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中国の“元の基軸通貨化”が、中共権力崩壊のトリガーとなる?

推摩 一黙のブログ 2015年12月02日 02時40分

前略(自分の寿命等についての感想の続き)
と、思うコトがたびたびありまして、今から一年後に自分が生きている“自信”が無くなっております。

本当は、こんな事じゃ、弱気じゃいけないんでしょうが……まあ、本来はすでに15~16年前に、「最初の心不全に陥った時」死んでいたハズが、あるいは腎臓もヤっちゃった「ちょうど十年ほど前」にも死んでいたハズの自分が「今、この時生きている」というコトはある意味で“奇跡”であり、あるいは『運命のいたずら』なのかも知れませんからねー┐( ̄ヘ ̄)┌

そういう意味で、「生きてるコト自体が儲けモノ」で、なんというか「死ぬ筈だった自分が“余生を生きている”」ような感覚に囚われるコトがあります(´_`。)

本当はそんなコトじゃいけないんでしょうが……色々と辛いっス(iДi)

ですが、まあ、“生きている限り”は、自分なりに『成すべきコト』『成せるコト』『成したいコト』を模索して最後まで足掻いていきたいと思います!

☆ついに人民元がSDR入り!?

さて、こんな私が、世間に「何か建設的に関わり、できるコト……」と、いえば、やはりこのブログを使って“発信”することです。
で、つい昨日、30日に一つのニュースが飛び込んで来ました。
それは――

●IMF、人民元のSDR採用を決定
2015年 12月 1日
[ワシントン/トロント 30日 ロイター] -
 国際通貨基金(IMF)は30日開いた理事会で、特別引き出し権(SDR)構成通貨に中国人民元を採用することを承認した。

 35年ぶりの大掛かりな構成通貨の変更となる。
 人民元のSDR通貨バスケット比率は10.92%と、事前予想並みの水準となった。
 IMFが2010年に設定した直近の比率はドルが41.9%、ユーロは37.4%、英ポンドが11.3%、円が9.4%だった。
 人民元が採用されたことで、この比率はユーロが30.93%に低下、ポンドも8.09%、円も8.33%にそれぞれ低下した。
 ドルの比率は41.73%とほぼ同水準に保たれた。
 人民元が構成通貨に加わるのは来年10月以降。
 IMF関係者によると、全会一致での承認だった。
 IMF当局者によると、IMFは理事会投票結果を公表しない方針。
 IMFの評価基準を満たすため、中国は過去数カ月間、国内為替市場への外国人のアクセス改善など一連の改革を行ってきた。
 ラガルド専務理事は声明で、改革の継続に期待感を表明。
 「こうした取り組みの継続や深化に伴い、国際通貨・金融システムがより強固になり、中国・世界経済の成長や安定を下支えする」と述べた。

 中国人民銀行(中央銀行)はこの日、IMFの承認を歓迎する声明を発表。自国の経済発展や最近の改革についてお墨付きを得たとの認識を示し、「中国は、金融改革や開放促進の動きを加速させる」とした。

 アナリストは、中国が資本勘定を完全に自由化し、変動相場制に移行しない限り、投資家は人民元を国際通貨として使用することに引き続き慎重になる、との見方を示している。

――と、まあ、ハイ。
IMFも「ルビコンを渡る」よーな大胆な決定をしましたネー(棒
しかし、『(IMFの)ラガルド専務理事は声明で、改革の継続に期待感を表明』とかといっていますが、甘いというか、幻想ですネ(棒

むしろ、その後の「中国が資本勘定を完全に自由化し、変動相場制に移行しない限り、投資家は人民元を国際通貨として使用することに引き続き慎重になる」という見方が正しいでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

なんせ、国内外の資金移動も中国政府の許可をもらわないと出来ないし、為替相場は毎日中国政府が勝手に決めているような使いにくい『管理通貨』が“国際通貨を名乗る”だなんてチャンチャラ笑わせてくれますw

まあ、これから綱引きが始まるワケでして ┐( ̄ヘ ̄)┌ 「中国はご都合主義で内の矛盾や問題を外にやるため」に“人民元の準基軸通貨化”を求めてて、IMFは「ルールを守らせる為に取り込もうとしてる」ワケですが……「無茶したらSDRから外すよ」ってのを切り札に手綱を握ったつもりなんだろうが考えが甘過ぎる!

まぁ、どー考えても『中共にルール守れ!』とか不可能に近いしね(´_`。)

いずれにしても、これから世界から見た元の信用度がわかるな。
信用されなければ、暴落する。
ま、認可まで1年もあるしな。
「正式採用は来年の秋から」……その頃に中共がまだ“存在”してるといいですね(棒

さて、kZmさんが前回の記事でのコメントでこのニュースについて、いち早く――

>来年10月かららしいですが、中国やら世界情勢はそれまで待てるのかなー?ww
>ネットじゃこれは罠で、外貨をタレ流させるためとか書かれてますが、多少の被害でも勿体ないんで、とっとと崩壊させたいっすな。

――と、コメントを下さってましたが、本当にその通りですかなw

しかし、外から見てれば「中国の、中共独裁体制の終焉を加速するダケ」な『人民元の準基軸通貨、国際通貨化!』を、中共自らが「望み、ある意味で手段を問わず固執した」のは何故なのでしょう?

その答えは、彼ら自身が「人民元がSDRを取得するメリット」として挙げている次の四つを観れば分かるのでしょうか?
①人民元による世界への融資と投資が可能になる。
②中国を中心にした世界の富の配分へ行えるよーになる。
③世界における中国の金融機関の地位を格段に押し上げる
④多種多様な税収が期待できる。

……以上は、中国が2011年に「SDR取得を目標に挙げた『中国金融戦略2020』というレポート」の中で挙げた「中国がIMFに人民元のSDR取得を認めさせる」その意義とメリットですが――④番目の項目を除けば、「全て、今のドルの一極支配体制を崩壊させ、その地位を中国の人民元が奪う!」あるいは、それが無理でも「一気に今のG7体制を崩壊させ、アメリカと中国の二大大国が世界を主導するG2体制に持っていく!」という中国の、中共の気概というか執念が露わに出ていますなぁw

まあ、日本の『価値観外交』と『自由と繁栄の弧』による自由と民主主義という同じ理念を持つ国々が、そうでない国(=中国、韓国)を包囲していく戦略と、アメリカが「中国に国際ルールは作らせない!」と断言したように「TPPによる“中国(と、それに与する国々=韓国等)外し”のアジア太平洋経済圏の形成」などによる外からの圧迫と。

中国国内の「改革開放以来、成長の“代償に”積み上がった汚職や不良債権、放置して来た公害・環境破壊のツケ」と、いまや「過剰になった余剰労働力と供給力」の捌け口を外に求め、AIIBや一帯一路の新シルクロード構想などでそれを成し遂げる為にも「人民元での直接海外融資」と「中国金融機関の世界的地位の向上」は、その成否に大きく影響する『人民元の準基軸通貨、国際通貨化』がなるかどうかにかかっています。

――と、いうようなコトも、「五年にいっぺん」のIMFの制度見直し、すなわち「今年2015年のSDR取得」が成るか成らないかで“次は五年先に……”となりかねないので、それに耐えられない(コトを一番知ってる)中国が「人民元をSDRに何としても押し込もうとした」その執念の理由を後押ししたんでしょうネェ(´_`。)

しかし、「人民元の準基軸通貨、国際通貨化」への世界からの信任、受け入れは『どう考えても無・理でしょう』ネェ┐( ̄ヘ ̄)┌

理由は明々白々で、今でも「銀行のATMから普通に偽札が出てくる国」なのに「市場に流通する現金の二割が偽札?」というありさまで、さらに「両替や資金移動に極端な制限がある通貨」なんて……仮に商品の代金を人民元でもらったとしたら、速攻でドルとかに両替するぞw

こんな信用できず、使いにくい通貨が「国際通貨」だとかw

日本にも中国人が爆買いに来てミルクやオムツと交換で押し付けられるように置いてった「大量の元」なんてことになって途方に暮れる未来図が目に浮かぶw

まあ、ほとんどババ抜きになるだろう┐( ̄ヘ ̄)┌

もっとも、「中国からの爆買い」を当てにして欲をかいて「人民元払いでもOK」なんていってるドンキホーテとかの量販店で今でもあるんで、『人民元の国際通貨化』なんてのが現実になったら、「爆買いで人民元を掴まされる」日本企業が日本国内で出かねない(^_^;)

あと、AIIBの国際金融市場での資金調達で「日米が加わっていなくても」“ドル建て債”の格付け、信用が上がって「少しは有利な利率」で資金を集めれそうですし、あるいは『AIIBの融資は“ドル”ではなく“人民元での直接融資”というコトになり』そーです(棒

しっかし「AIIBから融資を受ける」……それも『人民元建て』で、となると日本や欧米といった国の企業の入札は期待できませんので、中国がその国の国際入札事業を請け負うコトになります。

ですが、中国が事業を請け負った場合――こういう国際入札事業の場合、労働者として、現地の人間を雇用する事が普通なんだが、中国の場合はそうじゃない。

労働者も自国から連れてきて、資材も建設機械も全部中国から持ってきて仕事をやってしまう。

その結果、「現地の雇用にも貢献せず、カネも落とさない」だけでなく、工事が終わっても立ち退かず、そのままチャイナタウンまで作って居座ってしまう。

っていうか、中国が海外支援や公共事業で融資する場合、『中国の国益優先』の姿勢が露骨だからなぁ(呆れ

例えば中国は今までインドシナ半島を南北に走る道路や鉄道のためなら、事業自体が損してでも何でも協力する一方、東西に走る道路や鉄道には中国は極めて冷たかった。

その理由は明白で「インドシナ半島を南北に走る道路や鉄道なら中国がASEAN諸国に中国製の安い物品を洪水のように輸出して現地の地場産業を破壊し、経済的に支配するために使えるからだし、 いざという時には軍隊を運んで反対勢力を制圧するためにも使える」からだが、逆に東西に走る道路や鉄道を整備しても「中国には使えないし、ASEAN諸国が横に連合して中国に対抗する事につながるから」損だと中国は考えるからだ!

まさしく「時代遅れの植民地時代の侵略者としての思考」であり、実際、欧州諸国がアフリカを支配し、搾取した時代を思い出せばいい。

アフリカに作られた鉄道は、すべて内陸と海をつなぐ方向に作られ、海岸沿いの諸都市をつないで利便性を高めるような海沿いの路線は決して作られなかった。
欧米諸国がアフリカを搾取するためには海と内陸をつなげばよく、海沿いの各国諸都市を結ぶ海沿いの路線など必要無いからだ。

逆に、下手すれば植民地現地の反抗勢力の連携に利用されかねない。

さて、最近、日中が受注合戦を繰り広げていたインドネシア・ジャワ島高速鉄道計画は、白紙化された直後に中国が受注するなど――それも『インドネシア政府の財政支出や債務保証を必要としない』 という破格の条件で中国が引き受けたが、中国がインドシナ半島を南北方向の路線なら、タダ同然の条件でも作ってやるが東西方向はやらないのはこれと同じ理由だ。

広域鉄道網を敷設してまるまる影響下に置こうとか、かつての日本帝国が目指した大東亜共栄圏みたいだよなw
チベットも鉄道路線を通じて洪水のように漢民族や物産が流れ込んで中国の支配はますます強まった。

つまりAIIBからの融資や、中国の(人民元による)融資や工事の入札を受け入れるというコトは、自ら「中国の経済的、政治軍事的勢力支配下に入る」ということだ!

オマケに現地にはカネも落ちず、雇用にも貢献しないどころか、中国から連れて来られた中国人労働者が現地にコロニー(入植地)を作り、下手すれば領土を乗っ取られるコトにもなりかねない。

なのでミャンマーなどで、中国との間に国境付近の領土を乗っ取られて紛争問題にまで持ち上がっている。

と、いうように「人民元の国際通貨化」は、こーした中国の従来の周辺諸国への『経済的進出と経済支配』あるいは『中国人“棄民”を送り込んでの土地や資源の乗っ取り』がやりやすくなり加速するコトになるので、そうした“野望”を実現する為にも、大きな一歩として中国は「人民元の準基軸通貨化(IMFのSDRに採用されるコト)」に執念を燃やすのだ!

☆それでも中国の破滅、崩壊の引き金に“人民元の国際通貨化”はなる

さて、このような中国の野望や目的は、欧米諸国も良く分かっている。

なのでアメリカは(日本と共に)、「人民元のSDRへの採用」には渋い顔だが、欧州勢が今回「来年、秋の正式採用」という形で時間を稼ぐことにより、押し切ってしまった。

欧州勢が「中国の肩を持つ」理由は簡単で、AIIBや人民元建ての債券が海外募集されるコトで欧州勢は「新たな投資先」を得るコトができるし、英国のシティをはじめコペンハーゲンなどの欧州の金融市場は中国の資金集めに協力するコトで「手数料を稼ぐ」こともできる。

あるいは上手くやれば、中国が主に請け負う事業に一枚噛むコトも、中国が未だ自国では賄えない建設機械や技術を売り込むコトができる。

そして何よりも「中国国内の過剰となった供給力や、労働力の捌け口を与えるコトで中国経済がこのまま行き詰まり“経済破綻”するのを回避させられる」とも思っているのでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

なにせ、欧州EUユーロ域内は「未だギリシャを始めとする域内の不況、財政経済危機を抱えて」いますし、「移民と難民とテロ」の問題もあり、経済的、社会的に危ういバランスの上で成り立っています。

そんな中、多くの欧州企業が投資し、輸出している中国が、中国市場が傾いでは「共倒れになりかね」ません。

さらに欧州には中国資本が多く投資されていますが、中国が危機に陥ればその“中国資金”が引き上げてしまい、欧州経済が打撃を受けるコトになりかねません。

いわば、中国と中国市場と資本という経済関係でつながりを深めた欧州は、中国と共犯関係になってしまっているのです。

ですので、中国市場と「一帯一路の新シルクロード構想」というのもなんですが、東南アジアから中央アジア、東欧、中欧を結ぶ地域の権益において、中国と欧州は(呉越同舟、同床異夢ながら)共通の利権、利害で手を結んでいるのだと見て間違いないでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

しかし、この「欧州からの援護射撃」ともいえる今回の人民元のIMF,SDRへの採用=人民元の国際通貨、準基軸通貨化は逆におそらく「中共独裁体制の寿命を縮める」結果にしかならないでしょう!

そう考える理由は明白で「元の国際通貨化」は、そのまま「レート変動なしで主要通貨なんてありえません」ので、必ず『人民元の自由化』へ舵を切るか? あるいは『固定為替のまま資金の移動に制限させる』道を選ぶのか? 

中国はどちらかを選ばないといけない立場に立たされるコトになるからです。

そこでもし『人民元の自由化』へ舵を切れば「国内から資本や富が流出する」のを止められなくなりますし、逆に『固定為替のまま資金移動の制限』をやろうとすれば、必ずその国の金融金融システムに無理がかかってどこかが崩壊してしまう……と、 どちらを選んでも地獄、破滅の道です。

欧州は東洋から遠すぎて、チャイナ幻想がいまだに蔓延ってるんだろうから中国に賭けすぎてるんでしょうが、このままだと――特に欧州ではドイツが『韓国と同様に』中国に与し過ぎて、その倒潰に道連れになるでしょう(棒
まあ、もっともアメリカだって最近まで“幻想”持ってたんだからw 仕方ないのかも知れませんがね~┐( ̄ヘ ̄)┌

いずれにしても、「中国の人民元のSDR採用(事実上の元の国際通貨・準基軸通貨への仲間入り)」は、決して中国中共当局やIMFの背後に居る欧州勢の思惑と違い、『祝福されるべきコト』ではアリマセン。

むしろ、中国という国の、中国共産党一党支配下にあるこれまでの中国が溜め込んで来た“矛盾・負債”が一気に破裂するそのトリガーとなってしまうでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

理財商品にシャドーバンク、鬼城の不動産バブルの崩壊から、海外に裸官が持ち逃げした三百とも四百兆円ともいわれる規模の富、あるいは砂漠化が進み、水、土から空気まで汚染された放置されて来た公害……これら、いままで『経済成長の名の下に』抑え込まれて来た矛盾や問題や負債がいよいよ抑えられなくなっています。

今回の“人民元の国際通貨への仲間入り(SDRへの採用)”は、導火線に火がつけられたのと同然です

「国際的な通貨となる信用を守り維持する」その難事業を今の中国にやり遂げられるとは、とてもではありませんが思えません!

今年六月~九月の株式バブル崩壊への「手段を択ばないにもホドがある常識外れっぷり」を思い出してみてもそれは分かります。

……かといって、習近平が引きずり降ろされ、李克強ら団派の経済改革派が権力を握って人民元の自由化に踏み切っても、「中国国内の富や外資が逃げ出す出口」を作るよーなモノで、これまた中国経済の破綻へ向かうダケなのですが――

さて、今後が“実に楽しみ”ですなぁw
皆さんはいかが思われます?w
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