はその辺の『算盤を』どう弾いて、「収支の辻褄を合わせる」つもりなんでしょう?

☆海千山千の中央アジア諸国が手薬煉引いて待ち受ける?

無論、中国も“馬鹿”ではありません……愚かではありますけどw

と、いいますか「カネ、金銭に世界一汚い、ガメツイ」民族の一つと中国人を呼んでも過言じゃないでしょう。

……ですが、「自分のカネならば」という但し書きというか、一文がその前に付きますがw

そう、中国人が“馬鹿”ではありませんが、愚かであるというのは、その強烈な個人利益至上主義というか、『公共心の無さ』にあります。

ま、多かれ少なかれ、人というのは自分のカネを使う時は慎重となりますが、他人のカネになればなるほど意外とぞんざいに扱っても平気だったりします┐( ̄ヘ ̄)┌

そして、『税金=究極の他人のお金』という言葉もありますが……中国の今の現状を見れば「まさにその通り」なコトに驚かされます!

実際、中国では今、「ハエもトラも……」といって、官僚や国営企業の汚職賄賂の横行を取り締まる粛清の嵐が吹き荒れてます。

そして、中国という社会は「賄賂が社会文化」と言い切っていいほど、昔から中国では賄賂を贈り贈られというのが当たり前です。

――と、同時に公金の横領汚職も中国社会には付き物であり、現代でも「兆単位の不正蓄財」が話題となっておりますが、歴代王朝でも末期になれば信じられないような話がいくらでも中国史には転がっています。

例えば清王朝末期も国家予算の数十年分の蓄財をやらかした汚職大臣が出ましたといいますから、凄まじい。

だいたい、現代の中国も「公称の棒給」と「汚職によって蓄財された財産」の差が凄まじすぎます。

去年、一族の蓄財が21 億ドル(約2100億円)に達すると外電のブルームバーグにスッパ抜かれた習 近平国家主席ドノですが、彼の公式の棒給=給料っていくらくらいだと思います?

月給百万? 二百万? あるいは一千万?

ちなみに日本の総理大臣の棒給は月205万円~230万円くらいですw

で、正解は、実は公式に発表されている習近平国家主席の月収は1万元(日本円で16万円!?)余りだとされているといいます!?
(●台湾・馬英九氏は月収157万円、中国国家主席はどのくらい?  より抜粋)

……と、このように中国国家主席といえど公式な棒給は年収24万元(約393万円)くらいでは無いか? と推測されていますが、……まあ、24万元(約393万円)だとしてもとてもではないですが、数百億円から数千億円の資産を形成するコトなんて不可能でしょう。
すなわち、賄賂やら、その地位権力を利用した汚職によってでないと、本人のみならず一族郎党が財産を築いたとしか見れないワケです┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、そんな中国社会ですんで上から下まで賄賂汚職は元より、公金の横領やら、工事代金の中抜きなんてのも“当たり前のように”行われています。

結果、これも皆様もよくご存じの通り、橋や高速道路の高架、鉄道の陸橋などが、「建設後、一年も経たず自壊崩壊し」大事故が発生するなんてコトが、中国各地で当たり前のように発生しています。

なにせ、工事が施行される前に汚職や賄賂、中抜きによって建設代金の三割から四割が抜き取られているというのですから、不思議でもなんでもないでしょう。

で、中国国内だけならともかく、中国企業というのは国外でも――海外受注の事業でも同じようなコトをやらかしているものですから……

●世銀が中国12社をブラックリストに、「汚職や詐欺が原因」、新華社報道
2015.5.8   【上海=河崎真澄】
 世界銀行(本部・ワシントン)による途上国支援のプロジェクトで、中国企業12社が国際入札への応札資格を停止されていたことが分かった。

 国営新華社通信が運営するネットサイト新華網が8日までに伝えた。

 それによると、応札できなくなったのは国有企業の中国交通建設、中国地質工程集団など。

 事実上のブラックリスト入りで、新華網は「贈賄など汚職や企業ぐるみの詐欺行為が発覚した国有企業」と指摘した。

 加えて、中央直轄の国有企業約110社の海外資産が4兆元(約77兆円)に上り、「大半は監督の目が行き届かない」として、不透明な資金の流れが常態化している懸念を表明した。

 中国の国営メディアがあえて国有企業の問題点をえぐるのは、「世銀からの外圧を利用する形で、既得権益層が利権を握っている国有企業の腐敗問題の突き崩しを狙った」(市場関係者)とみられる。

……と、まあ、このように世界銀行から、中国企業は海外公共事業入札でレッドカードを突き付けられています┐( ̄ヘ ̄)┌

まあ、この話を教えて下さったのは、前回のコメント欄でのtoorisugari-0502さんなのですがネw

――ちなみに意外な話ですが、中国が主導権を握れずAIIBを設立する元となった世銀やアジア開発銀行(ADB)の融資支援する国際公共事業の入札の落札率ですが、日本が6%程度なのに対して、中国は20%以上の落札率を誇ります。

まあ、「安値入札」とか「賄賂のやり取り」とか黒い噂は絶えませんが、少なくとも「日米が主導、運営支配する世銀やADBが、入札においてアメリカ企業や日本企業に優先優遇している」なんてコトはなく、むしろ中国は、これらの国際金融機関が融資したり、主催する発展途上国向けの公共事業を二割以上も落札しています。

それでも、不満を募らせ、独自の国際投資機関を、AIIBを新設するんですから、中国は何を考えているのか?

そして、日本やアメリカが主導管理する世銀やADBは、「審査は厳格で、決定までに時間はかかり」ますが、対してその融資された事業は「その国の発展成功に必要」だとしても、最低限、融資した分、『元が取れる合理性のあるモノ』であることが条件で、融資が決まった時点で(よほどのコトが無い限り)成功が約束されています。

つまり、そのコトは、たとえどんなに安く入札しても、「確実に建設代金の取りっぱぐれは無い」とお墨付きをもらっているのも同然とも言えます。

さて、しかし、これからAIIBにしろ、中国国内の各機関――中国人民銀行(中央銀行)はじめ、中国財務省、商務省、国家開発銀行などの中国各機関が先を争うように中央アジア事案の投資や融資に乗り出してると、先に書きましたが、その「融資の妥当性、収益性」はキチンと精査、審査されているのでしょうかねぇ?(棒

まったく“恐ろしい話”ですが、中国国内でのノリと同様に、「たいした審査や精査も受けず、ザルでドンブリ勘定な権力者、責任者の決済で融資や投資が行われている」可能性が高いのです!?

つまり、中国国内でも『一年で崩壊する公共インフラや施設』が造られたり、『建てられた当初から人も住まない……と、いうより上下水道電気ガスも通ってなくて住めない“鬼城”と呼ばれる投機目的のゴーストタウン』が創り出され、平気でそんな物件や案件に巨額の投資資金が注ぎ込まれていましたが、今度は中国国外で――中央アジア諸国でその光景というか、行為が繰り返されかねないのです。

で、中国国内なら、それでも自国民相手の話ですし、一応「中国国内の公共インフラや不動産」として手元に『カタチとなる物が残り』ます。

しかし、それが他所の国の場合はどうでしょう?

今までの中国でも、ウズべキスタンやアフガニスタンへの投資や融資にしろ、ちゃんと算盤を弾いて収支が合うように銅鉱山の開発権を得たり、開発した資源の優先的な購入権を獲得したり、港湾や鉄道の運営権を年限付きで租借したりして帳尻を合わせて来ました。

そもそも、中央アジアの国々は、アフガニスタンもパキスタンも、そして旧ソ連圏の国々も「独力では開発資金を用立てられない、国際的な金融市場から借りる信用もない」いわば“貧しい国”か“なんらかの大きな問題を抱える国”ばかりです。

そのコトは、アフガニスタンやその他の国の“イスラム過激派”の存在や、中世さながらの今でも部族社会が色濃く残る地勢、あるいはネパールに進出すれば、インドが黙っていません――というように、国際関係的にも微妙で慎重な扱いが必要だったり。

そのように、もともと、「そもそも問題やヤヤコシイ事情が、山盛り、てんこ盛りだから」こそ世界の発展や繁栄から取り残されているのであり、世界中からの投資や開発も遅れているのです。

しかも、同時に実はといいますとユーラシアのこれらの地域の国々は、昔から海千山千の諸民族が蠢く、一筋縄ではいかない地であります。

ですから、中国の「西進」は、AIIBがユーラシアの案件を独占するかのような議論が横行していますが、中央アジアの国々は、いわば「大国を競り合わせ」最大の利益を搾り取ってやろうと“手ぐすね引いて”待ち受けている……ともいえるのです!?

そしてそんな海千山千の欲深くて腹黒い外交巧者たちからすれば、政府諸機関がバラバラに相争って事業展開する中国は、願ってもない『カモに』映っているんじゃないでしょうかねぇ?┐( ̄ヘ ̄)┌

そーでなくても、中国との対抗上、ロシアや日本も彼らを大事にするといいますか、甘くせざるを得ないでしょうし。

実際、今年の夏には安倍総理が中央アジア訪問を考えてるといいますw

そーやって中国に「ここでも日本がっ!?」と思わせるコトには意味がありますし、それで中国が焦って勝手に自滅してくれれば、日本としては「ただ訪問して、別に“具体的に何が決まらなくて”も」充分に、成果がありますw

「牽制」という名の嫌がらせw という意味でw

それと、日本以上に中国に対抗意識を燃やすのは実は“ロシア”でしょう!

なんせ、中央アジアは中国にとって以上に「ロシアにとっての昔からの“裏庭”」です。

アメリカにとっての中南米、欧州にとっての北アフリカ~中東……のように、ロシアにとって自分の庭先を中国に土足で踏み込まれ荒らされるのを黙って見てなどおられませんw

そーした諸々の大国同士の思惑や事情を、当然のことながらアノあたりの国々や部族は見透かして、平気で「吹っかけて」行くでしょう。

さらに、それに『中国の賄賂、汚職文化』が化学反応を起こしたらどうなるでしょう?

中国国内で散々、行われていたように中国融資投資機関の責任者や権限者が、地元と結託して賄賂を受け取ったり汚職に走ったりで「返って来る当ての無い融資」に乗り出したとしたらドーなります?

あるいは、そーした汚職が無くても「世銀が出入り禁止にした」中国企業のような手抜き工事や、不正が行われ欠陥建築物が出来上がったとしたら?

中国国内でも『大・問・題』だというのに、海外で同じコトを―― 一年で崩壊するような公共インフラや危なくて使えない建物なんて造ったら、「絶対、許されません」よ?

ましてや、普通にキチンと依頼された、入札して引き受けたインフラを整備したり、公共施設を作っても『中国が嫌われる』のは、アフリカや東南アジア諸国を見れば明らかです┐( ̄ヘ ̄)┌

なにせ労働力から、建機、建材資材に至るまで、中国企業は中国本土から持ち込んで、「現地社会の雇用にも、消費にも」何も貢献しないんですからね。

さらに、現地にそのまま中国人労働者が入植して中国人だけのコロニーを形成していまい「新手の新植民地侵略だ!」と、アフリカなどでは流血の暴動衝突にまで発展してるくらいですし┐( ̄ヘ ̄)┌

そーした諸々を考え併せると、中国のいう「一帯一路」と銘打ち『現代のシルクロード経済圏』建設の国家戦略なんてブチ上げていても、十年……いえ、数年先にはどうなっているんでしょうかねぇ?

先にも書きましたが、海千山千の中央アジアの諸国、諸民族にいいように集られ、あるいは中国内部の汚職の蟲に食い物にされ、気が付いてみれば、中国が「莫大な持ち出しで、中央アジアへ投資融資してみたものの何も成果のあるモノは残らなかった……」なんてコトになってなきゃいいんですが┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、本日は中国の「新シルクロード構想」について色々と書いてみました。

無論、「成功しない」だなんてコトはいいません。

しかし、私はどーみても『盛大に失敗する』可能性の方が高い! と見てしまいます。

これは私の“願望”とかでしょうか?

それとも……

さて、皆様はどう思われます?w
スポンサーサイト
  • コメント : -
  • トラックバック : -

Appendix

最近の記事