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日本の不安不満は、「天国の住人の不満」?w

推摩 一黙のブログ 2016年02月13日 08時30分

さて、ここ最近――と、いうより「特に今年に入ってから」年明け早々、日本も世界も大きな事件やニュースが立て続けに起き、揺り動いています。
その有様は、ここ数年の――リーマンショック以降の日本や世界の変化変動を見て来たとしても、「怒涛の如く」と表現したくなるような事態の急変や事件の連続で、毎日ニュースを追っているだけで退屈なんて全然しませんw
皆様も「同じ」なんじゃないでしょうか?(苦笑

幸い嵐の吹き荒れているのは欧州や中国などが中心で、次期大統領選が予備選から波乱続きのアメリカや世界不況や経済の動揺に振り回されてる新興国や、資源価格の暴落に青くなる資源国(中東や中南米にアフリカ、それにロシア!)なとと違い、日本は「比較的、平和」ですw
いや、実際、凪の中にいるようなモンですヨ!

「外の世界の戦争や紛争、難民の問題やテロ、失業率や景気の低迷に落ち込み苦しむ」有様と見て比べれば、日々お茶の間のニュースで流れる日本での出来事は「呑気そのもの」とさえいえますねっヽ(゚◇゚ )ノ

まあ、特亜三国とのイザコザや安倍政権の政策の方向性の「舵取りの間違い」もあって、景気は上昇気流に乗らず、低空飛行のままですが……日本の政治経済の状況は安定しているともいえます。

失業率は3%台ですし、物価も十倍とか倍とかに上がるどころか、インフレよりも相変わらずデフレから脱却できないコトが問題なんてゆー、
「海外から見れば贅沢極まりない悩み」

の下、日銀が金融ーぅ緩和しても「通貨安が進むどころか、円高が進み、国債も暴落するどころかマイナス金利でも買い手が殺到する……」って、日本は『どんだけ超安全安定牌だと思われて』いるんでしょうかね?w

実際、数年前に英国からは「日本のドコが失われた二十年、不況なんだ? もし『日本型不況』というモノが輸入できるなら、ぜひとイギリスに輸入したいモノだ」なんて皮肉られましたが、隣の韓国からは日本から伝わるニュースで「日本の大学生の就職内定率が昨年12月1日の時点で80.4%となり、前年同期比で0.1%上昇した(2016年1月21日、韓国経済新聞)」なんてニュースを聞いて……

「本当にうらやましい」
「内定率……って“何?”!?」

と、日韓の若者の対象的な就職状況に羨望の眼差しと共に。

日本では当たり前な「卒業前にほとんどの人が内定をもらい就職先を決めてしまう」という現実が理解できず『内定率』という言葉すらはじめ理解できない韓国の現状を嘆いています……

が、それは別に韓国だけの話ではなく、中国でも大学を出ても就職先が無く、何年も就職浪人を続ける蟻族やネズミ族なんて揶揄される若者が毎年200万~300万人以上出ており、今や中国都市部に2千数百万人規模に膨れ上がっているといいますし。

欧州でも、ギリシャはもちろんのコト、スペイン、イタリアなどの南欧では国内に職が無く、同じEU域内のドイツに向かったり、大西洋を渡って旧植民地の南米諸国に就職先を求めて逆移民する若者が後を絶たないとか……

日本に居ますとこーした海外のニュースは、なかなか目にするコトがありませんが、外国から見れば日本の失業率3%台、有効求人倍率1.27倍というのは「驚異的」としか言いようがない┐( ̄ヘ ̄)┌というのですよ?

まー、マイナス金利を解除するまでに回復したとされるアメリカの12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が29万2000人増で上向きとはいえ、失業率は5%台の横ばいで。

欧州でも一番経済的に成功成長しているハズのドイツですら、ドイツの失業率は5.3%で、EU平均の10.9%を下回るといっても、若年層の失業率は10%以内で推移していますし、旧東独地域を中心に400万人以上が時給7ユーロ以下の低賃金労働に就いており、3ユーロ以下の時給で労働している例もあるコトが、欧州EU域内のドイツ外からの労働移民や押し寄せる難民との間で「元からのドイツ国民との間での職の奪い合い、貧困化競争の原因となっている」というコトと合わせて、大きな社会不満と問題になっています。

それでも失業率が25%を超え、15~24歳の若年層については、失業率が軒並み50%を超えるスペインやギリシャに比べれば“マシ”とはいえ、隣の韓国同様、日本の「大卒内定率八割、失業率3%台、有効求人倍率1.27倍」という数字を見れば、『日本のドコが不況なんだ?』と目を剥くコトは間違いないでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

もっとも、日本人からすれば「日本は失われた二十年であり、デフレ不況のスパイラルから抜け出せず経済的低迷に喘いでいる」という感覚なんですが……たとえ、相変わらず海外との総合的な取引状況を示す経常収支は黒字、海外純資産における世界一の金持ち国の地位を25年連続で保っている! としてもっ!?

さて、そんな日本人自身と海外から見た日本との間に「認識の乖離が」あったとしても、実際のところ、「天国の住人の不満」であっても日本には日本人なりの“悩みや不幸”がありますし、世に不遇不満を嘆く声が尽きるコトはアリマセン┐( ̄ヘ ̄)┌

しかし、それでも比較して見てみれば、最初の方で言いました通り、日本の状況状態など『凪いだ、無風で、小波もザザめかない太平のド真ん中に呑気に浮かんでる豪華客船、それも最新鋭の“超が頭に三つくらい付く”ような巨大豪華客船のようなモノ』であり。

まさに嵐の中に突入しようとしている、あるいはスデに突入して大波と大風大雨に翻弄されている貧相な貨客船のような世界の多くの国々からしてみれば、日本など「呆れるほど羨ましくも恵まれた状況」でしょう。

さて、ですんで「この先の見えない世界経済の雲行きに」世界中から資金資本が避難先とを求めて『日本円に殺到し』円高が加速してしまうのですナ┐( ̄ヘ ̄)┌

さらに以前に、米国の株が上がれば日本も上がり、逆に下がれば日本も下がる――と、いうように日米が双方の株式市場の動きが連動しているといって――
―― … ―― … ―― … ―― … ――

米国の株が上がれば日本も上がり、逆に下がれば日本も下がる――と、いうように日米が双方の株式市場の動きが連動しているように見えるのは、

「以前から海外の投資家の多くにとって、メインは米国株であり、日本株はその補完的な位置づけをされているのに過ぎないから」
です。

そして、日本のマーケットは、日本の株主は、機関投資家も個人も日本人の場合は“長期ホルダー”が多く、主に株式市場で頻繁に売買してるのは外国人投資家と海外投資機関というコトになります。

ですんで、日々の市場の値を、株価を決めているのは、主に外国からの売り買いとなるのですが、先ほど「海外の投資家の多くにとって、メインは米国株であり、日本株はその補完的な位置づけをされている」と言いました通り、米国の株と日本の株の位置づけが、そのようなものでありますので、

「米国株で儲けるとその余力で日本の株を買い」
反対に、

「米国株で損を被ると、その損をカバーするために日本株を売って利益を現実化する」
ような行為に出る――と、いうそーいうワケです┐( ̄ヘ ̄)┌

しかも、去年末のFRBの利上げ発表から、中国を始めとする新興国からの資金の引き上げの流れが始まってるというのに、年初来の中国株の暴落に、相変わらずの鉱物や石油資源の国際価格の下落暴落が止まらず、世界中の国々からの資金資本の逃避とが続……く、どころか加速する有様になって来ています!?

さて、そーして世界各地から、中国やブラジルといった新興国や資源国から逃げ出した資金資本は一体ドコに逃げ込んでいるのでしょうかね?w

まず、間違いなく「ドルへ、アメリカ市場へ逆流」しているというのは、皆さんも分かっていらっしゃると思います

これに、次に普通は欧州ユーロやポンド、スイスフラン……と、いうのが世界の資金市場のこれまでの鉄板だったんですが……実はといいますと、ここ数年の欧州金融財政危機、域内の景気の落ち込みに加え、東欧や中東でのロシアとの対立やアラブ諸国との問題、難民問題にISISによるテロといった不安要素と難問が山積みになっています。

コレに右派政治勢力の台頭に欧州各国がそれぞれ抱える“地域分離独立”の動きや「シュンゲン協定の見直し」を始めとするEU統合の枠組み自体に亀裂が入るような動きさえ見せ始めていますんで、ユーロの信認のみならず投資対象として不安視されるようになっています。

……で、以前から「ドルに並ぶ安全な通貨」として、日本円は国際資金の逃げ場として人気だったワケですが、ここに来て新興国の通貨や、欧州のユーロ、ポンドと共に「円が買われ」結果として円高が進んでいるというワケです。

さて、今年初っ端から『上海市場の暴落に引きずられ』て、株安が続いておりましたが、このところよーやく中国市場には引っ張り回されず、日本株の反発でリスク選好的な買いが進んでいるのもドル底堅い、ドル円の動きと、米国株が原油価格の上昇や好決算銘柄の上昇などがけん引して上昇してるのに“良い意味で”引きずられて米国株の動きに連動する形で日本株も上がってると観ていいんじゃないでしょうか?
―― … ―― … ―― … ―― … ――

と、いう風に説明し書きました(2016年01月30日資金も投資需要がなければ『金融緩和も“意味無し”』 より )。
しかし、それと同時に、その後に――
―― … ―― … ―― … ―― … ――

――が、ここまで読まれれば「お分かり」でしょうが、「円高株安 → 円高はそのままに株価の反発」が進んでいるのは、あくまでも「海外金融資本の思惑」であり、日本国内では設備投資や消費者の消費活動同様、内需市場での経済活動の動きは鈍いそのままです。
―― … ―― … ―― … ―― … ――

と、注意するように促しましたが、実際、別段日本の『国内では設備投資や消費者の消費活動同様、内需市場での経済活動の動きは鈍い』という状況は、「日銀のマイナス金利政策への踏み込み」があっても別に何も変わっておらず、日銀の黒田総裁は

「マイナス金利政策断交の目的を『国債の利回り曲線(イールドカーブ)を押し下げる効果を発揮させ、大規模な長期国債買い入れと合わせて、「金利全般により強い下押し圧力を加えていく」ことにより市中民間銀行が融資に資金を回すようになる』と説明」
していますが……

もっとザックリ、バランといいますと、

「マイナス金利が導入されれば、金融機関は日銀にお金を預けるより融資に回すと考えられる」
と、要するに言ってるワケですなぁ┐( ̄ヘ
 ̄)┌

しかし、現実は、日銀の目論見とは正反対に市中の銀行を始め、投資金融機関は融資を増やすどころか『マイナス金利になっても日本国債に殺到する』という状況に陥っています!?

……まあ、当然といえば当然の展開でしょう( ̄へ  ̄ 凸

だって、市場は「もう円は、日本円はお腹いっぱい」と言って実は金融緩和でアップアップ言ってるのに、さらに金融緩和を――それも「溺れる者が掴んでいた救命浮き輪を取り上げる」ような真似を、日銀の銀行相手の当座預金のマイナス金利導入なんて実行したんですからネッ(´□`。)

この結果、「国内市場に融資資金需要が無い」のに、事実上の金融緩和=日銀の口座に規則で置いておかねばならない以上のお金を預けているとマイナス金利でカネを取られるで引き出して手元に現金を置きましても……

「行く先(投資も消費も需要=欲求)の無い。日本国内の充分に足りてしまった資金需要の現状では、供給量を増やされてもそれだけでは、一般国民の消費も起こりませんし、当然、消費が今もこの先も『増えそうに無い』国内市場需要を見た企業が設備投資等を行う気も起らず、さらに“過去のバブルや近年のリーマンショックで懲りた”国民も企業も『土地不動産や株に投機するよーな気も起こさない』モノですから、民間の資金調達の需要は盛り上がるハズもアリマセン┐( ̄ヘ ̄)┌」

……ですが、ドコモ借りてくれないからといって手元に現金を置いていても仕方アリマセンし、そこでいつもなら「とりあえず国債でも……」と、なるのですが、その国債が市中ではまるで足りません!?

なんせ日銀が発行残高の三分の一(!)も抱え込んでしまってるんですから┐( ̄ヘ ̄)┌

詳しく申しますと、今現在日本の国債発行残高は910兆円、このうち赤字国債は504兆円ですが……同時に日銀の国債保有残高が300兆円(!)となっていますので約900兆円の内、300兆円を日銀が保有保管――そりゃ、市中で「日本国債が不足」するハズですわw

その上に、同じ金融緩和をしても、米国(ドル)や欧州EU(ユーロ)と“決定的に違う”のが、国債金融市場において日本円は「ほとんど流通していない」という事実(!)です!?

なにせ、通貨別決済シェアで世界の通貨流津量を見た場合、ドル、ユーロ、ポンドはそれぞれ44.8%、27.2%、8.5%となっており、人民元ですら9.13%を占め中国と陸続きで国境を接する国々では決済通貨として利用され流通していますのに、日本円が占める割合は3%に過ぎません┐( ̄ヘ ̄)┌

こと、通貨としては、日本“円”は、円キャリートレードとして売られる通貨であったり、リスク回避から消去法的に買われる通貨であったりなど、消極的にしか利用されていません。

なので、ドルで金融緩和(QE1~4)を繰り返しても、アメリカ国内だけでなく『アメリカ国外でも』ドルの通貨としての需要がありますので、ドンドン流通し市場で回転しますが、日本円は日本市場で「澱のように溜まり澱み」積み上がっていくだけとなってしまっています(´□`lll)
これでは. (。-д-)(-д-。)ネェー.

今、これ以上、日本円を市場に供給しても、『行く先の無い資金資本』としてマイナス効果しかないのも当たり前なんじゃないでしょうか?

ミンス時代の日銀の白川総裁時代は「円の通貨供給量が全然足りず」円高が進み、問題化しましたが、今現在の円高は「世界の政治経済状況の先行きの悪化に、“安全資産”として円に世界中の資金資本が殺到して買われてる」から起きているダケで、そーした『リスク回避から消去法的に買われる通貨』というコトを忘れずに、留意しておくベキかと私は思います。

……さて、あ~、実は今回は『世界恐慌が日米独それぞれに残した“トラウマ”と江戸時代に確立した「権威と権力の三権分立」』と題名付けて、今現在の日米とドイツを中心とするECBの日本の90年代バブルやリーマンショック後の、不良債権処理や金融経済政策の差が――具体的には「日米が財政出動負担増加で解決を図り」、一方で「欧州では財政規律が煩く厳しく、財政出動や支援が行われなかった結果、そのシワ寄せが民間銀行に行って」しまって、日米と違って欧州では『未だ、リーマンショック後の不良債権処理が“全然”進まず』実はといいますと今現在、「時限爆弾」と化していますが、その日米と欧州の差が「どーして生まれたのか?」を、『その理由の一つ』を歴史から紐解くコトで、一つご紹介する。

と、いうコトと――

それと同時に同じく今の日本の「日本株式会社」あるいは「実は『世界で唯一成功した共産主義国』だったニッポン」なんて呼ばれるよーな。
親父様の表現をお借りしますと、

>日本は政府も、地方も、現場でも一定の知識とモラルの中で物事は進んでます。
>私たちが政府や地方行政、ここの業界との関係もお互いが協調できます。
>少なくても賢い者同士がその問題に取り組んでいるんです。
>ですから市場原理が自然に機能します。
>もちろん完璧ではないですが・・・。

というお言葉通り、高い職業意識が官民ともに備わり、賄賂汚職文化も外国と比べて“潔癖”なまでに無く、共同体として社会と経済活動を高い協調性とモラルで行える上に、多少融通は利かないとはいえ完璧な組織だった政府や企業体を自然に構築できる――その日本独特の権力や権限の適材適所への分担可能な社会風紀がどーやって構成されたか?

その起源を探って行くと江戸時代にまで行き着くのですが……

行政権限の『権力』の幕府、官位儀礼の『権威』の朝廷、そして『財力』の諸大名に豪商豪農などの町人商人農民!

――というように、江戸時代の社会構造の特色の一つとして権力構造を『権力』『権威』『財力』でいわば三分割、三権分立していたというコトが「江戸時代で完成させた最大の社会制度的成果だったという説」なんかをご紹介しながら、現在と現代の日本や世界の状況と見比べて行こう……とか、目論んでいたんですが(汗

まあ、今回は見ての通り、また現在の日銀の金融緩和やマイナス金利政策、日本政府の財政や景気対策の現状の問題について触れはじめていく内に、「そちらにずいぶんと文章量を取られ」てしまいましたっ(>_<)

結果として、書くつもりだったテーマまで行き着けられませんでしたがっ、それは次回の記事に回したいと思いますw

なんにしても、色々と書きたい、取り上げたい事案に事欠かない『大変な時代』に突入していますね。
現在の日本も世界中も……
また、今日も皆様との議論や見識を伺うコトを楽しみにしております♪
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