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ギリシャ・ショックと特亜ショック……どちらが先?

推摩 一黙のブログ 2015年06月21日 13時00分

☆株バブルは中国の最後のあがき?

さて、今回は久々に世界経済と政治の様相を覗いてみたいと思います。
注目点は、やっぱり『ギリシャ』と『中国に韓国』ですかねー?

特に目立って……問題視されているのは「債務問題と財政で破綻目前のギリシャ」ですが、あんまり報道はされていませんが、「外貨建て債務の支払い不履行企業が続発する中国」や「MASEと輸出産業の不振で追い込まれてる韓国」といった特亜の国々も末期的な状況に追い込まれつつあります。

さて、中国について「外貨建て債務の支払い不履行企業が続発する中国」と書きましたが、このところの中国は「不動産投資ができなくなって株に回してバブルに踊っている」という感じデスネー(棒

しかも、今まで『シャドーバンク』や『不動産投資の理財商品』に群がり(騙され)ていたよ~な中国の一般の人々が「命金(いのちカネ)」ともいえる、なけなしの預貯金や財産を今度は「株に突っ込んで」鉄火場のような博打以下のバブルに踊り狂っておりますナァw

……まあ、今週末に今年に入ってから2000から5000以上にあがり、そして先週に一週間で4000台に落ち込んだ中国株式市場ですが、なんでも中国市場は月曜休場だから金曜日に手じまいの売りが膨らんだらしいという話なんで、暴落といっても「前週末終値の5166.35と比べると、13.3%もの暴落となった」とは言っても実際に「中国バブル崩壊!?」と騒ぐのはまだ時期早々かと思いますが……先にも述べた通り今、中国で株を買ってる主体は信用取引の個人なんですよねー┐( ̄ヘ ̄)┌

だとすると、この値下がりで大変な事になってるハズ……追証とか、 追証とか、追証とかw

その辺の話が、さすがに出てきませんが、「(中国の)銀行に預けていても(インフレで)目減りするだけだから、株に突っ込んで」いた中国の一般人の方々――ここの所、2000台をこの数年永らく低迷していた中国株式市場が今年に入って3000…4000……5000台を超えるなんていう不自然な動きをしてるのに引き寄せられて、いわば「高値掴み」をさせられた所で株式市場が暴落し、大損をさせられる……これからそんな未来が見えるよーです(棒

まあ、この予想が当たるかどうかは今後の経緯を見てみないと分かりませんが「実需の中国企業が、外貨(ドル)建て社債の利払いもままならず破綻して、実体経済が不調」なのに、そーした企業の価値を表す“株価”が不釣り合いなまでに高騰してるっていうのは誰がどー見ても異常なんですがねー┐( ̄ヘ ̄)┌

中国では、株価と実体経済が、ほんとリンクしなくなってきていますが、それもこれも実体経済が不調で資金がまず不動産に向かったんですが、その不動産もバブルが完全に破綻し、よーするにこれが株に走っているワケですね今は。

今後の注目点は、この4000台でしばらく推移するのか? あるいはズルズルと株価が底無しに下がって行き3000…2000台へと株式すら中国はバブル崩壊していくのか? でしょうねぇ。

いずれにしても一週間で13%超下落とか凄いよなw
日経平均なら一週間で2500円以上か?


こんな乱高下する市場に――と、いうより博打の鉄火場に一般投資家が手を出したら火傷じゃすまない。

……と、いうより「リバかけて信用取引で儲けてやろう」なんて欲を出していたら、マジで首くくるコトになりかねないんですがw

どーやら、先にも書きましたが中国で株を買ってる主体は信用取引の個人だとゆーのですからねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌
あと、中国は去年だけでも、国際金融市場から3000億ドルもの外貨を借り入れているそーですよ?

それも民間企業や地方政府が、中国国内での資金繰りに困って社債や、シャドーバンクの理財商品の形で公募して高い利率で借り込んでいるというのですが……今年に入ってからそーした『外貨建て社債』等を発行した企業の破綻が続いていますが、中共政府はどーすることもできず手をこまねいています。

それもこれも、「もはや中国国内でのインフラ需要は飽和状態で新規事業を推進するには限界に来ている」からであって、今の中国は過剰となった中国国内の生産力と生産設備に、さらにうず高く積み上がった“在庫”に、頭を悩ませています。

で、一発逆転を狙っているのが『海外市場への進出』という活路であるのですが……高速鉄道を始めとする受注は中南米からアジア地域まで、ことごとく受注に失敗し、逆に海外の大型公共事業に参入しようとしても「中国に入札させると、企業のみならず人夫や機材・資材までも中国から持ち込まれ、地元にカネを落とさない」と、不評を買っている上に。

そして現地に連れ込んだ中国人労働者がそのまま居座り、まるで『現代版新植民地』主義で中国が浸透侵略しているような有様になってしまう! と警戒の目で見られるようになってしまっています。

ですから、『一帯一路の新シルクロード構想』とブチ上げて、中央アジアの開発とそのインフラ整備事業を中国の『過剰となった生産力と在庫の』輸出(ハケ口)先として利用しようとし。

そしてその開発発展に必要な資金を調達する手段としてAIIB(アジアインフラ開発銀行)をデッチ上げた……と、いうワケですが( ̄_ ̄ i) 間に合うんでしょうかねぇ?

中国は、AIIBの立ち上げを急ピッチで進めている訳ですが、組織の詳細も、意思決定を「合議制」を取るのか? 「理事長(実質中国)に選任」するのか? 本部はドコに置くのか? など協議中の問題も山積みです。

中国は、「名前と看板は“国際金融機関”で実質は中国国営銀行出張版」にしようと企んでいますが、そうは問屋が卸さず、欧州勢は元より、二位三位の出資者となるロシアとインドが牽制しています。

それもこれもロシアやインドにとっても、中国のいう『一帯一路』の構想に属する中央アジアは、いわば「裏庭」というか隣接する歴史的にも地政学的にも重要な地域であり、中国に支配独占させるのを黙って見過ごす訳にはいかないからです。

そして何よりも「AIIBで本当にカネ(国際金融市場からの投資)を集められるのか?」という点が問題ですナ。

なにせ以前にもご紹介しましたが現在の世界での国際金融市場での債券による資金調達である国際債務証券発行額は13年は全世界で5130億ドル、14年は6740億ドルでしかありません。

だというのに中国が『皮算用しているAIIBによる中央アジアへの必要投資額は年7500億ドル(75兆円)のインフラ投資資本需要だというのです』が……正気でしょうか?

現在、国際金融市場で流通している資金供給事情は規模にして5000億ドル~7000億ドルに過ぎません。

そうだというのに「本気で発展させようと開発すれば年間7500億ドルかかる」よーな国どころか、複数の国をまたいだ地域規模の巨大開発プロジェクトを中国は発起させようとしています。

しかもその開発への投資をAIIBを通して世界中から集めようというのですが……そもそも現行の世界での国際金融市場での資金調達事情においても、世銀、アジア開銀など国際金融機関の調達分ですら13年に1140億ドル、14年は1387億ドルに過ぎないでありますよ?

アメリカや日本がバックに付き、長年の資金調達や運用の経験と実績を持ち、信用度も抜群な世銀やアジア開発銀行(ADB)ですら、国際金融市場から調達できるのはだいたい1000億ドル~1500億ドル程度だというのに、『何の実績もなくこれから始動しようというAIIB』がその何倍もの額の資本を投資を――最大7500億ドルもの大金を国際金融市場から調達できると本当に考えているのですかねぇ?

そして、それだけの巨大プロジェクトや資金をかき集め、実際に動かし始めたとして、「果たして目論見通り中央アジアを欧州と結ぶ“新シルクロード”の繁栄」を成功させるコトが……投資した以上の利益を得れるのでしょうかねぇ?

……私はどう考えても無理、無茶だと思います!

たとえ、ある程度の資金を集めれても、それを投資する先――中央アジアとは、アフガニスタンを始め、旧ソ連国やイスラム系の部族が支配する問題や紛争の絶えない地域なのですよ?

投資するカネが「砂漠に水を撒くがごとく」色々な勢力や国の思惑で、食い物にされ消えて行くのが目に見えるようです┐( ̄ヘ ̄)┌

それでも中国がAIIBの設立を急ぎ、「一帯一路構想」実現に突き進むのは、そーやって外国にいわば「中国国内の過剰となった供給力と積み上がった在庫」を捌く市場を需要を獲得しないと『中国経済が保たない』からです!

いわば、中央アジアを中国の新植民地化(経済植民地化)し、欧米に代わる中国の輸出市場を創り出す――それが本当に「成功する・しない」は、今の中共にはどうでもいいのです。

重要なのは、「今現在、余った過剰な生産設備や在庫の山」をなんとかデキ、問題を先送りにして“中国の破綻”を先送りにできればそれで充分なのです┐( ̄ヘ ̄)┌

ですが、その目論見が……AIIBと「一帯一路」構想が動き出す前に、中国は崩壊するんじゃないでしょうか?

すでに中国国内に積み上がった負債債務だけで3500兆円を超えるといいます。
今の中国の公表GDPが本当だとしても、その280%もの負債――バブルが膨れ上がっています。
その内のどれだけが鬼城や手抜きの公共事業となって採算割れし、不良債権化しているのか? まったく分かりません!

逆に、不良債権が100億ドルでも数百億でも、ハッキリしていればまだマシです。

そうでなく、現在3500兆円……一説には3800兆円以上に膨れ上がっている中国の債務が、どれだけ投資した分、回収できるか? 価値があるモノか? 「まったく分からない」というのですから恐ろしい!

冒頭で取り上げた『中国株式市場の暴落』は、そのキッカケ――というか呼び水になりかねません。
そういう意味でも注目していきたいモノですね┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、中国の部分でずいぶんと文章を裂きましたが、その中国の隣の韓国も相当なモノです。

サムソンやヒュンダイをはじめ、国の経済の大部分を占める財閥が、不振に苦しんでいますし、その上にMASEという疫病騒ぎがずいぶんと韓国社会にダメージを与えているようです。

さらに事態を悪化させているのがパククネ現政権の無能無策で、国民の怒りを買っています。

で、実はといいますとこの韓国も「世界第恐慌」のトリガーを引く存在になりかねません。
と、いいますのも、韓国は中国と並んで実は『ギリシャ等の南欧問題国の債券にカネ(外貨準備)を突っ込んで(投資して)』いたりします。

よーするに、中国も韓国も「高い利率に惹かれて」その外貨準備の中から結構な額をギリシャを始めとする南欧諸国の国債を買ったり、港湾事業などの民営化に投資したりしてるのです。

ですんで、中国や韓国が経済破綻して、その結果、欧州から資金を引き揚げるようなコトが起こればそれを契機に南欧の経済もガタガタになり道連れにされる……なんてシナリオもあり得ると囁かれています。

一方で、中韓が相当の投資をしているギリシャが破綻すれば、また逆の意味でギリシャの破綻とそれによって予想される欧州の経済的な混乱に足を引っ張られ、逆に中韓がひっくり返るコトになるかも知れません!?

では、今のギリシャはどん状態なのでしょう

次にそれを見ていきたいと思います。

☆トロイカはギリシャを生贄(みせしめ)にするのか?

今のギリシャは、まさに破綻寸前です。
国庫が空っぽでカネが無いのですから当たり前です。

なんせギリシャ国内は今、銀行が「静かな取り付け騒ぎ」と呼ばれるような状態で、ギリシャ国民は競うように銀行から預貯金を現金に引き出しています。

ま、18日にギリシャが出した再建案を、EUが検討することなく放置しちゃった時点で デフォルトは確定しちゃってるんですけどね┐( ̄ヘ ̄)┌

で、それを見たギリシャ国民の預金流出が加速してギリシャの銀行まで一緒に破綻の道を一直線w

しかし、このままだとギリシャの各銀行が手持ちの現金が底をつき破綻というか閉鎖の混乱も出て来るかも知れないけど「預金封鎖」しないのは、もしそれをするともっと混乱……つーよりパニックが広がりかねないから。

キプロスの前例もあるしねー。

しっかし、本当にEUはギリシャを破綻(デフォルト)させる気かね?

なんかギリシャ側は22日のEUとの協議に向けて“新提案”を――「これまでのギリシャ側の提案を取り下げた内容で」出してきてるとか、海外の直接翻訳ニュースで言ってたけど……IMFのラガルド専務理事なんかは「7月(1日)にはデフォルト」と突き放すように言い切ってるし。

それでもギリシャ側はギリギリまで交渉(かけひき)するつもりのよーで19日にロシアのプーチン大帝と会談したりして、ギリシャのロシアとの連携を示すことで譲歩を引き出そうとかしてるけど……ロシアとの連携といったって別に支援金を引き出せた訳じゃないしネー┐( ̄ヘ ̄)┌

ロシア産の天然ガスをトルコ経由でヨーロッパに輸出するパイプラインをギリシャまで延ばす覚書に署名して、そのトルコから欧州へのパイプラインの接続にギリシャが経由地として受け入れるという話もコレから先の未来の話だし。

さて、一説には、EUとしてはギリシャはいったんデフォルトさせて、いやでも緊縮財政策を受け入れさせたいシナリオだとか、あるいは、今後スペインやポルトガルがやばくなるから、そっちの方が破壊力があるから、ギリシャを捨て駒に『見せしめにして』スペインとポルトガルの政府と共に両国の国民に圧力をかけようとしてる……なんて噂まで飛び交ってるけど、どーなんかねぇ?

だってドイツやフランスの銀行がギリシャ国債を大量に保有してるんだよ?
ギリシア債大量に持ってる両国の銀行にも影響が及びかねない。

ま、やばくなるのは欧州以外でもギリシア債大量に持ってる韓国や、同じく港湾等ギリシャ各地に投資をつぎ込んでいる中国も同じなんで、下手するとギリシャからの破綻(デフォルト)ドミノは意外な方向に飛び火するかもねー(棒

しかし、もし仮に本当にギリシャがこのまま破綻しても……

・ギリシャの銀行向け緊急流動性支援(ELA)凍結
・ECBが行っているギリシャ銀への限定支援の停止
・EU予算からのギリシャへの補助金等の予算執行の停止
・ギリシャ政府から業者や公務員への支払いが、その一部、もしくはすべてをIOU(借用証書)で支払うことになる

……と、いう形でデフォルトしても、まだまだしぶとく『ギリシャのユーロ・EUからの離脱』だとか『ドラクマ(独自通貨)の復活』とかには至らず、破産した企業か地方公共団体のように“公的な禁治産者”としてEUが「支援する代わりに、直接指導、管理監督する」方向で誤魔化そうとするんじゃないでしょうか?

その場合は今のギリシャのチプラス政権は崩壊、そのままギリシャは国としての統治権を事実上EU委員会やIMFに取り上げられ、いわゆる“保護・統治委任国”扱いで、トロイカ(IMF、欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)の3機関)が送り込む官僚の指導の下、年金制度から公務員の人員整理に国有財産の売却や国営企業の民営化まで強制された上に、増税を強いられるような厳しい……と、いうよりギリシャ国民がとうてい耐えられない条件を飲まされるコトになるでしょう。

ま、よーするに「ギリシャはEUの事実上の直轄管理領地となる」という話ですね(棒

皮肉な話ですが、民主主義発祥の地で、現代版の侵略戦争――経済的な方法で、債務破綻した国を経済植民地として支配するその『実例第一号』になるかも知れません!?

まあ、その可能性はあるというだけで確定したワケではありませんが、今でも欧州EUとユーロというシステムは「ドイツを頂点とした事実上の第四帝国」状態で、富と人材が中欧(ドイツ、フランス、イギリス)に集まる反面、南欧や東欧からは人材や富が中欧に吸い上げられ、あるいは独仏英の企業の下請けもしくは進出企業の組み立て工場としてしか生きていけないという意味で「EUユーロ圏の経済植民地もしくは属領扱い」となりつつありますからねー┐( ̄ヘ ̄)┌

でもそれらの起こす矛盾や不満――移民問題や福祉年金制度の崩壊、雇用や賃金の貧困競争などに対する反発が、南欧等の支配搾取される側からだけでなく「イギリスやドイツ等の勝ち組で経済的に成功、繁栄してるように見える」側の国民からも出ているのが、今のヨーロッパ、EUユーロ圏の中での「移民排斥を訴える右翼国粋主義的な勢力の台頭」につながっているのが面白いところですね。

……まあ、今のEUユーロの統合ってリベラル派にとっての理想郷というか、グローバル自由資本主義を無分別に進め過ぎたらどーなるか? のまさに壮大な社会実験を、欧州は身を張って行ってくれちゃってるよ~なモンですからねぇw

なんせ欧州連合(EU)に加盟している28の主権国民国家で、加盟国間の国境の壁を――物流、移民、金融を今現在“可能な限り自由化”させ、事実上、制限制御は不能にさせているんですから無謀すぎる話です┐( ̄ヘ ̄)┌

何が無謀かといいますと、「一見すると同じ価値観、同程度の経済規模」の国同士の統合統一のように見えてもそれぞれの国や地域で産業の競争力の強さや豊かさが違います。

そこで、産業競争力が強く富んだ国には富みと人材とが集中する反面、劣る国はその富んだ国の下請けか、あるいは人材人員の提供国として隷属せざるを得ない……のですが、同時に富と人が引き寄せられるドイツやイギリスのような国では、企業や政府はウハウハでも、元々のそれらの国の国民は『自国外から無尽増に押し寄せる経済難民としか呼べない移民』との間で“仕事や雇用を奪い合う競争”に晒されるコトで疲弊し、追い込まれることで反発がこれまた生じています。

結局、今のEU統合や通貨ユーロという制度では、資本主義の資本移動の自由化と労働力の限りない供給と賃金のディスカウント化で、企業や資本家側は、まさに「美味しいトコロ取り」で天国というか理想郷でしょうが、そこに住む住人……各国の国民にとっては『韓国とは別の意味で』グローバル自由資本主義の下、いわば「仕事の奪い合い」による貧困競争を強いられる上に、「企業競争力を強める」為に企業優遇の措置や減税が行われる為に、その減税の財源が必要であったり、政府の出す債券の買い手が銀行や投資機関といった資本側になるので、その資本側の要求で『財政の限りない健全化、均等化』が求められ図られる為、国民消費者への増税か、政府支出を切り詰め――それも福祉や年金面で顕著に行われ、資本主義の競争に晒されそこから落ちこぼれた人間を救う手立ても切られる。

そーいう「資本を肥え太らせる為の、国民(労働者)の貧困競争」が際限なく進められる――そんなグローバル自由資本主義のご都合主義の匂いを、本質を今のEUやユーロの制度に嗅ぎとり……いえ、実感して追い込まれていますから「移民への反発」や「ご都合主義的に納税の義務から逃げ回る多国籍企業」に「企業優先、福祉後回しの政策」に対して怒りが爆発しているともいえるでしょう。

しかし、誤解して欲しくないのは『自由グローバル主義』そのものは“タダの手段”であり、絶対的な悪でもなんでもないというコトです。

問題は、「ドを越して『自由グローバル主義』の資本増強欲が優先、強大化していて社会に歪みと被害を与えている」という点です。

「良く効く薬も量を誤れば“毒”になる」と、いう噺で、少子高齢化で寿命が延び、年金生活者が増えたり、国として多くの資金や福祉に予算を裂かねばならない現状、そうした資金の原資を得るために、資産や基金の資本を市場で増やし、再分配して行くのに『自由グローバル主義』に代表される資本運用の効率化、高利回りは必要不可欠です。

元本の保証と安全で、それいて高利回りの配当を求めて資本が動くのも、年金や現役時代の貯蓄の利回りで生活をする引退世代を支えるのに必要なのですから!

ですがしかし、今の行き過ぎた、肥大しきった資本の増殖は一種の“怪物”と化しており、実社会に――それぞれの国や社会に住み生きる人々の共同体を揺さぶり、貧困困窮化させてしまっています。

そして、そーした「金銭への富の利殖増殖への際限のない欲望」は、欧州や中国韓国といった地域で、政治・外交・財政から、社会の一般的な経済活動――土地や株に対する投資の過熱(バブル)や所得の格差拡大による貧困層の拡大と深刻化などの形で、今、社会経済への災厄を振りまくと共に、『破断点』の限界へと突き進んでいるのでしょうねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌

その破断、破綻が始まるのが果たしてギリシャなのか、中国や韓国からとなるのか?

あるいは、もう死んでいるのに無理やり生きているように見せて――というか見せかけて立たせるゾンビ経済(実質的破綻で経済植民地化)と化さして誤魔化すか?

まあ、どちらにしろ「いっぺん死んでみる?」ような破滅に、行き着くところまでいかないと何も変わらないでしょうねぇ。

そして、バブルの経験をして来た日本人なら誰でも知っているよーに「問題を先送り、先送りにするほど不良債権や債務の爆弾は雪ダルマ式に大きくなっていく」のですよネェ┐( ̄ヘ ̄)┌

ですんで、逆を言えばそろそろ限界、ここらで「欧州も中国も悪足掻きせずいったんご破算にしてやり直す」のが一番なんですが……なにせ「責任者が責任を取ることを厭って」とにかく問題先送り、無茶な自転車操業的な借り入れや新規事業で一発逆転を狙おうと足掻きますからねー(棒

あと、ギリシャの国民も「他の欧州諸国と比べて早すぎる年金受給開始年齢」や「年金にボーナスが就くような過剰」とか「その一方で、一般国民まで消費税を誤魔化し脱税しようとする」ような無責任でコス狡さを、なんとかしないと話になりませんが┐( ̄ヘ ̄)┌

そーいう意味では、ギリシャ一国“だけ”に関してならデフォルトに追い込んで、一度破綻破産させ、「国版の禁治産者」としてトロイカの委任統治監督下にいっそおいて、改革を目指す――というのは決して間違ってはいません。

ですが、もっと大きな目で見ますとそもそものEUユーロシステムに浸食した「極端な自由グローバル資本主義」の弊害と申しますか、格差是正と富の社会的再分配を見直さないと、「第二第三のギリシャ」が生まれるだけで、結局、この先、どこかでもっと大きな悲劇と負債を抱えての破滅が待っているコトとなります。

そーいう意味では、欧州とは別の形で「歪な格差と富の偏重を生むグローバル自由資本主義の怪物」を育ててしまっているのが『改革開放後の中国』であり、その目先の利益、帳簿金融上の経済成長を追う姿勢が、莫大な負債と破綻を招いているのに辞められない止まらないともいう状態になっている――と、言えるでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

☆最後に……

……ちなみに韓国は「極端な財閥、輸出産業偏重」で輸出競争力と引き換えに国民の貧困化競争を自ら行う悪循環に首をツッコミ、その泥沼から抜け出せずにいる“タダの愚か者”ですw

その上に、その泥沼の中での資金資本の枯渇を埋めるために「日本を頼りながら反日に走り、捏造の罪悪を日本に擦り付けてカネをせびろう」という悪質な当たり屋やチンピラ乞食のような連中ですから、勝手に破たん破産しているのを日本は見ていればいーです。

一切の同情も情けも無用です(棒

……さて、本日は経済限定で、しかも欧州のギリシャ問題と特亜の二ヶ国についてだけ“触れ”そして“観て”来ましたが、もちろん現実の世界は、それ以外にも経済以外にも、戦争やら外交やらテロやら内戦内紛やら、さらには異常気象がもたらす気象災害から穀物価格やエネルギー問題など、他にも課題は山積みです。
また、「金銭金儲け至上主義」の弊害は、最近捜査のメスがはいった国際サッカー連盟(FIFA)絡みの資金洗浄容疑を“観て”もわかる通り「スポーツの世界」まで広がっています。

そろそろ世界は、というか人類は資本主義の下でのカネ儲けの追求と競争に熱中するのでなく、「持続可能で共同体が共存共栄して、その構成員が安心安全に暮らせる社会」の構成を目指すべきなんでしょうねぇ。

そうでなければ三度目の世界大戦――か、それに匹敵する破滅に、今の世界と文明は突き進むコトになるかも知れません。

その場合、古代ギリシャから古代ローマ帝国時代へと発展発達した古代の英知が一度、ローマ帝国の滅亡と共に滅び忘れ去られたように、現代文明の成功と科学技術や英知の発展も失われかねません。

古代の貴重な知識や哲学は、幸いにして中東のアラブ文化圏で伝えられ保護され生き残り、後の欧州の暗黒時代からの脱却とルネッサンスから始まる近代化と産業革命につながる『文明の種』となりましたが、次も『同じような幸運』が続くとは限りません┐( ̄ヘ ̄)┌

人間同士の争い――領土やエネルギー資源や金銭(経済)を巡る争い……以上に、人類、というより今の生態系全体を揺るがしかねない気象自然環境の変動が、これから先の世界では襲い掛かって来るかも知れません。

そうした本当の危機が訪れる前に、人類が自分の足元の脆さ、危うさに気付いてくれるといーのですがねぇ(´_`。)
まあ、これから先、一度や二度ですまない大きな壁や破綻をくぐり抜けた後でないと分からないのでしょうがネェ……

そんな風に思いますが――皆様はどう思われます?
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