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COP21の欺瞞 中国は2030年まで温室効果ガスを増大させる!!

おゆみ野四季の道  新 (27.12.10)

 COP21(国連気候変動枠組み締結国会議)ほど欺瞞に満ちた会議はない。
地球温暖化問題は国連加盟国すべての責任だとなっているが、実際は違う。
現在温室効果ガスの26%を排出しているのは中国で次がアメリカの16%だ。この二か国だけで全体の42%で、この二国が削減しなければ他のどの国が削減しても何の効果もない。

 しかも問題は中国の26%という数字は2012年現在だから、現在はさらにウェイトが大きくなっている可能性が高い。
中国とアメリカは京都議定書から外れて自由に温室効果ガスを排出してきたが、その増加割合は圧倒的に中国の方が高い。
だからこの温室効果ガス削減問題とは,現在では全世界のおそらくは3割を占めていて、さらに温室効果ガスを増大させようとしている中国の問題なのだ。

 中国の大都市は毎年冬になると高濃度の光化学スモッグに覆われ、現在北京市では赤色警告(最高レベルの警告)が出されている。工場はほとんどが操業を停止させられ、自動車は偶数・奇数番号で乗り入れが規制され、小中学校は休校になっている。
毎年繰り返されるこの光化学スモッグの被害にさすがに中国も値を上げて、今までは出すことを渋っていた削減目標を国連に提出した。

 それによると「中国は2030年までにGDPあたりの排出量を2005年対比60~65%減らし、2030年以降は削減になる」という。
何を言っているのかわかりづらいが、簡単に言えば2030年までは削減をせず、温室効果ガスを増大し続けるといっているのだ

この計画では中国以外の各国が削減している時に一人中国が温室効果ガスを増大していき、おそらく2030年ごろには全世界の排出量の約半分は中国が排出していることになるだろう。だから実に茶番に満ちた計画数字なのだ。

 今回のCOP21では各国に削減義務を負わすことなく自主的な運用にすることと、5年ごとに削減目標を見直すこと、それに先進国・新興国は後進国に2020年までに1000億ドル(約12兆円)の資金援助をすることが決まるようだ。
前回の京都議定書では先進国だけ削減義務がありこのため日本はペナルティーを支払ってようやく目標をクリアした苦い経験があるので削減義務がないことは喜ばしいことだ。

 一方で中国がこのまま温室効果ガスを増大させながら排出し続けると世界は一体どうなるのだろうか。
現在中国は北京市を中心にP.M2.5(窒素酸化物)による大気汚染が激しいがこれはほとんど人類の生存の限界値に達しつつある。
習近平氏は「中国人は世界にもまれな公害に強い人種でこの程度での公害でへこたれないから、さらに窒素酸化物の排出を増加させGDPを増大させよう」と考えているようだが、果たしてこの中国全土で繰り広げられている人体実験は習近平氏の思惑通りになるだろうか。

 習近平氏の予測が正しければ世界中で温室効果ガスの被害が広がり日本人などは死に絶えてしまうかもしれないが、その場合中国人だけが光化学スモッグを胸いっぱい吸い込んで、スモッグ人間となって繁栄することになる。
一方予想に反して中国人が公害に弱いとなると今度はこの実験で中国人が死に絶えてしまって、中国発の公害問題は解決することになる。

 現在はその壮大な実験が繰り広げられている最中だが、結論が出るのは2030年だからまだ15年先の話だ。
習近平氏の実験は果たして成功し、世界はスモッグ人間化した中国人だけが生き残るのか、あるいは失敗して中国人が死の行進をするのかガチンコ勝負になってきた。
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