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独裁者(習近平・金正恩)は何故、「軍事パレード」が好きなのか?

白髪頭でズバリと斬る -じじ放談-  2015年10月15日

はじめに

暴力(武力)で他人の財物を略奪して生計の糧とする海賊や盗賊(山賊)の歴史は古く、かつ新しいテーマである。

海賊といっても、当初は期間限定又は航海限定の臨時職員(非専従海賊)が中心であったが、略奪の成果が上がるようになれば、正規社員(専従海賊)を徐々に増やすことができる。ソマリア沖の海賊も取り締まりが厳しくなり、専従海賊を減らさざるを得なくなっているのではなかろうか。時々、非専従海賊をかき集め、猟場に出掛けているのではなかろうか。

盗賊(山賊)も、小集団の盗賊では警備が厳重な大資産家を襲撃することはできない。略奪の成果もチマチマで専従盗賊を養う経済力はないから、案件ごとに臨時職員(非専従盗賊)をかき集める以外にない。漢の劉邦が盗賊の首領に担がれた時、蕭何ら側近は末端官吏であったという。末端官吏の報酬では食えない輩が劉邦を担いで小規模な盗賊を結成したのだ。朝鮮労働党主流派は中朝国境の山岳地帯を根城に抗日ゲリラ戦を行ったパルチザンの系列というが、金日成の実弟(後の国家副主席)は関東軍特務機関の事務員だったという話もあり、やはり小集団の盗賊集団では専従盗賊を養うことができなかったということか?

そして、内戦が激化し、浮浪者が増え、盗賊に加わる者が増えると、自ずから襲撃し略奪する財貨も増える。正規社員(専従盗賊)を増やすこともできる。盗賊と盗賊が合体して規模を拡大し、支配地域を領するに至る。そして、支配地域が全国に拡大し、新王朝を建設する。国共内戦に勝利した後、巨大化した盗賊の首領は「10大元帥」と呼ばれるようになった。

第1:たかが軍事パレード、されど軍事パレード

今回、習近平と金正恩が行った軍事パレードは50年以上も前に旧ソ連共産党が行った軍事パレードの二番煎じ、三番煎じで目新しいものは何もないが、参列者と、その席順を見ると見えない糸も見える。

1.「9.3抗日戦争勝利70周年記念」の軍事パレード

周知の通り、中国大陸において抗日戦争を戦った主力は蒋介石率いる国民党軍であって中国共産党紅軍(八路軍)ではない。中国4000年の易姓革命(天命が入れ替わる)の歴史には「歴史の断絶」はあるが「歴史の継承」はない。万世一系の我が国とは異質な政治形態なのだ。

中共軍幹部は先般「数千年も前から、南シナ海は中国の領海」と発言した。今回、習近平は「抗日戦争勝利70周年」の記念式典を主催した。あたかも、中国共産党一党独裁政権が中国4000年の各王朝と中華民国国民党政府の正統な後継政権の如く振る舞った。誰も後継政権とは認めていないのに、そして自らも後継政権とは信じていないのにだ。

(1)参列者

招請に応じて参列した首脳はロシアのプーチン大統領とアフリカ諸国の独裁者が大半で、主要先進国首脳では韓国の朴槿恵大統領のみ。習近平の左翼にプーチン、右翼に朴槿恵という豪華すぎる?陣構え。朴槿恵はオバマの反対を押し切って今回の軍事パレードに参列したが、「韓国は中共の属国に堕ちた」という現実を世界中に宣伝した。朝鮮戦争の休戦協定に調印していない韓国政府の代表が、韓国人を何十万人も殺害した中国人民義勇軍(解放軍)の軍事パレードに参列した。連合国軍や韓国軍の戦死者数十万人の霊魂は草葉の陰で泣いていることであろう。

もう一つ面白い見世物があった。軍事パレードを謁見する習近平の左隣に江沢民、胡錦濤ら生存する古参幹部全員が参列した。習近平が推進してきた反腐敗闘争という名の権力闘争が最後の壁(江沢民・曽慶紅・胡錦濤)を打ち破れていない証拠だ。天安門事件後、中共中央に君臨した江沢民と胡錦濤の計20年で構築された建造物はマグネチュード8.3の大地震に襲われても全壊していない。虎視眈々、習近平総書記追い落としのチャンスが訪れるのを待っている。

(2)軍事パレードが狙ったもの

(対中共軍向け)

中共軍最高幹部十数名を粛清した習近平は軍の反乱を恐れたのか、中共軍幹部全員に命じて「党軍事委員会習近平主席に忠誠を誓います」との誓約書を提出させた。しかし「面従腹背は世の常」であって、誓約書を提出させただけで中共軍幹部の忠誠心が涵養されるものではない。そこで、習近平は「抗日戦争勝利70周年」を最大の国家的行事に格上げ。首都北京を事実上の戒厳令下におき、北京周辺の工場をすべて1か月以上も前から休業させた。陸海空3軍と第二砲兵(ミサイル部隊)の全軍に命じて、軍事パレード要員を選抜させ、何ヶ月も予行演習を行わせた。全軍は、取組み状況と目標達成度を日単位で報告するよう求められた。習近平は「抗日戦争70周年記念」の軍事パレードを、全軍を引き締め、統括する手段として活用した。軍最高幹部の忠誠心を試し、判定する手段とした。

(対中国人民向け)

中国共産党官僚の悪政に対する中国13億人民の怒りは天をも貫くほど高い。中共中央は年間約20万件の暴動や抗議デモ等を武力で鎮圧、ネットやスマホの情報統制を徹底する費用として軍事費を上回る年間15兆円超の予算を投入。国際会議、全人代、建国記念日、党大会等を開催するときは首都北京を封鎖し事実上の戒厳令下におかざるを得ないほど中国人民を恐れている。

そこで、中共中央は13億中国人民の怒りを「日本軍国主義」に振り向けるべく、児童・生徒に洗脳教育を施すほか、メデイアや映画を総動員して、朝から晩まで「日本軍国主義の極悪非道ぶり」を宣伝する。そして、春夏秋冬、反日宣伝用の国家的行事を行うに至った。中韓歴史闘争を世界的規模で行うほか、ユネスコを悪用し反日記憶遺産闘争にも着手。「朝から晩まで」「年から年中」反日歴史闘争が終わることはない。習近平は何を恐れているのか?それほど中国共産党一党独裁政権の屋台骨が揺らいでいるのか?

何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」であって、抗生物質の大量投与は耐性菌を生む。中国13億人民の多数は中共が大量散布する反日歴史闘争という名の抗生物質に耐性を持つようになった。彼らは日本に旅行が出かけ爆買いする。「笛吹けども汝ら踊らず」の光景だ。

(対外向け)

中国人民解放軍(弾圧軍)は中国共産党の私兵集団であるから、軍には「中共を守る義務」はあっても「国家や国民を守る義務」はない。そもそも、中国4000年の歴史には「王朝」はあったが、「国家」はない。被差別住民はいたが、国政に関与できる「国民」は存在したことがない。

したがって、中共の私兵集団・中国人民解放軍(弾圧軍)が行う軍事パレードは「国威発揚」ではなく「党威発揚」となる。天下(世界)に向かって「偉大なる中国共産党の威光を示す式典」だ。職権乱用と汚職が頭から足の先まで蔓延している中共軍にどれほど戦闘能力があるか?習近平も不安で夜も眠れない。威風堂々の軍事パレードによって「軍事強国らしさ」を演出せざるを得ない。名実ともに強大な軍という自信があれば、莫大な予算を費やして誇示する必要はない。なお、「戦争は外交の一手段」というが、中共においては「軍事パレード」は政敵との権力闘争(反腐敗闘争)の一環でもあり、「見栄え」だけでも成功させなければならなかった。結果は不首尾に終わり、「式典中、習近平の顔色は優れなかった」と指摘される所以だ。

50年前、モスクワ赤の広場で行われたソ連軍の大軍事パレードは世界を驚かせたが、6.4天安門事件で学生・市民ら数千人を虐殺した天安門広場において、加害者たる中共軍が軍事パレードを行ったことについて世界の評判は芳しくない。唯一の成果が、「米国の同盟国韓国大統領を口説き落とし、軍事パレードに参列させた件」というのも寂しい話だ。朴槿恵大統領は(中共から見て)「とても有意義な役割を担ってくれた」となるから感謝しているかというとさにあらず。「釣り上げた魚に餌はやらない」というのが中国歴代王朝の体質であり、今後、朴槿恵が「撒き餌」を期待して北京詣を繰り返しても餌は出てこない。

2.「10.10朝鮮労働党創設70周年記念」の軍事パレード

わずか数時間の軍事パレードを成功させるために、何か月も前から、朝鮮人民軍将兵約2万人、平壌市民約10万人ほどを動員して軍事パレード用の特訓を行ってきた。その費用は1000億円とも2000億円ともいわれている。国家の財力を傾けてまで、「党の威信」、否「金正恩第一書記の威光」を宣伝しなければならない事情があった。朝鮮人民軍100万人と2000万人北朝鮮人民は一糸乱れることなく命を賭して金正恩将軍様を尊崇しつき従うとの儀式を演出する必要があった。

「一糸乱れぬ隊列」とか「数万人のマスゲーム」は独裁者の威厳を示すものであるが、同時に将兵や市民が「機械の歯車」であることを示している。独裁者にとって将兵や市民は「使い捨てるべき道具」であってそれ以上でもそれ以下でもない。将兵や市民は独裁者の求めに応じて、「犯罪者」となり、「出稼ぎ労働者」となり、「無給で働く奴隷」でならなければならない。北朝鮮には個人の意思はなく、国家の意思もなく、独裁者(王族)の意思があるだけ。

(1)金正恩は重心を「朝露関係から朝中関係へ」移行した

今回の軍事パレードで特記すべき点は、中共党中央政治局常務委員劉雲山(序列NO.5)が習近平総書記の親書を携えて訪朝、軍事パレードの晴れ舞台で金正恩と並んで、時には抱き合って談笑したことにある。3年ぶりに、中国共産党と朝鮮労働党の血盟関係が復活した。

金正恩は第一書記就任直後から、前将軍(金正日)の側近を次々に粛清し処刑。そして、事実上の後見人であった張成沢を「中共のイヌ」とみなして銃殺、張成沢一派の一族郎党数千名を処刑したとみられている。結果、中朝関係は断絶、北朝鮮はロシアに急速接近した(事大先の変更)。だが、ロシア経済は先進国の経済制裁と原油等資源価格の暴落で失速、クリミア半島や東ウクライナ地域の親ロ派勢力への軍事的・経済的支援で手一杯であったから、北朝鮮を経済的に支援する余裕がない。ロシアの経済支援を乞い願っていた北朝鮮は予定が外れでガックリ。再び、事大先を中共に移すことになった。(韓国が事大先を米国から中共、中共から米国へと移動するのも右に同じ)

古来、朝鮮半島は海洋勢力の大陸侵攻を食い止める藩屏と位置づけられてきた。毛沢東は北朝鮮の地政学的重要性を認識していたから躊躇なく朝鮮戦争に介入した。海洋勢力が中朝国境の山岳地帯を乗り越え、東北部(旧満州)に侵攻したならばこれを防ぐ手立てはない。という訳で、中共は北朝鮮(できれば朝鮮半島全体)を手放すことができない戦略上の要所と考えている。

中共は中朝関係が悪化すると韓国に経済的恩恵を与え(撒き餌をして)囲い込んだ。半島全体を失わないためのリスクヘッジだ。韓国朴槿恵政権は「中国が北朝鮮に圧力をかけ核開発を放棄させてくれるのではないか」との淡い期待を抱いた。「安全保障は米国に、経済は中国に」という二枚看板(ツートラック)を掲げていたが、察するに、その真意は「北朝鮮に代わって韓国が中共の第1子分(藩屏)になる」ということにあった。中共から見ると、韓国の二股外交は信頼できない。成り行き次第で、韓国は米中いずれの方向に転ぶか分からないからだ。(中共から見ると)韓国一辺倒の半島政策は危険すぎる、韓国が裏切っても半島全体を失わないためには北朝鮮との断絶状態を解消し、よりを戻しておかねばならない(リスクヘッジ)となる。かくして「凍てついた中朝関係」が急速に雪解けにモード向かって動き始めた。

北朝鮮と韓国が事大先(寄生先)を求めて右往左往している光景は、朝鮮民族5000年の行動様式であって驚くことは何もない。朝鮮民族には、周辺大国にすがりつき、保護してもらい、寄生するという事大精神が民族のDNAに深く刻印されている。羞恥心や善悪という価値観を超越した大自然の摂理なのだ。朝鮮民族に「もっと自立心を持ってはどうか」などと余計なお節介を焼いても何の効果もない。

(2)軍事パレードは子供の遊び(戦争ごっこ)ではない

酩酊している訳でもないのに軍事パレードに興じるなんて、健常者であれば誰でも「正気の沙汰とは思えないわ」と感じる。だが、彼らは国富を傾けてまで「軍事パレード」の成功を祈願して取組む。狂人が刃物を持つから危険なのだ。彼らは「国威発揚」と独裁者の「威厳」を示すためだけに「戦争ごっこ」を楽しんでいる訳ではあるまい。戦備を整え、「勝てる情勢」が訪れるのを待っている。伊達や酔狂で莫大な軍事費を投入し軍事力を強化しているのではない。戦争を仕掛け、濡れ手に粟の大儲けをするために軍備を整えているのだ。

ロシアはクリミア半島を併合し、東ウクライナの内戦に介入しているほか、シリアのアサド政権を支援するために反政府軍各派の陣地を空爆し巡航ミサイルでも攻撃した。

中共は我が国固有の領土尖閣諸島を奪う意思を隠さず、繰り返し公船を領海に侵入させ既得権つくりに励んでいるほか、南シナ海全域の制海権と制空権を獲得する意思をもって西沙諸島・南沙諸島海域の岩礁を埋めて軍用滑走路や軍港建設を推進中だ。

北朝鮮は国是となっている「軍事力による半島の赤化統一」の機会を窺う。韓国の政治が一層混乱し、韓国経済が失速して政府に対する国民の不満や怒りが高まるのを期待している。米韓軍事同盟の形骸化を促すべく「対中擦り寄り外交」を手助けする。日韓関係が改善しないよう「中韓歴史共闘」を支援する。加えて、在韓米軍の大幅削減や戦時作戦統帥権の韓国軍への返還を促す(金大中・ノムヒョンの左翼政権10年が推進した太陽政策)。

まとめ

世の中が乱れると、正業に従事できない者や正業だけでは食えない者が増える。彼らは集って徒党を組み、暴力(武力)で財貨を略奪する盗賊や海賊となる。盗賊や海賊に専従するか、非専従の盗賊や海賊に留まるかは時と場合と状況による。

現在、アデン湾のソマリア人海賊とマラッカ海峡のインドネシア人海賊が通行する船舶を襲撃して積荷を略奪し、又は乗員を人質にとって身代金を要求する等船舶航行に重大な支障をきたしている。我が海上自衛隊はジプシに護衛艦と偵察機を派遣し、多国籍軍と協同して海上警備活動を行っている。

シリアの内戦は多くの盗賊(武装勢力)を生んだ。内戦の混乱に乗じたイスラム原理主義テロ組織「アルカイダ」は大量の武器を入手し、多くの無職者を吸収して急速に膨張、強大な反政府武装勢力の母体となった。とりわけ、イスラム国(IS)は大量殺戮、財貨略奪、拉致と身代金要求、捕虜売買など盗賊たる要件をすべて備えている凶悪集団だ。このような盗賊が国家権力を簒奪したならば、中共や北朝鮮の如き恐怖の独裁政権が誕生する。

盗賊は例え共産主義を標榜しても「盗賊」の本性まで覆い隠すことはできない。暴力で民衆を支配し、武力で領土を拡大するという「盗賊」の本性を変えることはない。「暴力(武力)」は盗賊の拠って立つ基盤であるから、彼らは「軍事パレード」を最大の国家的行事に位置づける。

大英帝国の基礎を築いたとされるエリザベス女王は「海賊」と契約し、バハマ諸島海域おいてスペイン船舶を襲撃させ、略奪した金銀財宝の相当分を収受したといわれている。さらに英国はユダヤの資産家に東インドイギリス会社(武装商社)を設立させた。海賊や商社に独占的権利を与え、かつ保護してやることで、英国も莫大な上納金を得ることができた。

海賊(英国)と山賊(中共)はよほどウマが合うのか?人民元建て国債の売買を英国市場で引き受けるとの話がトントン拍子に進んでいる由。

いよいよ「何でもあり」の時勢になった。    白髪爺 at 22:42

この記事へのコメント
1. Posted by 8 2015年10月16日 11:14
前エントリの「8.」です。(そのまま、ひとまず「8」でコメントさせて頂きます。宜しくお願い致します。)

いつもながら読み応えの有る鋭い分析で、勉強になります。

ありがとうございます。

まとめの最後に少しだけ「ユダヤ」が出てきましたので、こちらのブログのカテゴリを改めて拝見致しましたところ、世界の多くの戦争を背後で操って様々な利益を上げつつ、世界支配を着実に進めている「ユダヤ」に関するカテゴリが無い事に気付きました。

渡部悌治氏の著作「(我が愛する子や孫に語り継ぎたい)ユダヤは日本に何をしたか」は日本人必読であると思いますが、そこには、いかにユダヤが世界にとって危険な存在であるかが書かれております。(キリスト教も同様。)

ユダヤ自身が「自分たちがフランス革命を引き起こした」という意味の事を公言致しておりますし、ずっと以前から着実に世界の背後で暗躍致しております。

我が国の政治家にも昔からユダヤの手先が多数居るようです。

白髪爺様はユダヤに関してどの様にお考えでしょうか。(前回の投稿でも、コメントに出ておりましたTPPも出所はユダヤだそうですが。)

2. Posted by 白髪爺 2015年10月16日 17:53

ユダヤ人は大別すると、改宗してユダヤ人になったアシュケナージと先祖伝来のユダヤ人とされるセファラデイがいると言われております。前者が無政府主義者・無国籍主義者で反日のユダヤ人が多く、後者が「シオンの丘に帰ろう」を主張し、イスラエル国家の保持を願う親日のユダヤ人が多いといわれています。
「ユダヤの陰謀論」という、ユダヤ人各派の違いを無視した荒っぽい分析には違和感を感じます。恐怖心を煽って、「ユダヤ人排斥運動」や「ユダヤ人迫害運動」を推進することになりかねませんから。

3. Posted by 8 2015年10月16日 20:28

白髪爺様、ありがとうございます。

欧米系(乗っ取り系)のユダヤ人である「アシュケナージ/アシュケナジー」に虐げられている、真のユダヤ「セファラディ/スファラディム」を一緒にして「ユダヤ」と語るのは、(世界的に見れば)仰る通り間違っている面が有ると思います。

ただ、少なくともこの日本に災いをなしているのは、事実上の「ユダヤの主流派」となっている「アシュケナージ/アシュケナジー」ですから、日本に於いてそれを「ユダヤ」と表現する人が多い事は、ある意味仕方が無い様な気が致します。(日本に、セファラディ/スファラディムが政治的に関与したことは無いのではないでしょうか。セファラディ/スファラディムは「反日」でも「親日」でも無く、日本と「無関係」に近いのでは無いでしょうか。)

4. Posted by 白髪爺 2015年10月17日 09:53

戦前、イスラエルが建国される前、我が大日本帝国は国際ユダヤ人協会の申し出を受けて「満州国内にユダヤ人自治共和国を建設する案件」を検討したといわれています。世界ユダヤ人協会にとって大日本帝国(満州国)は数少ない活動拠点でした。ロスチャイルド家が「ユダヤ人満州国自治区案件」をイスラエル建国の取引材料に利用しなかったとはいえません。関東軍は欧州で迫害されていたユダヤ人難民50万人を救出する作戦(河豚計画)を立案し、ロシア情勢に通じたスギハラ(関東軍特務機関員?)をリトアニア日本公使館に送り込み、いわゆる「日本国通過ビザ」を大量に発行しました。
関東軍の某中将がイスラエル建国の功労者として顕彰されています。イスラエル政府は関東軍東条英機参謀総長以下ユダヤ人救出作戦に従事した軍・特務機関関係者の代表として某中将を顕彰していると推定できます。連合国から「A級戦犯認定」を受けた東条英機らを顕彰することはできなかったのでしょう。
駐日イスラエル大使館は「日ユ同祖論」の情況証拠を集めていたといわれています。対日関係に無関心であればこのような真似はしないでしょう。
先般、我が安倍総理がエジプト・イスラエル・パレスチナ・ヨルダンを訪問しました。西欧列強がイスラエルを非難している最中に「助け舟」を出しました。
イスラエルと我が国は貿易でも外交でも親密ではありませんが、「深層海流」ではつながっているのではないでしょうか。

6. Posted by セネル・クーリッジ 2015年10月18日 09:38

ブログ記事更新おつかれさまです。
ところで、日本国内の左翼系メディアが大人しいので
全然気がつかなかったのですが、10月16日に米韓首脳
会談が行われていたのですね。
まだ会談が終わったばかりで、結果や両国の思惑を
分析するには時期尚早とも思ったのですが、
何はともあれ米韓首脳会談について、
ブログ主様の第一印象はどのようなものでしょうか?

ネット上にチョコチョコ出てきている情報では
・韓国もTPPに加盟する(かもしれない)
・中国が南シナ海を占領していることを、韓国からも
非難して欲しいと、アメリカから要請があった

と、また事大主義とヘタレを炸裂させているようです
が・・・
でも上記の2つとも、中国が許すはずが無いとも
思えますし。

また、自分の印象としては・・・

「まだ米国は韓国の浮気を引き止めたいのか」
「もうとっくに韓国を中国陣営と見なしているのかと
思っていたのに意外だったな」と感じました。

この米韓首脳会談が「森であり、潮の満ち引き」
なのか「個々の木であり、寄せては帰す波」なのか、
イマイチ判断がつきかねますが。

7. Posted by 白髪爺 2015年10月18日 20:19

(8さんへ)
個人の主義・信条を留保して、「国益の最大化を図るべく」、「時と場合」を勘案して、「自在に」、必要と考えることを実行する政治家を称してマキャベリスト(現実主義者)というのでしょうね。
習近平は疑心暗鬼になって「アベは何を考えているのか?」と警戒していますが、安倍総理が繰り出す「非定型外交政策」に戸惑っているのでしょう。敵(アベ)の次の手が読めないのでしょう。
一方、オバマは「アベは期待に応えてくれている」と感謝しているように見えますが、他方、「極右(カルト・オブ・ヤスクニ)のアベの真意はどこにあるのか?」との疑心暗鬼に陥っていると思います。プーチンやロウハニ(イラン)に接近したりと油断のならない振る舞いをしております。手綱を緩めると、米国の許容範囲を容易に超えてしまいます。
「日中首脳会談と日韓首脳会談はぜひやりたい」とメデイアに流しながら、「靖国神社への真榊の奉納」と「閣僚の例大祭への参加を放任する」等、敵の神経を逆なでする行為の既成事実化を図っております。「私のドアは常にオープン」とかいって、さらに代理人が中韓訪問するたびに総理親書を持参させて敵を揺さぶっております。官邸は「泰然自若」でそれほど目立つ動きはしておりません。
岸信介は「昭和の妖怪」と恐れられておりましたが、真意を見せないので、何を考えているのか窺い知ることができないため「気色が悪い男」とみなされたのでしょう。右翼の大物と親交を持ち、統一教会の創立を支援し、親米派として振る舞い、東南アジア外交に精を出すという「非定型的」な動きをしておりました。

後世の歴史家は安倍総理を「平成の妖怪」と呼ぶようになるかもしれませんね。「他人の評価」よりも、「将来に何を残すか?」を考えているように見えます。「必要があれば毒杯でも飲む」とハラを固めているのかもしれませんね。
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