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悪のトライアングルの崩壊 台湾で民進党の蔡英文氏が総統に!!

おゆみ野四季の道  新 2016年1月18日 (月)

 山崎経済研究所の山崎所長が「悪のトライアングルがとうとう崩れた」と言っていた。
悪のトライアングルとは中国の習近平政権、台湾の馬英久政権、韓国のパク・クネ政権の枢軸ことである
この中でとうとう馬英九政権が崩壊した。

 中国は21世紀になって帝国主義侵略を繰り返しているならず者国家で、南沙諸島に飛行場を建設したり、尖閣諸島の日本の領海内に艦船を遊弋したりして19世紀の砲艦外交を展開している。
この動きを見てすっかり舞い上がったのが台湾の馬英久氏と韓国のパク・クネ氏で「お願い、子分になるからわけまいちょうだい」とすり寄った

馬英九氏は習近平氏の先兵になって「尖閣諸島は中国の領土だ」と大声を張り上げたが、もちろんその中国に台湾が含まれている。馬英九氏は台湾を中国に売り渡そうとしたのだ。

 馬英久氏の8年間はただひたすら中国にひれ伏して一緒になって日本バッシングを行っていたのだが、その心は「21世紀は中国の時代になるので、バスに乗り遅れるな。日本など目じゃない」という気持ちだった。
台湾企業は大挙して中国に進出していてホンハイなどは中国で約100万人の雇用をうんでいたが、最初こそウエルカムだったものの、中国経済が失速するにしたがって台湾企業の追い出しが始まった。
特にホンハイが狙われたのは中国がホンハイの仕事をすべて奪おうとしたからで、あまりの嫌がらせにねを上げたホンハイは中国市場を諦めてインドに主要な工場を移している。

注)ホンハイがどのような嫌がらせを受けて中国から追い出されているかの詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-1547.html

 中国の台湾企業いじめはどんどんエスカレートしていくので、今では台湾企業は中国から撤退し、インドや東南アジアに拠点を移している。
だから馬英九氏がいくら習近平氏の腰ぎんちゃくになっても台湾企業にとっては全く無駄で、「いったい何のための中国詣でをしているんだ!!」と企業からもそっぽを向かれ始めた。
すっかり台湾の成長率は落ちてしまい、ここ数年は2~4%の間を行ったり来たりしていたが15年度はマイナス成長に近づいてきた。
中進国の経済成長率としてはほめられたものでない。

 こうした馬英九氏の中国一辺倒外交に台湾の国民がすっかりいやになってしまった。
「なんで経済失速が激しい中国にばかり媚びを売るんだ」
1月16日の総統選挙と議会選挙で台湾国民ははっきりと国民党馬英九政権にNOをたたきつけた。
総統選挙では民進党の蔡英文氏が総統に選ばれ、議会選挙では民進党が過半数を確保した。ほぼ地滑り的大勝といっていい。

 民進党は昔から台湾に住んでいた台湾人を地盤とする政党で日本に対するシンパシーが強い。一方国民党はもともとは国共内戦に敗れた蒋介石が中国から引き連れてきたならず者の軍隊を基盤とした政党だ。
日本統治が終わった1947年、国民党軍は台湾人の大粛清を行ったが、これを台湾では2.28時件といい、主として日本が育てたインテリやテクノクラート約3万人が殺害されている。
国民党はもともとは中国人の政権のため中国の習近平政権とは馬が合う。

 だがここにきて馬英久氏のコバンザメ路線は親亀の中国経済がコケたので子亀になっていた台湾も同時にこけた。結局台湾は経営のノウハウだけを中国にとられ、「分かったから、もう出て行ってくれ」といわれて夢から覚めた。国民党は敗北しこうして長く日本を苦しめていた悪のトライアングルの一角が崩れた。山崎所長が喜ぶのも無理はない
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