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今も昔? 現代欧米の問題はローマ時代の興亡と同じ悩み?

推摩 一黙のブログ 2016年03月01日 08時30分

さて、今回はalmanosさんのブログ『almanosの床屋の隅から』 より、かの方の2016年02月28日にUPされた記事「「移民」と「異民」の間に。」 から、リスペストさせていただいて欧米を騒がす移民難民と新自由主義者の多国籍企業、大企業ほど「安価で使い捨てしやすい」奴隷労働力を“何故”に、どーしても求めてしまうのか?

欧米文明の宿痾ともいえるこの問題について考えて行きたいと思います!

☆異民と民族大移動

さて、先にもいいました通り、almanosさんのブログ記事を読んだのが今回の記事を書こうと思うに至った契機だったんですが、そのブログ記事冒頭で彼は――

>英国のEU離脱を巡る投票のがあるが、大元にあるのは「難民と称した異民」問題である。誤字では無い。

――という書き出しから始められておられますが、まさに慧眼です!

その欧米を今、騒がす移民難民と元からの国民の間での衝突や摩擦を引き起こすその大元とはなにか? というコトになると、almanosさんの彼が言い表した通り、

「移民難民はしょせん“異民”でしかない」
と、いう現実に行き着いてしまいます。

さて、もう少し詳しく説明を引用させていただきますとalmanosさんが今の欧州を“観て”言われるのが――

欧州などで起きている「反移民」は実質的には「反異民」問題なのだ。

で、これは思想とか宗教の問題と言うより、ここまできてしまうと「社会集団のシステム」の問題になる。
欧州は「異民」問題で「社会集団を維持する為に異物を排除する」スイッチが入ってしまったと私は考える。
これは理屈では無い。

自分たちの社会を守る為の強いて言うなら防御反応そのものだからだ。

で、これに反対するのも同じとして扱われる。
それを感じ取れる人達は徐々に声を潜めていくだろう。
残る欧州のリベラルな人達は確信してやっているか、解っていないでやっているかのどちらかだけになる。

最後には共に排除されるという形に収束するだろう

――と、バッサリ切り捨てていますw

「集団維持のスイッチ」と銘打ってalmanosさんはそう診断していますが、その前に欧州の偽善性。

「エエカッコしいの人道主義」に拘って、今でこそ人種差別は悪となっているが実はこの歴史は意外と新しく、戦後のアメリカンの公民権運動やナチスドイツのホロコーストと、彼らに迎合した欧米諸国の一部の国が戦後も行った「民族浄化」政策への反省からようやく生み出された『倫理観』であり、決して欧米白人社会が今偉そうにいうような「昔からの普遍的な人類の人権と自由の価値観」などでは“なかった”コトを、

「戦前の日本は「人種差別撤廃」を呼びかけたが見事に欧米諸国に潰された」
コトと共に

「人種差別は紳士の嗜みである」 バーナード・ショー

という、『当時の常識は引用した文豪バーナード・ショーの言葉で解る通りだ。常識であったのだ』と、喝破されております。

そして、そんな偽善に満ちた人道主義の欺瞞に欧州が嵌まりこんだのは、ロマ(ジプシー)やユダヤといった『定住しない移民、移住民族』に対する戦後に至っても続いていた文化的な絶滅政策なんていう事をつい最近までやらかしていたのが欧米が、

「要するにやらかしすぎて血みどろになったのに、ええ加減イヤになったからと言うのが真相であろう」
と、これまたバッサリw なのだがw
まさにその通りなのでしょうねぇ?┐( ̄ヘ ̄)┌

で、そんな最近になって「ようやく反省し」にわかに「人道と人間性としての他者弱者、少数派への尊厳」に目覚め、人権の尊重と保護を言い出していますが……ハッキリいいまして、

「百年前には、爺さんの時代には“散々、鯨狩り”をしておいて、現代になってから日本を始めとする捕鯨文化を持つ捕鯨国を非難する」

その厚顔無恥ブリは、「少数民族の自決権」や「難民の保護支援問題」でも大いに発揮されておりまして……そして見事に自分たちの首を締めておりまする(棒

自分たちの首を締める――今、欧州を揺るがしているシリアや中東に北アフリカ各地から押し寄せる難民問題から、「シュンゲン協定」を始めとする無定見なEU域内での加盟国間の国境の撤廃まで、

「元来、言語人種宗教文化価値観に歴史や、何よりも経済教育的格差のある地域国家を“区分け”る国境線を引くことで『なんとかレベルや価値観の違う者同士隣人としてやって来た』――すなわち共存共栄できていた」
のに。

その国境を取り払う“壮大な社会実験”をEUユーロという制度で欧州はチャレンジしてしまったのです(´_`。)

で、同じく「20世紀最大の壮大な社会実験であったソ連による共産主義国家群建設」と同様に、今、欧州は『EUユーロによる欧州広域統一圏の建設』という社会実験に失敗し敗れつつあります。

まあ、『物とカネの流通行き来の自由化』を結ぼうとする二国間FTA(自由貿易協定リスト)でも、たいていは「将来的に関税等を完全撤廃する」という方向で合意し協定を結ぶまですったもんだするのに、欧州はEUユーロの制度で、

「カネとモノの行き来流通取引のみならず、域内の加盟国間の国境を廃止し、人の行き来を自由にしてしまった」

モノですから、当然のごとく「移民が社会問題化」してしまっています(´□`。)

これに域外からの不法移民や難民も『移民』として移民問題に拍車をかけているのですが……問題は、なまじ今の現代欧州が『人道主義にかぶれて』いるものですから、その押し寄せる移民難民の流入を押し留めるコトができず問題だけがドンドン大きくなっていっております。

この事をalmanosさんは冷静に――

(戦前から戦後の欧米が人種差別と文化的な絶滅政策を“やらかし過ぎた”のは確かに真実である)

では、ロマやムスリムに非は無いかというと、そんな事は無いというのが答えだ。

どちらも「欧州社会」に適応しようとしないという点で、彼らは「欧州社会の一員となる移民」ではなく「一員にならないけど、そこに入り込もうとする異民」となる。

ロマは彼ら固有の信仰を持つ「異教徒」であり、異なる習慣を持つ「肌の色が異なる違う人達」でもある。それらを捨てる事は彼らにとっては「アイデンティティの否定」だから困難といえる。
ムスリムはもっと難しい。

何せ、イスラム教に改宗する事への制限は無い。
ただし、イスラム教徒をやめる事は出来ない。
預言者ムハンマド自身が「棄教するものは神と共に殺せ」と言っているから。
しかも、イスラムは生活規範が規定されている。
フランスで揉めた女性の被り物問題も同じだ。
それ故に近代社会への適応が今でも難しい。

――と、分析指摘し、そしてこの「郷に入りても郷に従わない」移民難民を『異民』と呼んで冒頭で引用紹介したように、

欧州などで起きている「反移民」は実質的には「反異民」問題なのだ。

と、ズバリその問題の核心を突き、言い表しているのです。
そして、「反移民」は実質的には「反異民」であり。問題

欧州は「異民」問題で「社会集団を維持する為に異物を排除する」スイッチが入ってしまい「社会集団のシステム」の問題になってしまっている以上、

「むしろ、今の欧州の『反移民難民の機運』は正常な社会の防衛反応である」

のだから、これから先、今以上のシリア難民を始めとするEU域外からの難民や移民希望者を受け入れるコトはもちろん。

同じEU加盟国間でも経済格差や政府や福祉制度などの優劣から「富栄える、社会福祉制度の整った豊かな国」へ、「貧困で不況と高失業率で庶民が喘ぎながら社会福祉制度や政府の行政能力が貧弱な国」から『豊かさを求めて』労働力移民が押し寄せてる“今の動き”を、このまま放置しておくことなどできないでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

実際に前回取り上げた『英国のEU離脱残留の有無を決める国民投票の実施』も、英国外からの難民だけでなく、労働者移民がイギリスに押し寄せ元からの英国民と職を奪い合う――ような現実に対する英国民の不満と不安を反映してのコトだし。

イギリス以外でも「国境の復活」を叫ぶEU加盟国はいくつも存在しています。

また、移民難民に紛れてIS等のテロリストの侵入も危惧されていますが、それ以上にやはり、
「移民は、“異民”」

という現実が一番大きく、移民にしろ難民にしろ移住先である欧州で現地の言語、文化、そしてなによりも価値観(宗教から人権や男女同権等の習慣的意識)を「郷に入っては郷に従う」ができない、限界がある以上、元からの住人、地域や国家国民が移民難民を『異民=異物』として排除に動き出すのは誰にも、どんな権力にも正論にも『止・め・ら・れ・ません』┐( ̄ヘ ̄)┌

実際に、

●マケドニアへ国境突破試みる、難民らが警察と衝突 2016年3月1日
 ギリシャ北部で2月29日、隣国のマケドニアに入国しようと国境のフェンスを強引に突破しようとした難民らが警察と衝突し、15人がけがをしました。

 ギリシャ北部の町イドメニで、29日、マケドニアへの入国を求める難民らが国境フェンスを強引にこじ開けようとしたため、マケドニアの警察が催涙ガスを使って阻止しました。ドイツのメディアによりますと、この衝突で子ども9人を含む難民15人が軽いけがをしました。

 中東などからの難民は、これまでギリシャからマケドニアなどを経由してドイツを目指していましたが、経由地となってきたマケドニアやオーストリアなどが、このところ難民の流入を制限しているため、行く手を阻まれた多くの難民がギリシャに足止めされています。

 EUやギリシャはマケドニアなどに難民の入国制限を見直すよう求めていますが、これに応じる様子はなく、関係国による難民の押し付け合いが続いています。

今、現在、ギリシャやマケドニアなどの難民流入入口国では「難民を制限」し押し留めようとするEU側と、なんとかしてEUに潜り込みたい中東や北アフリカからの難民の間で衝突まで起きています。

こーした悲劇と騒乱、衝突はこれから先、激化するコトがあっても止まるコトはないでしょう。

しかも、いくらEU側が止めようとしても、今年に入ってから一月だけですでに11万人を超える難民が欧州EU圏に保護を求め雪崩れ込んでいるといいます!?

冬の厳しい時期でもこの数(11万人)なのですから、これから春を迎え夏と難民移民の列が増えていけば今年これからどれだけの難民が欧州を目指すのか? 想像もつきません!(´_`。)

……なにせシリア難民だけで、状況が日々深刻化する中、現在もシリア国内で避難生活を送る人びとは650万人にのぼります。

これにトルコの200万人をはじめ周辺諸国に400万人がおり、1000万人を超えるシリア難民が発生しています。

2015年にドイツなどヨーロッパ各国に60万人が向かったが、シリア難民だけでこれから先最悪1000万人以上の「移民ならぬ“異民”がやって来る」恐れがあるのですよ?

欧州EU圏は加盟国28ヶ国、5億(!)の人口を有する一大経済圏です。

5億の人口に対して難民1000万人がこの先、流入しても0.2%に過ぎません――と、いって「EU加盟各国が分担して難民を受け入れれば解決できる」ハズだ! という。

綺麗ゴトをいう政治家やEU官僚がいますが、雪崩れ込む難民が目指すのは「欧州EU圏でも豊かで、福祉厚生制度が整った、難民支援の厚い国へ」となるのは当たり前です!

そしてそーした国は……英仏独や北欧の国々などはスデに現状で「難民受け入れ能力」が限界に来ています!

また、これらの国々では移民に紛れて侵入する中東などのテロリストと共に、遠い異郷からやって来た、言語も文化も違う“異教徒”が自分たちのコミュニティに増えるコトに。

ただそれだけでも大きな不安を抱えています。

こーした人種間、宗教間、文明圏間の摩擦対立は――異民『移民、難民』問題とは「社会を内側から揺り動かし、崩壊させかねない問題」として、これから先の欧州EUと欧州を取り巻く中東から北アフリカ北岸の地中海地域を揺るがす難題課題として頭を悩ませるコトになるのでしょう∑(-x-;)

☆どうしても奴隷制度が根底にある欧米の資本主義社会

さて、そんな欧米ですが……異民『移民、難民』問題とは別に将来、「社会を内側から揺り動かし、崩壊させかねない問題」として、現代版奴隷制度が――主にアメリカでですが、存在していたりします。

その現代版奴隷制度とは何か? といいますと、ズバリ『刑務所労働者制度』です。

日本ではあまりなじみが無いかも知れませんが、アメリカでは実は『刑務所ビジネス(!)』なるものが盛況で、アメリカの一大成長産業だったりします。

と、こんなコトをイキナリ聞かされても戸惑うばかりでしょうが、要するに――

・犯罪を犯した受刑者を収容する刑務所を民間が運営する事業
・そうした民営の刑務所向けに施設建設や、ノウハウ、拘束具や警備設備等を売り込む警備産業
・服務中の受刑者を刑務所内で“格安の労働者”として雇い利用するアメリカの製造業

――と、いう三つに大きく分けられます。

さて、日本と違って欧米では『刑務所の事業を民間に運営を委託する』というコトが当たり前のようになされています。
そして、その民営の刑務所は基本的に「受刑者一人当たり43~50ドルの収入を得られる」というように基本的な利益が保証されています。
また、当然ながら『刑務所内で消費される嗜好品や日常品等(配給品を除く)は刑務所の売店で独占販売される』ワケですから、別に受刑者相手に吹っかけず外の世界と同等の“定価”で売っても刑務所側は儲けを独占して上げられるというワケです┐( ̄ヘ ̄)┌

それに加えて、後でも説明しますが、受刑中の受刑者は外部からの差し入れや本人が有する資産以外で「服役中に欲しい、必要となる」日用品や問題の無い嗜好品などを購入するする為の“現金”を手に入れる手段は、刑務所内の作業所や工場で勤務するしかありません。
また、禁固刑でも無い限り、受刑者は基本的に『何らかの勤労に服務するコトを義務付け』されますから、刑務所側は一定の『労働力』を有するコトとなります。

で、この刑務所労働力……受刑者の労働賃金なんですが、

「最低で25セント(!?)。刑者の経験や製品によっては時給2ドルまで上がるが、それでも中国の労働者よりも低賃金に抑えられる企業側の利点がある!」

というのですから呆れる他アリマセン┐( ̄ヘ ̄)┌
要するに、アメリカでは「犯罪を犯し収監された受刑者を『受刑中に技能や教育訓練して更生させる』為にではなく、『単純に安く使える奴隷労働力』として便利に安く使える労働力として扱って」いるというコトなのですよねぇ(呆れ

ですので、ただでさえ受刑者1人当たり州政府から43~50ドルの収入を得られるなら、その数を増やして懲役期間を長くした方が利益になるため、ロビイストを使い、刑罰強化を促進させようとしたり、はたまた「スリーストライク」法なんていう有罪判決を3回言い渡されると自動的に終身刑が決まる法律(!)が編み出され、

「本来、犯罪の常習化を阻止するために導入された『スリーストライク法』が逆に、刑務所産業が終身確保し使うことのできる『刑務所労働力』を得るコトに加担している」

も同然という有様になっているのです!?

さて、米国でも当然のコトながらこーした、受刑者を長期間、低賃金で働かせるための体制(いわば刑務所産業複合体)が形成されているという点が今、社会問題化しだしています。

まあ、当たり前でしょう(棒

犯罪を犯した者を「悔い改めさせ更生を期して収監する」のでなく、まさに「安く使える奴隷労働力!」として見、そう扱っているのですから!

この為、刑務所産業複合体と呼ばれるような権益が――米国の受刑者が民間企業の労働力として安価に使われ、それによって企業が高い利潤を上げる体制が生まれ、それと同時に、『政府と軍事産業の結びつきである軍産複合体の刑務所版』である刑務所産業複合体の思惑によって、受刑者の刑期が故意に長くなるような政治力が働いているとの指摘もあるのですから!

その上に、『ワザと収監される受刑者を増やす』ような動きさえ、アメリカでは起こっています!?

さて、受刑者増は米国での犯罪件数の増加と思われがちですが、殺人や強盗などの重罪の発生率はアメリカでも過去十年、州によっては横ばいかむしろ減少傾向にあるといいます。
ですが……現実の受刑者の数が増え、米国内に刑務所(民営w)が増設の一途を経ているのは、刑務所運営自体が「ビジネスとして旨みがある」というコトと。
それ以上に米国の受刑者が民間企業の労働力として安価に使われ、それによって企業が高い利潤を上げる体制が、「刑務所労働力の需要が高まっている」から!? という本末転倒な有様になっているのです!

服務する受刑者の勤労自体は、有期刑の場合は日本でも「禁固刑以外の場合は一定の刑罰や義務として課せられ」ますが、日本の場合、それはあくまでも受刑者の更生と社会復帰に備えての職能を身に付けさせる為の訓練という意味合いが強く、『懲罰』的な意味合いよりも『更生教育、社会適合訓練』を主眼に置いています。
また、日本でも受刑者は刑務所内の売店でそれなりの日用品などを購入できますが、その為の現金収入を(娑婆と比べて賃金は安くても)得る貴重な機会となっています――が、間違っても『安い労働力を企業に提供する為に受刑者が利用されている』なんてコトはあり得ません!

しかし、こーしたいわば『奴隷労働』が発想として自然に生まれまかり通り、かつ一種の利権業界、産業として隆盛する辺りが――欧米の「日本人には理解しがたい“異様さ”」なんではないでしょうか?

ですが……無論のコト、このように米国の受刑者が民間企業の労働力として安価に使われ、それによって企業が高い利潤を上げる体制が軍産複合体の刑務所版である刑務所産業複合体として、政府と結びつき、ロビー活動によって『刑法の厳罰化』『「スリーストライク」法などというような終身刑や受刑者の服務期間を長期化させる』ように働きかけ、いわば刑務所産業の利益の為に受刑者を文字通りの『囚人』と化して、奴隷化し搾取する――などというコトが正常なハズがアリマセン┐( ̄ヘ ̄)┌

なので、今さらながらアメリカ社会でも問題となっています。

まあ、刑務所に収監される人種構成が圧倒的に有色人種――黒人やラテン系が圧倒的多数を占めます。
例えば、白人と黒人のドラッグ使用率はほぼ同じなのにもかかわらず、逮捕された黒人の数は白人の6倍も多く。
さらに刑務所に投獄されている黒人の数は逮捕された率をも上回っています。
1994年にはアメリカ成人の128人に一人しか収監されていないのに対して、黒人では17人に一人になっており、その後もこの格差は広がりこそすれ無くなるコトはアリマセン。

現在、アメリカの刑務所に服役する受刑者は240万人~250万人といいますが、その63%は人口では少数派の黒人とラテンアメリカ系であると聞けばその偏りっぷりが理解できるんじゃないでしょうか?

さて、しかし、欧州の移民や難民を「安く使い捨てれる労働力」として見る風潮や、この章で紹介した「アメリカの刑務所ビジネスと受刑者を安価な労働力として使役する」為に刑法や刑期を厳罰化する――などという。
「本末転倒」かつ「明らかに一部の利益受益者の利権の為」に歪んでしまった、こーした社会制度の根底には、欧米社会――と、いうより欧米資本主義というか社会というかが「結局、なんらかの奴隷制度抜きでは成り立たない」という矛盾と病巣を抱えていると考えて然るべきなのではないでしょうかねぇ?

……まあ、欧米現代文明の源である古代ギリシャ・ローマ帝国時代から『奴隷制度』は社会の経済の根底というか前提でしたから、そーした流れを組む欧米社会が移民難民にしろ、囚人にしろ、「安価な労働力=奴隷労働力」に頼るコトを止めるコトができないというのは避けられないのでしょうかねぇ? 

この人権や倫理意識が『共通の普遍的価値観』として掲げられる時代においてとしても┐( ̄ヘ ̄)┌

なので、“現代版奴隷制度”として安価で保険や厚生などの負担も回避できる労働力として移民難民や囚人を、「あれは経済的に(低い方に)格差のある国の人間だから……」とか「難民としてやって来たんだから」とか。
あるいはあまつさえ「アレは犯罪を犯した罪人、囚人だから♪」企業側は『良心の呵責も、社会の非難や指弾も回避して』利用してはばからないのでしょうねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌

しかし、そんなコトは今のこの一時は“通じても”これから先も通用しては行かないでしょう!
実際に今現在、刑務所産業複合体はアメリカで社会問題化し始めていますし、移民難民問題も欧州で『異民』と化して社会問題化し始めていますから。

☆異民にしろ多国籍企業にしろ『共同体の敵』は排除される時代になる?

さて、今回は欧州の移民難民が『異民』と化して、従来のその地、その国家の構成員である国民や地元社会の共同体から「異物として排除されようとしている」という。

ある意味で正常な社会防衛反応と。

アメリカでの刑務所ビジネスを取り上げ、刑務所に服役する囚人を『奴隷労働力として見い出す』などという歪んだ現状を見て来ました。

実はといいますとこの他にも、アメリカでは学資ローンを人質に軍が「除隊後の奨学金と引き換えに若者を中東などの『誰もが行きたがらない紛争地』に送り込んだり」

あるいは、卒業後も学資ローンの返済で縛ったりする事案や。

これは、まあ、昔からそうなのですが(苦笑)、アメリカの産業は安価で劣悪な条件でも喜んで働く不法移民の流入によって相変わらず支えられています┐( ̄ヘ ̄)┌

これに加えて、現代欧米資本主義は「グローバル化、新自由資本主義」の美名の下、租税回避のタックスヘブンに本社本籍を置いたり、賃金や福利厚生の負担が重い先進国から規制も賃金も安い途上国に工場を移転させ、「社会に経済的に責任を果たし、利益を還元する責任を果たそうとしない」コトに血道を上げています。

その結果、短期的には大きな利益を上げ、莫大な配当を株主などに分配して「我が世の春」を謳歌しているように見えますが。
驕れるものは久しからず……平家物語ではアリマセンが、欧米の産業の衰退と格差拡大が生み出す社会の荒廃と疲弊の有様を見れば、本末転倒というか、結局、国も消費者(労働者)も――だけでなく、
国や消費者という市場(の需要と消費力)を失って企業側も自分で自分の首を締める有様になってしまっています┐( ̄ヘ ̄)┌

まさに「三方良し!」の対極ともいえる「三方衰退し……」という有様です(棒

さて、これらの状況はどう見ても「正常」とは申せません。
ですので、「郷に入りては郷に従え」無い『異民』である移民や難民が欧州では受け入れ限界となり、排除されようとしているように、社会に共同体の経済の一員として利益を還元しようとせず、むしろ「新たな奴隷階層を常に探し求める」ような『グローバル化や新自由資本主義至上主義』な多国籍企業や金融業界は自分たちが寄って立つ基盤であり市場である所の“社会”を自ら衰退させ破壊して『犭貪(トン)』と呼ばれるような「中国の伝説上の欲望に際限がなく最後には世界はもちろんのコト己自身も喰い尽くしてしまう怪物」と化して自滅するか?
あるいはその前に『異民』に対するのと同様に「社会の正常な防衛反応」として排除され正しい姿に正常化させられるか? あるいは打倒されるかなるコトとなるでしょう。

無論、そこまで破局的になる前に「方向転換」して、国家共同体や社会に対してキチンと責任を果たし、利益の還元や税負担、雇用の確保やサービス改善、あるいは長期的な視野に則った経営や研究開発設備投資を行い落ち着くところに落ち着くかも知れません。

いずれにしても、1980年以降、世界中で好き勝手にやって来たように、多国籍企業やグローバル化に新自由主義、金融工学だのなんだのの――1%が残り99%に匹敵するような財や権力を握ろうとする格差や、あるいは現代版奴隷制度もまた、「これ以上は社会を破壊する『異物』として許容の範疇を越え」許されなくなっていくでしょう。

まあ、普通に考えれば当たり前の話ばかりなのですが……世の中というのは「その当たり前が通用しない」というのが人の世でもアリマス┐( ̄ヘ ̄)┌
そうなれば、革命なり、戦争なりで――血で血を洗い、破壊と破滅をまき散らし「行き着く処まで行く」コトになるんですが……人類の歴史を紐解けば分かります通り、人類というモノはそーした愚行と不幸を何度も飽きることなく繰り返しています。

今度こそ――いえ今後は、そんな『愚行を』繰り返さないで欲しいモノですが……欧州の『異民排斥(移民難民問題)』や、アメリカも「不法移民と刑務所ビジネスが象徴するような現代版奴隷制度」や格差の広がり。
そして、中国で今にも起きようとしている『12億を超える民が流民難民と化す大破局大破綻』等々……

を考えるとこれから先、人類の未来は、現代文明の行く先は暗雲が立ち込め嵐の予感しかしてきません。

ですが……同時に人間には『悪しき欲望にまみれた面』と共に『善き利他的な社会や共同体に貢献したいと欲する面』も同時に存在しています。
また、「過ちを認め、それを回避し、正そう」とする賢さも持っています。

ですのでたとえこの先に、第二次世界大恐慌や第三次世界大戦とでも呼ぶべき人間社会の世界経済の破局、試練が待っていても、大きな犠牲を払いながらでも人類は「また一歩先へ」痛みを味わいながらも、進んでいけるでしょう!

しかし、そんな『ヒトの世の些細な争い、間違い』よりも危機的なのは、これから先、人類文明を襲う自然の、気候の大きな変動と気象災害の激甚化、そして資源枯渇とか以前に『綺麗な水の不足』や公害問題などのような。

環境が人類を含める現有生物を大量絶滅させかねない自然の生存環境の危機という試練の方ではないでしょうか?

まー、それを言い出すと「巨大隕石の衝突」から「超巨大噴火」まで、キリがないんで止めときますが……自然や気候気象的に生存環境が厳しくなっていくコトが目に見えてる昨今、せめて「人智の及ぶ範囲」での人間同士での争いやら格差やら富の奪い合いなんて愚かなコトで、内輪で相争うのくらいはやめましょうよ? とか思ってしまうんですが――ど~なんでしょうかねぇ?(苦笑

皆様はどう思われます?

最後に改めまして、今回Blog記事を引用させていただきましたalmanosさんに感謝! を(≡^∇^≡)

ではでは♪、今年三月も始まりましたが、今後ともよろしくお願いしますm(u_u)m
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