Entries

大阪都構想否決!? これからが本当の嵐(じごく)だ……w

推摩 一黙のブログ 2015年05月18日 00時15分

さて、NHKの速報でですが、『大阪都構想、反対票が大幅に上回る!』という結果が出たそうですね!?

……なんといいますか、本日、大阪市の一住民(日本国籍者!)として『反対』に一票を投じて来ておいてなんですが、今回の住人投票の“否決”は、今後の日本の地方行政と、そして国政にも大きな影響があるでしょうね

まず簡単に――地方行政に関しては、大阪市が政令指定都市としての資格を自ら返上して、中核市程度の権限と財源を持ち、公選制の区長を置く特別区に『旧大阪市の各区を再編する』という、いわば「大胆な社会実験」が阻止された訳です。

この大胆な構想自体は、実はと言いますと「一つの妙案」であるともいえます。

実際、今回は“反対に回った”公明党も「独自の区割り、大阪市の再編案」を、大阪市と府の議会に提案として出していたりします。

また、今回反対に回った政党の内、自民などの中にも賛成の考えを持つ者も少なくなかったといいます……議論が始まった『初期の頃の話』ですが┐( ̄ヘ ̄)┌

そう!
今回の都構想を潰したのは誰でもない「橋下自身」です!

彼が、あまりにも拙速に強引に「コトを進めようと」し、異論や疑問、様々な議論を拒否し、切って捨てて「独自の政策」を「独善的に押し通そうと」して、自滅した……と言って間違いはないのではないでしょうか?

正直、なんであそこまで「強引にコトを急ぐのか?」と理解に苦しむほど、橋下は強引に、まさに「独裁的」といわれるような物事の進め方をしてきました。

どうせ、関西州の将来の道州制の再編をも睨んだ構想の一部なのですから、すべてが実際に動き出し、形になるまで、最低で二十年、長ければ半世紀近くかかる大プロジェクトです。

他の近畿一円の府県との協調協力もこれから必要なんですから、「国家百年の計」を謀る国士として、もっと悠然と「急がば回れ」ではありませんが、腰を落ち着けて議論と説得と説明を重ねても良かったハズです。

敵を敵として派手に祭り上げ、対決姿勢で人気を取らずとも、橋下府政・市政共に議論や批判はありますが、「改革者としての評価」を得て人気もあったんですから、“何も焦らず”とも“急かず”とも良かったハズなのです! 橋下維新は!?

しかし、対立を煽るいわば「アジテーター(扇動者)」としてのいわば(言い過ぎかもしれませんが……)見世物ピエロを脱し切れなかったあたりが、橋下という男の限界限度だったんじゃないでしょうか?

さて、今後の動きですが、『都構想』自体がコレで葬られたというコトは無いでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

今日、反対の票を投じておいてこんなコトを言い切るのは、おかしな話に聞こえるかも知れませんが、将来の関西州の“州都――関西州の中心をドコに据えるのか!?”の問題にも絡んで、それが「商都、大阪」か? あるいは「古の古都、学問の府、京都」か? あるいはその他にもリニアの誘致とも絡んでこれからの『近畿、関西地域』の統合再編とも絡んで、大阪府とその府下の大阪市や堺市を始めとする33市9町1村の計43の自治体があります(このうち、政令指定都市2市、中核市4市、特例市5市)。

大阪だけでもこれだけの自治体が……大阪府は人口10万人以上の都市が22市と、全国では最も多く大きな自治体を抱えています。

その再編、再統合は何らかの形で避けられないでしょう。

さて、先に「公明党も“都構想と同じ大阪市の区の大統合”を別に提案していた」と書きました。

本来、橋下はもともと維新案でも“三つ”も出ていた区割りについてもっと自民を始めとする他の党と議論と調整を重ね、擦り合わせれば良かったんです。

橋下自身が「自分は“敵を作る政治家”」と評しいい表していましたが、「壊す」だけでは、政治家として「ダメ」なのです。

違う意見、利害が違う相手とも清濁併せ呑む“受けの大器”とでも呼ぶべき面が同時に必要なのです。

橋下の間違いは、「独断と専権」の元、異論各論を許さない攻撃性ばかり振りかざした点にあります。

府知事や市長が「直接選挙」という民意で選ばれた――というならば、府議会や市議会の議員らもまた、選挙で選ばれた『選民』であり民意で「選挙で選ばれた」存在です。

それぞれに地元や色々な団体の“民意”を背景に議会に送り込まれている者たちなんですから、「民意!」を錦の旗に掲げるなら耳を傾ける必要が、義務があります。

その時間を、労苦を惜しんだコトが最大の失敗だったんでしょうねぇ

さて、次に今後への影響ですが……まず、維新の今後がどうなるか?

橋下という最大の看板をいわば失い、求心力を保ち続けれるのか?

まあ、それはしょせん「維新という政党の問題」です┐( ̄ヘ ̄)┌

もっと重要なのが、「大きな社会実験や冒険が拒否、否定された」という事実(民意)です。

今、実はと言いますと『政令地方都市の権限財源を拡大させ、地方政治行政改革する』コトを推進する動きが日本各地で動き出されているといいます。

実際に、指定都市市長会という政令指定都市の協力、協議の会議が組織されており、下部組織として――

•地域主権推進部会
•大都市制度検討部会
•市民生活・都市活力部会
•経済・雇用部会 - 平成24年2月新設
•災害復興部会 - 平成24年2月新設

というように、協調しながら様々な議論を交わしています。

その19の(大阪市を除く)政令指定都市もまた、今回の『大阪都』の是非を問う住民投票を注目していたといいます。

もし、大阪都の構想の下、大阪市の政令指定都市資格の返上と旧大阪市内の、区の再編が実際に行われていたら、『絶好のテストケース』となったコトでしょう!……成功していようが失敗していようが┐( ̄ヘ ̄)┌

そういう意味では、今回の「急ぎすぎた挑戦」は、地方行政の再編や改革の動きを止めはしませんが、加速させず、緩やかなまま、いわば「十年、遅らせる」コトになったでしょう。

しかし、それが良かったか悪かったかかは、分かりませんね┐( ̄ヘ ̄)┌

大阪の市廃止、区再統合が吉と出るか凶と出るかわかりませんが、拙速で議論不足だったコトを考えれば、「失敗してた可能性」が高いですし。

もし、結果が“失敗だった”ならば、道州制とも絡んで十年どころか数十年の後退にもつながりかねなかった事案ですし。

まだ、国民や地方の間でも「議論も、覚悟も」高まっていない現状で、橋下改革――維新は「十年早かった」革新の動きだった……とでもいえるんじゃないでしょうか?

次に国政に関しては、「憲法と国防」に関して、安倍自民党が「公明党に代わるパートーナー」として維新に期待していた――ようなのですが、今後、維新が組織として求心力を維持できるのか?

橋下という強烈なカリスマと『都構想』という柱を失い、次は何を“依代”にするのか?

さて、維新が政党としてこのまま存続できるのですかね?

いずれにしても、日本は野党の没落がこの後、急速に進むでしょう!

サヨクや自民嫌いの層の「社民や民主に替わる期待・希望の星」だった維新が求心力とカリスマを失い、失速を免れないんですからネェ┐( ̄ヘ ̄)┌

そういう意味では、「これからが本当の嵐(じごく)だ……」(ベジータAA略w)に、日本の内政は、地方も国政もなっていくんじゃないでしょうかね?

さて、皆様は今回の大阪の住人投票の“結果”と、今回の話、どう思われましたか?
スポンサーサイト
  • コメント : -
  • トラックバック : -

Appendix

最近の記事