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ナイフも銃口も『人に向ける』のは簡単だが……

推摩 一黙のブログ 2016年03月23日 09時30分

さて、この所、私事の愚痴が続きましたが(苦笑)、昨日起こった“ベルギー連続テロ”を契機に世界では再び「テロへの不安」が大きく頭を持ち上げ始めていますネー

●ベルギー首都爆発、欧州各地で厳戒態勢 EU本部では待機指示
2016年03月22日 23:32 発信地:ブリュッセル/ベルギー   【3月22日 AFP】
 欧州連合(EU)の本拠が置かれているベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で22日、ブリュッセル国際空港(Brussels Airport)と市内の地下鉄駅で相次いで爆発が発生し、これまでに死者35人、負傷者200人以上が出ている事態を受け、欧州全域の空港や交通機関で緊急厳戒態勢が敷かれた。

■混乱する首都圏の交通
 ブリュッセル首都圏の交通は、地下鉄から列車、路面電車、バスまで全面的に停止し、空港は離発着全便の運航が止まっている。
 同圏公共交通事業者「STIB」もツイッターで「バス、路面電車、地下鉄は閉鎖」と発信している。また別の当局情報によると、圏内の主要駅も閉鎖されている。
 ブリュッセルの危機管理当局は、住民に「現在地から動かないよう」呼び掛けている。

■EU職員には待機指示
ブリュッセルには欧州28か国が加盟するEUの本部が置かれており、爆発があった地下鉄のマルビーク(Maalbeek)駅近くにはEUの庁舎群がある。EUの政策執行機関に相当する欧州委員会(European Commission)では、朝のラッシュアワーに起きた駅での爆発後、職員らに自宅に待機するか屋内にとどまるよう指示を出した。

■空港は欧州全域で警戒強化
 隣国フランス、ドイツ、オランダ、さらに英国などの空港では一斉に警戒レベルが引き上げられた。

 仏パリのシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle International Airport)では、国際空港の8つのターミナルすべてと2つの地下鉄駅に治安要員が全面展開し、ブリュッセルから到着する列車ではセキュリティーチェックが強化されている。

 英ロンドンのガトウィック空港(Gatwick Airport)も、警備の増強とパトロールの強化を行ったと発表。

 オランダの対テロ当局も、スキポール(Schipol)、ロッテルダム(Rotterdam)、アイントホーフェン(Eindhoven)など国内空港の警戒レベルを引き上げ警官の巡回を強化し、またベルギーと接する南側の国境警備も強化している。

■「欧州に対する攻撃」
 ブリュッセルでの爆発について、スウェーデンのステファン・ロベーン(Stefan Lofven)首相はスウェーデン通信社(TT)に対し「民主的な欧州に対する攻撃だ。われわれの開放的な社会に対するテロリストたちの攻撃を決して許さない」と述べた。またデンマークのラース・ロッケ・ラスムセン(Lars Lokke Rasmussen)首相はツイッターで「卑劣な攻撃だ」と非難した。

 英国のデビッド・キャメロン(David Cameron)首相は「ブリュッセルでの出来事に衝撃を受け、憂慮している。わが国にできるすべてのことを行う」とツイートを発信。緊急閣議を開く見込みだ。  (c)AFP

BSNHKなどの外電翻訳ニュースを含め今や『再びの欧州連続テロ』で騒然となっています。
折しもフランスのパリで去年11月に起きた同時テロ事件で、「テロ事件を起こした」グループの容疑者である アブデスラム容疑者がベルギーの捜査当局による大捕り物で逮捕されましたが、そのコトで「フランスのテロの悪夢」が思い出されたタイムリーにバッテングして今回の『ベルギー首都連続爆破テロ』が発生しましたしね~。

「欧州に対する攻撃」
とは、大げさな感想でもなんでもなく、今、欧米が抱える不安をよく言い表していると思います。
と、同時に、今朝の『キャッチ、世界の視点(BSNHK)』で取り上げ紹介なされていましたが、イスラエルにおけるガザなどのパレスチナ自治区との摩擦対立の中、「ナイフを手にするパレスチナの若者」という問題を“改めて紹介し、取り上げて”いました……が、今更ながら「絶望感が半端ない」ですねぇ(´_`。)

それはイスラエルのユダヤ人、ガザのパレスチナ人に関係なく悲劇であり、またアメリカでの銃社会問題と共に、実はといいますと「二十年ほど前の日本での『十代のナイフ問題』」を思い出しました。

実は、私には八歳、年の離れた弟が居るという話はしたことがあると思うんですが……今から約二十年ほど前、弟がちょうど中学高校と思春期の時期、日本ではちょうどその頃の年齢の子供が『護身用』と言って折り畳みナイフなどを携帯し、ちょっとしたコトでそうした“刃物を振り回し”事件を起こすコトが連続していた時期がありました。
ご記憶の方もおいでだと思いますが、実は「ウチの弟も」ご多聞に漏れず、馬鹿な話ですが「護身用だ」といって刃物を数種、カバンやポケットに潜ませる真似をしでかしておりました。

そしてちょうどその時期、私は関係が悪化していた実家から出て、一人暮らしをしていた時期でもありましたんで『自分の弟がそんな状態』とはしばらく知らず、たまたま実家に顔を出した際に知ってビックリすると同時に、『私としては珍しく』兄弟間で即弟を叱り飛ばし「ナイフを出させ、没収」しました。

ウチの兄弟は昔から兄弟仲は良く、年が離れすぎてるコトもあって逆に兄弟喧嘩にもならず、できずw あんまり衝突するコトは無かったんですが、この時ばかりは違いましたね~。

まー、当時弟が通っていた公立の中学校というのが生野区ですんでご多聞に漏れず『在日の多い昔からの問題校』で、私自身中学生時には通っていましたから不良や校内の雰囲気も理解も想像もできたんですが……コレばかりは話は別です。
「刃物は、刺された相手の命を人生を奪いかねない凶器」であると同時に「刺した者の人生も終わらせ奪いかねない」文字通りの諸刃の剣です。

「護身用?」――ハッ、笑わせますね。
子供の不良同士のケンカやイジメでも成長期の子供の成育や体格差は激しく、『素手の暴力でも充分、相手を大けがさせたり“殺・し・か・ね・な・い”』ですが、ナイフ等の刃物は非力なモノでも確実に相手を傷付けれますし、刺す所が悪ければ体格差を容易にひっくり返し『相手の命を奪い』かねません!

素手のケンカは手加減も、逃げる気になれば逃げるコトも容易ですが、刃物が出て来ると話は違ってきます。
「護身」のつもりが容易に「取り返しのつかない事態」につながりかねません。
ですので、そのコトを懇々と当時の弟に諭して、刃物を取り上げると同時に「二度と安易に刃物を『護身用』などといって携帯などしない」コトを約束させましたが……その後、守ってくれてると思いますのですが(苦笑

さて、一方で当時同居していた母はどうだったか? といいますと――「弟が刃物を所持し、持ち歩いてるのを親は知っていましたが“事実上放置”」でしたね。
呆れたコトに。

まあ、なんといいますか、昔から母は兄である私には「キツク、厳しい――というより、公然と「お前には何を言ってもしても構わないと思ってるw」といって手を上げたり、遠慮会釈ない暴言を平気で吐いて」来ましたが、逆に年の離れていた弟の事は猫かわいがりして、オマケに私の場合と真逆で「いわば弟の言いなり、機嫌を気にする」有様でしたんで、当時も『弟が刃物を持つコトを容認して』おりました。
重ねていいますが、我が親のコトながら『呆れ果て』ましたね。

その親に代わって、即、その場で弟を叱りつけたんですが……間違っていなかったと思います。
いずれにしても「小さな折り畳みナイフ等の刃物でも凶器は凶器」ですから、一歩間違えれば容易に加害者にしろ被害者にしろ「その人生を終わらせ」かねません。

話を今朝のBSNHKの番組に戻しますと、銃器・爆発物の規制が厳しいイスラエルやガザでは、手に入る容易な『武器、武装』としてはナイフくらいしかありません。
そしてパレスチナの少年少女の子供たちも「かつての日本でのように『護身用』と言って所持し」そして、イスラエル側の取り締まりや摩擦衝突の機会があると、『投石』と共に、「たまたま所有していたナイフなどの刃物で相手を刺して、切りつけて」しまい、そのまま逮捕……であればまだしも、イスラエル兵士相手ならば最悪射殺にまで発展する不幸につながっています。

いえ、余りにユダヤ系とパレスチナ・アラブ系の間での刃傷沙汰が増加したため、「刃物を所持しているダケで逮捕収監されるパレスチナ人の子供が増え」その中にはまだ十代に入ったばかりの少女が「パレスチナ人最年少の収監者」となって、家族の面会どころか着替えの差し入れも『拒否され』イスラエル側に収監されているなんていう『トンデモナイ』話が、番組の中で取り上げ紹介なされていました。

アメリカでの銃社会の悲劇は、「銃の乱射」よりも「銃による自殺や事故」の多さにも表れており、つい先日には……

●米、7歳男児が自分撃ち死亡   拳銃を玩具と勘違い?
2016/3/21 12:55     【ニューヨーク共同】
 米中西部シカゴ市内の住宅で20日、7歳の男児が自分に向けて銃を発砲、病院に搬送されたが死亡が確認された。
 地元メディアによると、拳銃をおもちゃと勘違いして撃った可能性があるという。
 銃社会の米国では子どもが銃を誤って発砲し死傷する事故が後を絶たない。

 男児は祖母と母親、弟と4人暮らし。当時、自宅には男児と弟がおり、発砲に気付いた弟が隣家に駆け込み、警察に通報した。
 現場一帯は銃犯罪が多く、治安が悪いことで知られているという。

……(´_`。)
憲法で保障された『銃保持、武装の自由』をアメリカ社会が選択するコトは、「武器がどうしても容易に入手可能な」外国の事情を勘案しても、島国の日本人として「文句を付ける気はアリマセン」が、こーいうニュースを聞くたびに他国のコトながらやりきれない気持ちになりますね。

無論、日本のように『銃規制が徹底された』国が、環境の方が世界では例外中の例外であるコトは理解できます。
しかし、「一応、一般の銃器の保持管理が厳格化、禁止されている」同じ先進国の欧州域内でも、アメリカと比べてみれば「銃からみの事件事故は遥かに少ない」というのも“事実”です。

逆に、フランス同時テロで使用された銃器や爆薬は、今回事件の起こったベルギーとフランス国境の一帯が特に銃器等の密輸が前々から盛んでそこを「欧州でのテロリストの武器調達に利用された」という事案がテロ事件後、改めて問題化しています。

アメリカの全米ライフル協会(略称:NRA)などが、「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」と嘯き。
「銃を持った悪人を止められるのは、銃を持った善人だけだ」と言い放って銃規制に強固に反対していますが、一理あるようでいてど~なんでしょうかね?

アメリカの人口が日本の約2.5倍であるとしても、銃による殺人事件は日本の年間6件に対し、アメリカはなんと1万件以上。
世界最悪の銃犯罪国アメリカで、なぜ銃の規制ができないか?

明らかに「銃を持った善人(ヒーロー)が銃を持った悪人を止める」効果以上に、圧倒的に銃による犯罪や事故を安易に起こさせる土壌を、アメリカ社会に与えている“悪循環”の方が、弊害の方が大きいでしょう。

まあ、アメリカやユーラシア大陸の大抵の国の場合、規制しようにも遥かに治安や規制の緩い“隣国から”武器弾薬が密輸され流れ込むのが止めようがアリマセンから、「ある程度の武装権、自衛権」を認めざるを得ないという事情も理解できます。
が、麻薬の密輸を規制しある程度は止めれてるように、オバマ大統領が繰り返し法案提出してるような「銃保持、入手の事前審査の厳格化と銃の管理棟登録の義務化」は一定の抑止力にはなると思うんですがねー┐( ̄ヘ ̄)┌

それでも、確かにテロリストは何としても銃器弾薬、爆発物の原料をあの手この手で入手しようとするでしょうし、完全には止められないでしょう。
ですが、『計画を未然に発見、摘発』できる可能性は格段に上がるハズです。

「日本という、平和ボケ、非武装天国」の住人の甘々な意見としてでなく――日本という「一般の武装、武器銃器所持が厳しく規制、管理されている」国に暮らしていて“格段の治安秩序の安心安全が担保されている現実”を知ってるからこそ、そう思うんですがねぇ?
そんな日本でもホンの二十年ほど前、少年の間で『折り畳みナイフなどの刃物』を護身目的と言い訳して持ち歩くコトが流行しただけで、不幸な刃傷沙汰が多発し、社会問題と一時なりました。

イスラエルのガザ地区との、アラブ系住人との衝突摩擦の際でもパレスチナ人が「たまたま刃物を持っていたかいないか?」は大きな結果の差を産みます。
問題は、ガザのハマス等のプロ武装集団でなく、一般のパレスチナ人、それもまだ未熟な子供が刃物を持つようになるだけで緊張が格段に高まり、問題を深刻化させる悪循環を容易に誘発する――卵が先か? 鶏が先か? という問題というより『武器の有無が事態を安易にエスカレート、悪化の悪循環を引き起こす』という“現実”も冷静に直視すべきなんじゃないでしょうか?

「甘い!」――と、言われればその通りですが……欧米で今、現実に起きてる事態を端から見るに考えさせられますねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌
皆さまはどう「考え、思われ」ますでしょうか?
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