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難民問題アラカルト

メルケル独首相「移民すべてが欧州にとどまることはできない」
AFPBB News 10月23日(金)12時33分配信

【10月23日 AFP】スペインの首都マドリード(Madrid)で開催された欧州人民党(EPP)の会議で22日、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相が移民危機について発言した。メルケル首相は、「すべての移民が欧州にとどまることはできない、とどまることができるのはジュネーブ条約(Geneva Convention)に該当する者、テロや戦争の被害者だけだ」と言明した。(c)AFPBB News

ますますドツボにはまるメルケル首相 ~難民問題は、「善意」や「人道主義」だけでは解決しない! 中東・シリア情勢は混迷を極め……
現代ビジネス 10月23日(金)6時1分配信

難民政策がらみで女性政治家が刺傷

 10月17日、ケルン市長選の有力候補者であった女性政治家、ヘンリエッテ・レーカー氏が首をナイフで刺され、重傷を負った。翌日が投票日だったので、朝9時、最後のお願いで街角に立っていたところを賊に襲われたのだ。

 犯人はすぐに捕まったが、動機を聞かれ、レーカー氏の難民政策が気に食わなかったと言っているらしい。彼女は無所属だが、現在の政権でも移民問題担当で、リベラルな移民政策を展開していた。

 翌日の選挙では、極右の暴力に屈するものかと市民が一致団結したらしく、レーカー氏は絶対多数を獲得し、市長に選ばれた。しかし、現在、脳低温療法のため、人工的にひき起こされた昏睡状態で集中治療室に横たわっている。

 メルケル氏が、9月初旬、ハンガリーに溜まってしまったシリア難民を例外的に引き受けると宣言して以来、9月5日から10月15日までの6週間で、40万9000人もの難民がドイツへやってきた。

 さすがにこのままでは収拾がつかないとして、早急に数の上限を定めて、秩序だった受け入れを実施すべきだという声は与党内でも高いのだが、メルケル氏は、「政治難民の受け入れに上限はない」として断固譲らない。

 しかし、そのおかげで、受け入れを義務付けられている州政府、また、その下で実際に受け入れに当たっている自治体が、ものすごく困っている。

 その混乱ぶりはこのコラムでもしばしば書いているので繰り返さないが、ドイツは今、解決法のない困難に遭遇していると言っても過言ではないだろう。

難民の行軍は悲惨そのもの

 10月21日、市町村の長、215人が連名で、難民の流入をストップして欲しいという嘆願書をメルケル首相宛てに出した。

 ドイツの与党内では2週間ほど前から、オーストリアとドイツの国境のところに難民ゾーンのようなものを作るという案が出ている。そこで難民を登録し、審査を行い、ドイツに入れる人と、入れない人を速やかに分けようという計画だ。

 ただ、ドイツとオーストリアの国境は長く、しかも何の障壁もないので、そんな関門を作っても、右からも左からもドイツには入れる。そうでなくても現在、国内の治安維持に四苦八苦している連邦警察局の長官は、難民ゾーンを作るなら、まずドイツとオーストリアの国境に壁を作らなければダメだと発言し、ひんしゅくを買った。

 しかし、彼の言っていることは事実だ。それ以外に難民ゾーンなど機能する道理がない。

 これまで難民の通り道となっていたハンガリーは、セルビア、およびクロアチアとの国境を完全に閉めた。もう難民はハンガリーを通り抜けることはできない。そこで彼らは、セルビア→クロアチア→スロヴェニア→オーストリアというルートを取り始めた。

 ただ、このルートは悪路の上、ユーゴ内乱の時の地雷も完全には撤去されていない。しかも、現在、気温が下がり、冷たい雨が降り続いており、道は極度にぬかるんでいる。難民の行軍は1ヵ月前とは比べ物にならないほど困難な状態になっている。

 しかも、スロヴェニアは、自国を通過しようとする難民のあまりの数の多さに驚いて、軍隊を出してクロアチアからの難民の流入を防ごうとしている。しかし、同じく困っているクロアチアは、構わずどんどん送り込む。

 二進も三進もいかなくなって、泥濘の中で立ち往生している人たちの姿は、すでに悲惨を通り越している。

 21日のニュース映像では、どうにかして先に進もうと、暗闇の中、川に首まで浸かって渡河している人々の様子が映し出された。水温は8度だそうだ。濡れた衣服は乾かない。これから寒さは本格的になるから、どうにかしないと、赤ん坊、年寄り、子供の順に死者が出ても不思議ではない。

シリア情勢の鎮静化は一筋縄ではいかない
シリアをめぐる外交作戦が花盛り


<スウェーデン学校襲撃>動機「人種差別や移民排斥」に衝撃
毎日新聞 10月24日(土)11時25分配信

 【ロンドン矢野純一】スウェーデンの地方都市で起きた学校襲撃事件が、スウェーデン社会に衝撃を与えている。同国は移民や難民を積極的に受け入れてきたが、警察当局が容疑者の襲撃動機を人種差別や移民排斥とほぼ断定したためだ。ロベーン首相は「暗黒の日だ」と語り、移民や難民を排斥する動きを非難した。

 地元メディアによると、警察当局は警官に撃たれて病院で死亡した容疑者の自宅から、犯行を示唆する文書を押収し、動機をほぼ解明した。22日に起きた事件では教師や子供の4人が死傷。死亡した生徒は3年前にソマリアから来た難民で、重傷の生徒はシリア難民だという。

 ロベーン首相は事件当日の夜、学校があるトロルヘッタンを訪れ、犠牲者に哀悼の意を示すと共に「互いにいたわり、共にスウェーデンを守ろう」と、移民や難民との共存を呼びかけた。

 また、フリドリン教育相は地元メディアに「単なる学校への攻撃ではなく、国全体への攻撃だ」と話し、移民や難民排斥の動きを非難した。23日には、現場の学校前で人種差別や移民排斥に反対するデモがあった。

 スウェーデンは第二次世界大戦以降、労働力不足解消と人道的見地から多くの移民や難民を受け入れてきた。

 1980年以降、186万人に滞在許可を与えており、同国統計局によると全人口963万人の約2割が外国生まれか、両親が外国生まれだ。今年だけでもシリアなどからの難民19万人を受け入れるとしている。

 一方、反発も起きている。難民が一時的に住居として使っているテントなどへの放火事件が今年に入って多発。自治体によっては、襲撃を避けるため難民を収容する場所を公表しないケースもある。反移民を掲げる政党の支持率は20%で、昨年より7ポイント支持を伸ばしている。

 トロルヘッタンは同国第2の都市イエーテボリの北約72キロにある人口約5万の工業都市。同国の自動車メーカー「サーブ」の本社機能や工場があったが、3年前に閉鎖された。他の都市と同様に移民や難民を受け入れており、昨年は外国出身者3046人が移り住んだ。襲撃された学校も約400人の生徒の半数以上が移民系だという。

移民であふれる「通り道」の国々、国連がEUの連携を訴え
AFPBB News 10月22日(木)11時33分配信

【10月22日 AFP】数百人におよぶ移民が21日、セルビアからクロアチアに入国した。移民の通り道となっている国々が抱える問題や、現在もギリシャに毎日5000人から8000人の移民が入国していることをうけ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の広報担当者は、連携のとれた対応が必要だと訴えた。(c)AFPBB New

移民ショック バルカン諸国に試練の冬 スロベニア「制御期待するな」
産経新聞 10月22日(木)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】中東や北アフリカの難民・移民の流入問題で、欧州を目指す移民らの主要経路であるバルカン諸国の状況が再び混乱している。ハンガリーの国境封鎖で、移民らが大量流入するスロベニアなどは対処に苦慮。厳しい気象条件下に移民らが留め置かれる場面も増え、本格的な冬の到来を前に関係者は懸念を強めている。

 「人口200万人の国に制御するよう期待するのは妄想だ」。スロベニア政府は20日、欧州連合(EU)に協力を訴えた。同国ではハンガリーが17日にクロアチアとの国境を封鎖したのを受け、18日以降、クロアチアから入境する移民らが約2万人に急増した。

 20日には、厚手の上着に身を固め、フードをかぶった移民らがスロベニア国内から徒歩でオーストリアに向かう姿がみられた。スロベニア東部の難民キャンプでは21日、火災も発生し、20以上のテントが燃えた。いらだつ移民らが放火したとされている。

 スロベニアは移民らを受け入れる姿勢を示すが、混乱回避のため、1日の入国者を2500人に制限する考えだった。だが、クロアチアはスロベニア国境付近への移民らの移送を継続。このため、スロベニアは20日、兵士140人も国境地帯に派遣した。

 一方、クロアチアはセルビアからの流入も抑制し始めた。ロイター通信によると、この結果、セルビア国内にとどまる移民らは1万人超に上っている。

 国境地帯では、激しい雨で地面がぬかるみ、気温も低下。食料も不足する中、移民らがたき火をしたり、身を寄せ合ったりする光景が広がった。支援団体関係者によると、低体温症を訴える移民らも出ている。

 「このままだと、ここで死んでしまう」。子供とクロアチアへの入国を待つシリア出身の女性は20日、AP通信に語った。別の支援団体関係者は「地獄の入り口だ」と表現した。

 冬を前にトルコからギリシャの離島に渡る移民らも再び増加している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、その数は19日だけで約8千人に達し、今年、ギリシャに入った移民らは50万人を突破。離島には20日時点で約2万8千人がまだとどまる。

 これらの移民らが今後、欧州を目指せば、厳しい環境下で危険は増す。UNHCRの報道官は20日、EUに「ギリシャなどで受け入れ環境を整備することが最重要だ」と呼びかけた。

参考

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イラスト:はすみとしこさん

中国・朝鮮からの移民・難民問題を考える 2015.10.24
1/3【討論!】中国・朝鮮からの移民・難民問題を考える[桜H27/10/24]
2/3【討論!】中国・朝鮮からの移民・難民問題を考える[桜H27/10/24]
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