Entries

小坪しんやブログ:日韓合意について(抜粋)

小坪しんや ブログ

安倍政権を守るため、国内世論の内圧を維持する。
2016年1月3日

朝日新聞社が火をつけた慰安婦の虚構は、実体化しつつある。他ならぬ現政権において、だ。
これをどう受けとるべきか思案した方も多いだろう、未だ混乱は継続中である。

一つ明示しておきたい点がある。私は、現在も「安倍内閣の続投」を願ってやまない。そして、そのためには「本件に納得してはならない」というスタンスを示す必要を感じたのだ。
それは政治の現場において、最も末端の地方議員ゆえに感じる感覚と言ってもいい。

自民党を支援し、安倍首相を支持する層からの「内圧」が必要なのだ。
政治は、世論を受けて動くものであるからだ。
この内圧がなければ、政治は判断をくだせない。

これが安倍首相の考えた、現内閣の考えた「凄まじい戦略」であったならば、どんなに良いだろう。
私も実は「そうであって欲しい」と祈る立場だ。しかし、現時点においてはその確証はない。
むしろ反証の材料しかない。最も端的なものを挙げれば、「やる必要が、そもそもなかった」という点。この一言に尽きる。

外務省は慌てて、様々な資料を出した。あの動きは「焦り」に拠るものだと私は考えている。
何に対する焦りかと言えば、「首相の支援者からの怒りの声」に対する焦りだ。

再三において述べてきたが、「最終的な動き」としては同じになると言った。
これは「遠望なる戦略がある」と主張する層とも、同じ動きになるという意味だ。
なぜなら目的が、安倍政権を支えることであり、最終的に求める結果が同一であるためだ。
入口が、スタートラインがどちらであっても私は構わないと思う。

本当に、「安倍内閣が終わる」ようなリスクとは何か。
それはこれ以上の譲歩である。米国の圧力に屈した形で、韓国にお詫びを続ける姿が継続した場合、さらなる譲歩があった場合は、もたないと思う。

外務省は、折れたがっていると個人的には思う。特に対CHINA、対韓国、対北朝鮮においては、弱腰すぎたと感じるからだ。
それを防ぐには何が必要か、それは保守層からの怒りの声であったり、疑問の声である。
「これ以上の譲歩はない!」と、政治判断を下すにあたっては、世論の内圧を抜くわけにはいかないと考えたのだ。

安倍内閣にとっての致命傷とは何か
実にシンプルだ。
これ以上の譲歩を、韓国に対して行うこと、である。
3月には文書化もされるようだが、内容が現時点で決定しているとは言えない。その文書化の際に「日本のさらなる譲歩」がなされた場合、これは致命傷になる。
断言させて頂きたい。

では、その可能性はあるのか。
私は、「ゼロではない」と考えている。
ゆえに内圧を抜いてはダメだと舵を切った。

理由となるが、実際、韓国は苦労している。
行橋市の予算規模は約300億、福祉予算のみでも100億を突破。うち生活保護費が30億である。
行橋市の生活保護費の、3分の1で手打ちをさせられては、韓国側の政治団体も黙っていない。
皮算用でもしていたのか、若しくは引っ込みがつかなくなったか。

「そういうデモ」が行われた。
韓国政府はこれを取り締まった。
一部においては、約束を履行した、ということに違いない。
守ろうとはしている、しかし苦労もしている。

保守派はこれを笑うばかりだが、この「苦労」は韓国を有利にする。
日本を不利にしていく動きであり、笑ってばかりもいられない。

米国の存在も視野にいれるべきだ。
今回の件は、単に日韓関係として見るべきはない。
これは外交だ、米国の存在を無視するわけにはいかない。
発端は、確実にここ(米国の意向)にあると見ている。

となると、手打ちをして欲しがっている米国の存在、これを念頭に置く必要がある。
なぜ米国が手打ちをさせたいのかは後述するとして、3月の正式合意、文書化は「なされるべき」と考えるものがいるのだ。日本ではなく。

私のスタンスとしては、新規のもの(日本国の動き)は一切不要というもの。
今回のお詫びも含め、そしてそれが海外メディアに報じられたことも含め「やるメリット」を感じないからだ。どの政権であっても私は同じ反応を示す。

米国は「合意させたい」という前提に立った意見だが、韓国のみは苦労している。
となれば、米国がどう動くか。日本に対し「さらなる譲歩」を求めるだろう。
日本の保守層が「安倍首相のすることだから仕方ない」と受け入れてしまっては、対応に苦慮する韓国のみにさじ加減が働いてしまう。

「日本だって世論が納得していない」という状況でなければ、この外圧に抗うことは難しい。


日韓合意が世界に与える影響。打ち出の小槌、日本
2015年12月31日

韓国に続き、CHINA・北朝鮮・台湾も動いた。フィリピンでも同じ動きはあるだろう。請求権は消失していたはずだが、今回の動きをもって「求められても仕方ない」状況にある。その点は理解した上で動くほうが良いと思う。

結果的に、世界の打ち出の小槌となりつつある日本がある。
これが海外での報道を通して「外堀りを埋められた」打撃である。
韓国と違い、信頼のある日本の発言として触れられた以上、「今までの韓国の主張」が正しかったと錯覚させている状況にあり、国外においては「慰安婦という虚構は実体化」しつつある。

状況を理解した上で、是正のために動きたい。
「大丈夫だ!」と言葉遊びを行うこともできたが、それは国内世論、またはネット世論を抑える効果しか発揮しえない。安倍首相を支援する立場をとっていますし、今後も継続していきますが、私は国外世論から受ける影響を重視したく思いました。

それは、祖先の、そして今後産まれ来る日本人の名誉にかかわることであるからです。
中段において私のスタンスを明示させて頂きました。
併せてご覧ください。

打ち出の小槌、日本
このままでは、日本はアジアの打ち出の小槌になってしまう。
たった数日で、すでにこの有り様です。

中国政府「韓国に10億円払って謝罪したなら!日本は中国にも謝罪するべきだ!」(保守速報)

北朝鮮政府「朝鮮半島には北と南がある!日本は北朝鮮にも賠償と謝罪をしろ!韓国ばかりずるい」(保守速報)

【台湾】馬英九総統「台湾元慰安婦にも謝罪と賠償を」駐日代表に交渉指示(保守速報)

これを異常なことと笑うことは、楽観主義者のすることです。
中国や台湾は、求める権利が発生しています。
賠償は終わったというスタンスだったのに、対韓国で新規の予算を明言したためです。
その言い方や単語の選び方には、たいした意味などありません。

国際的な慣例に従えば、一国のみ遡及法みたくするのは無理なのです。
韓国に対し国際法を無視し、遡及法のように対応した以上、
中国、北朝鮮、台湾が同じ対応を求めることは自然なことなのです。

他の国も求めてきますよ。
いまの日本は、世界の打ちでの小槌状態です。

事実、フィリピンでも同様の動きがある。

>「フィリピンの元慰安婦が同じような合意内容を受け入れられるかどうか、分からない」
最終決着に困惑 フィリピン支援団体(毎日新聞)(共同からの配信記事と思われる。)

法を破る動きをとったのは、我が国です。
請求を受けたとしても反論のしようなんてありません。

国内向け、ネットを納得させる程度のおべんちゃらなら、私はなんぼでも書けますが、それは現実を反映したものではありません。
現実は、実態として中国・台湾にも請求権が復活した状態です。

私が断言できる理由は、読者の皆様なら理解して頂けると思います。
ネットの皆様こそご存じでしょう。
本件のみならず、類似例についても「かなり早い段階」で毎回察知し、かつ手を打ってきた本人だからです。
コピペでもなく、自らの情報源に依存し、ネットからではなくリアルの動きで情報を提示し続けてきた「現場の担当者本人」だからです。

国内世論を落ち着けたり、ネット世論を欺くというか、
一瞬の安心を与えようと思えば、私にはそういうことを書くことだってできました。
誰よりも上手く書いたでしょう、事前に確信を得ていた私には時間的猶予がありましたから。
そして、そういうエントリも書くには書いていたのです。

最終的な判断として、「それではダメだ」と思い至り、こちらの選択をとらざるを得ませんでした。

私のスタンスを示しておきます。
今回、ネット保守論壇においては「安倍首相を守るべき」という層と、「批判すべき」という声が二分しております。批判の声のほうが強いように思います。
私は、これはどちらに与することもいたしません。それはどちらでも良いことです。

個人的には、ずっと安倍政権を応援してきました。
今後も継続したいと思っています。日本の国益が第一義にあり、その手段として安倍政権を支援しております。
よって、国益に反すると考えれば、声を挙げることは当然だと思っております。

唯一、批判すべき対象があるとすれば、
(安倍首相への批判を軟化させるために?)「これは日本の作戦勝ちだ!」「まったく問題ない」という形の欺瞞であります。
そこについては実務者レベル(もっとも現場に近い目線)ゆえ、【異なる立場です】とのみ表明させてください。

本件をもって「政権を転覆させよ!」等とは思っておりませんし、その点について敵視されても少し困ってしまいますから、そこだけは強調しておきます。

国益について、と述べました。
昨日も触れましたが「海外報道」はかなりひどい有り様です。
祖先の名誉は、いままさにリアルタイムで汚されて行っております。
今後、産まれ来る日本人に禍根を産みつつあります。

いまを生きる日本人として、なすべきことがあると考えた結果が今の動きであります。
「こうあって欲しい」とそれぞれが願望を頂くことは自由でありますが、私にそれは許されません。
最悪状態を想定し、常にメンテを呼びかける立場であるからです。
そして事態は、日本のネット保守論壇が思う以上にひどい。

韓国が主張し続けてきた過去があるわけですが、今回、それを追認する恰好となってしまいました。
「原文を読め」の声もありますが、真っ先に読んだのがこれです。
しかしながら、重視したのは「報じられ方」であります。厳しいなぁ、と感じたのが正直なところ。
想定をたて、事前に心づもりをして読んでいったのですが、目の前が真っ暗になりました。

日本は、先進国です。
世界からの信頼、信用も厚い。
その日本がどう発信したか、海外メディアのソースは我が国の政府です。
正しい資料を提示し、海外発信を(こちらが)試みたとしても状況を大きく変えることは難しい。

国を挙げてやって欲しいのですが、政府の動きがある以上、国家としての動きも追随せざるを得ません。
ネット世論が盛り上がれば、少しは重い腰を挙げてくれるとは思いますが、動いたとしても制限を受けてのものです。
今回の発言と齟齬のない形で発信せざるを得ず、「これはそういう意味ではない」という後手に回った発言が精一杯。

効果としては、期待できません。

重視している点は、「外堀が埋められた」ということ。
ここに警鐘を鳴らしております。むしろそれだけと言っても過言ではありません。

韓国がどうこうとか、米国が立ち会っていることについては、この際、除外して考えてください。
「我が国がどうあるか」という点について、「どう報じられているか」を、それを見て頂きたい。
世界から「我が国がどう見られているか」を考え、今後「どういう立ち位置に陥るのか」を危機感をもって見ている。

その際、韓国がどうこうという二国間の関係は議論対象とならない。
義務の履行に対し、米国が立会人のようにいるという。好材料には違いないが、これも関係ない。

信頼ある、日本が「このように動いた」と報じられた。
韓国を追認した格好となった以上、事実の如何に拠らず「そう勘違い」を生じてしまった。
それを打破すべく発信を検討するも、その報道のソースが「現政権」ともなれば手の打ちようがない。暗澹たる思いになったのは、ここです。

主語は、「日本」なのです。
韓国が主語の場合と、重みが全く異なる。

ここに祖先の名誉は汚され、産まれ来る日本人たちの禍根となりつつあるのだ。
フィールドは「日本国内の世論」ではなく、「世界での報じられ方」である。

言ってしまったのだ、そして報じられてしまったのだ。
言った以上、そして「そう認識させてしまった以上」、世界は求めてくるだろう。
言葉遊びのレトリックではなく、潮流がどうであるかの一点である。

今回、アジア諸国は、事実上の打ち出の小槌として我が国を見るだろう。
いや、いくつかの例を示したが、見ていると現在進行形で述べるべきだ。
それが国際外交というものだからです。

ゆえに批判もする。
意識するのは、国内世論ではない。
対象を国内世論とした場合は、軸は親安倍・反安倍で計ろうとするのだろうが、私はここは加味していない。

意識するのは、世界での世論。
対象を国外と広げた場合、我が国が打ち出の小槌となってしまうか否か、祖先の(そして子孫の)名誉がどうあるかが軸になる。
スポンサーサイト
  • コメント : -
  • トラックバック : -

Appendix

最近の記事