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安全保障関連法案が参院特別委員会を通過した。ようやく日本に平和が確保される!!

おゆみ野四季の道  新 (27.9.18)

 毎回のことだが安全保障関連法案の審議は常に怒号とマイクの奪い合いになって最後はドタバタ喜劇になる。
今回の参議院特別委員会の審議も同様で、採決が始まると野党議員が委員長席に一斉に詰め寄り実力で阻止しようとしていたが、何が行われているかわからないうちに可決成立した。
あとは本会議での採決を待つだけだが、こちらでも同じ光景が繰り返されるだろう。
だが、ようやくここまで来れば可決成立は間違いなさそうだ。

 この法案は21世紀の日本にとって最も重要な法案になるから与野党の攻防が激しかったのもうなずける。
特に民主党はあらゆる方策で反対すると表して問責決議案や不信任案を連発していた。しかし最終的には民主主義は頭数だからこの法案が通過するのは当然だ。

 この安全保障関連法案の最大のポイントは集団的自衛権を認めるか否かだが、民主党や共産党はこの法案が憲法、特に第9条に違反し日本が戦争に巻き込まれたり加害者になるので断固反対するとの論陣を張ってきた。
「平和憲法を守れ!!」というのが合言葉だが、一方安倍首相は「平和を守るために集団的自衛権が必要だ」と国民を説得してきた。
平和を守るということでは同じだが、野党は憲法さえあれば平和が守られると思っており、一方与党は自衛権を強化しなければ平和は守られないと割り切っている。

 私は日本の周辺に中国という19世紀的帝国主義国家が存在し、東シナ海や南シナ海で領土拡張行動をとっているときにそれを阻止するためには集団的自衛権による対抗措置が必要と認めるものだが、野党勢力はそうは思っていないようだ。
いわゆる反戦平和を主張する勢力は「憲法9条を守ることが戦争を起こさない唯一の方法だ」と主張しているが、これは日本が戦争を起こさない唯一の方法であっても、中国が日本に攻め入るための抑止には全くならない。
中国には中国の憲法があって日本国憲法第9条に縛られないから、好き勝手に尖閣諸島を略奪する行為を繰り返している。

 日本は核武装をしていないから中国のような核武装大国に対抗する手段はたった一つしかない。核で脅されたらアメリカの核の傘で独立を保つ以外に方策はなく、それ以外の措置は韓国のように実質的に中国の植民地になることだけだ。
ロシアと中国の恫喝から日本を守ったのは憲法9条ではなく、日米安全保障条約でありアメリカの核だといっていい。

 いわゆる平和勢力といわれている人々は「平和、平和と唱えれば平和になる」と主張するが同意するわけにはいかない。
精神力で平和が来るというのは安倍晴明の昔に戻ったみたいだ。
日本最大の防衛戦争の一つに元寇があるが、中国・朝鮮の連合軍を打ち破ったのは北条時宗を中心とする鎌倉武士団だったが、時の精神主義集団の朝廷はそうはとらなかった。
「すべてわが朝廷が神のご加護を得るべく祈祷したからだ」と主張した。
朝廷は精神力で「元」の大軍を海の藻屑にしたということだが、これは現在の平和主義者とメンタリティが全く同一だ。
「戦後の平和はすべて憲法第9条によって守られた!!!! これからも9条、9条と唱えれば中国は尖閣諸島や南沙諸島から撤退する。すべて神のご加護じゃ!!」

 実際は戦争はしばしば平和主義者のもとで起こる。第二次世界大戦が勃発したのも、イギリスのチェンバレン政権がヒットラーに妥協し続けたからで「よしこれならイギリスはドイツに干渉することはあるまい」とヒットラーがたかをくくったからだ。
中国は21世紀に残された最後の帝国主義国家で、周辺諸国を軍事力で脅しては領土拡張にまい進している。
習近平政権への妥協はチェンバレンと同じワダチを踏むから、アメリカとの軍事協力強化策は唯一の平和を守る方策になる。

 平和は平和主義者が守るのではなく安倍首相のようなリアリストが守るのだが、平和主義者は一種の宗教団体でイスラム原理主義者と同様だからいくら説得しても無駄というものだ。
国会周辺でも「9条を守って平和を」と唱えてデモをしている人がいるが、こうした人々が実際は戦争を呼び込むので、戦争犯罪人予備軍だということが歴史の教訓だ。
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