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日米、G20で中国“ヤリ玉”へ 麻生氏、米財務省高官が言及

zakzak 2015.09.02

 中国経済の失速が世界の懸念材料となるなか、4~5日にトルコの首都アンカラで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でも中国経済の現状や先行きが主要議題となる。日本の麻生太郎財務相を筆頭に、米財務省高官も中国の姿勢を問いただす構えだ。

 「私から中国経済について発言したい」。麻生氏は1日の記者会見で、G20で中国問題を取り上げると明言した。「中国の具合が悪くなれば、(中国への輸出依存度が高い)ドイツに影響が出る。欧州経済に大きな影響が出る確率は極めて高くなる」と指摘。「表面的な市場の動きにとらわれることなく、中国の構造的な課題を見極めるのが重要だ」とする発言には中国へのいらだちがにじんだ。

 米財務省高官も1日、G20が中国に経済政策の透明性向上を求める場になるとの見方を示し、株や為替の乱高下を止めるためにも「政策意図を丁寧に市場に伝えることが中国にとって極めて重要だ」と記者団に語った。

 高官は「市場の混乱は中国経済の先行き不透明感を反映している」と指摘。インフラ投資で成長を牽引(けんいん)しても長続きしないとして、中国は個人消費など内需主導型の経済へと移行を急ぐべきだと強調。人民元を念頭に、相場は自由な市場取引で決まるべきだと注文をつけた。

 中国経済をめぐっては、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事も1日、インドネシアでの講演で「新興国は中国経済の減速や国際金融市場の緊張が及ぼす影響に警戒する必要がある」と述べた。
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