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食料を自給自足できない大陸国家と意外と自給できちゃう島国w

推摩 一黙のブログ 2016年05月19日 17時35分

さて、のっけからなんですが、以前にもご紹介させていただきましたBlog、『雨のち晴れの記』 さんの所が「島 博之氏に学ぶ中国の現状;i世界経済のエンジンが逆回転」 と題しました興味深い“中国研究”をテーマにした記事を紹介して下さってます。

大雑把にかいつまんで紹介しますと、中国のこれまでの発展は4億の都市戸籍住人が9億の農村戸籍住人を“事実上の植民地奴隷”として、安上がりの労働力として搾取して来た事によって成り立ってきた――という、ある意味では『既知の事実』を改めて指摘した後。

で、今、経済的に袋小路にブチ当たり経済成長が失速した中国経済がテイクオフするには、どーすればいいのか? といいますと、

「それには中国の“農村政策”に掛かっている!」

という川島 博之氏の指摘を紹介しているのですが……記事にも触れられてる通り、中国の農村問題は『農業政策』ではなく、まさに『農村政策』のいかんによって――それも今後の中国が国として『アメリカに肩を並べるような国に』まで“発展経済的成長成功”できるかも左右します。

が、紹介された文中でも指摘されています通り「事実上、中国農村部の9億の農民を“植民地奴隷”」同様に扱い使い捨てて来た中国という国は終わっています。

どう“終わっている”かは『雨のち晴れの記』 さんの記事の方をご覧になっていただければ詳しく書かれていますが、都市部と農村の学歴格差、インフラ格差から貧富の差まで、

「中国の農村が、今後の中国を、さらなる発展成長に押し上げるエンジンとなり得る」

可能性を『全て』持ち合わせていません┐( ̄ヘ ̄)┌

いえ、むしろ9億の現代版農奴と呼んでいい、農村戸籍の人口は、

「間違いなく、中国という国が、国として社会として成り立つコトへの重荷にしかならない」

でしょう(`・ω・´)

と、同時に『雨のち晴れの記』 さんの記事では、『世界経済のエンジンが逆回転、原因は中国の農民だ

終わりを告げる都市部の爆発的経済成長の時代 2016.5.18(水) 川島 博之』と題する記事を紹介して、これから中国の農村の過剰労働力と中国の過剰供給力(生産設備)が世界に与える打撃と悪影響を見事に警鐘しています。

さて、その辺りの論は『雨のち晴れの記』 さんの記事に譲るとして、産業労働力と富の分配の失敗による『中国経済の成長の限界と崩壊』とは別に、たとえ“仮に中国が農村部への富の分配とインフラや教育投資を努力していた”としても、中国という国はその図体の――ハッキリいいますと人口の大きさで“自壊自滅する”運命にあった……としか言いようがないでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、そう「言い切る」根拠は「自国民を自国で自給自足食わせるコトが不可能」な現実です。

これは、現在の中国社会を国土を苦しめる(半ば自業自得の)砂漠化の進行や公害による土壌汚染から水資源の枯渇と汚染の悪化が無くとも、おそらくは十二億を超える人口を「中国はその国土で養うコトは不可能」でしたでしょう。

中国の「一人っ子政策」も元々は、毛沢東時代に『人口は武器なり』と、産めよ増やせよ政策で一気に10億人を超え。

その人口増に「人口は幾何(等比)級的に増加するが、食糧は算術(等差)級的にしか増加しない」という現実を前に、『このままでは人民を食わせていけない』という危機感から施行された政策でしたっ!

さて、ある程度の人口抑制策は致し方ないモノであったものの、実はといいますと戦後、1953年に中国で初めての人口調査が行われましたがそれまで「まあ四億人から五億人くらいだろう」と見込まれていたのですが、実施してみると6億193万人⁉(国外華僑、留学生人口を含む)という、予想より1億人も多い結果が出たのでした。

まあ、この時点で『事実上、中国は自国単独で自国民を食わせて(自給自足で養って)いけない』国となってしまっていたのでしょうが┐( ̄ヘ ̄)┌

なにせ、近代の産業革命以前の人口爆発と呼ばれる人類史上最大の人口増加以前の、人力に基本的に頼る世界で、18世紀~19世紀にかけて、中国の人口は一億を少し超える程度で推移しておりました。

それが、産業革命以降の蒸気機関による海上と鉄道輸送という物流革命が起きて以降、20世紀に入る頃には中国の人口はザッと四億を超えるまでに増加していました。

ちなみに、産業革命以前の18世紀~19世紀にかけての世界主要各国――欧米や日本の人口動態は英国で1600万人、フランス3000万人、ドイツ2500万人という感じでした。

ちなみに同時代の、江戸時代の日本の人口は3500万人です。

先にも書きましたが産業革命の機械動力が得られる以前は人口=その国の国力と考えて構いませんでした。

と、同時に蒸気機関による鉄道や風に左右されない海運が発達するまで、人口の限界=その土地で養える農作物の生産量でもあった訳です。

さて、先に20世紀初頭には中国の人口は四億越えと書きましたが、それは欧米列強や日本も人口増は同様で、英国で1600万人、フランス3000万人、ドイツ2500万人そして日本の人口は3500万人が、それぞれ英国4500万人で、フランス4100万人、ドイツ6500万人そして日本の人口は5000万人に増加していました。

さて、その後も世界人口は人口爆発と称されるホド、20世紀を通じて……否、今現在も爆発的な増加の一途を辿っているのですが、実はといいますと「人口増加」によって食い扶持を確保するのに悩み苦しんでいるのは実はと言いますと『一見すると広い陸地面積を誇る大陸国家』の方であり、日本や英国などの『海洋諸島国家』は意外と食料の自給自足に困ってはいないんですよ?w

この事は、ある意味で「地政学的な宿命」でもあるのですが、いくら内陸部に広大な土地があっても近代の機械化による運搬革命が起きるまで、地産地消が食料の原理原則であり、人口の増減はその生産地と消費地(都市部)を結ぶ運河の有無が内陸部に広い領土を持つ中国やドイツなどの欧州各国では左右しました。

コレ(河川や運河の輸送の有無)が重要だった理由は、後に記しますが水上運輸の輸送効率の圧倒的さと、それと昔の陸路――街道や幹線道路でモノを運ぼうにも人力か荷駄で馬車などを利用しても量は知れていましたし、それに陸路の道路はたいていが現代のように舗装されておらず、雨季やちょっとした洪水で泥濘(ぬかるみ)、人の足も、ましてや荷物を積んだ貨車の車輪は容易に泥に取られ通行運搬が不可能になるコトがしばしばでした┐( ̄ヘ ̄)┌

これでは安定した大量の物資の物流など期待できません。

ですので、近代に入り、モータリゼーションや鉄道が発展するまで、物資の大量輸送は水上交通の内陸部ならば内陸ほど大きな河川やあるいは運河に頼る所が大きかったワケです。

ですから今の時代のように都市部に人を大量に養うだけの食料を安易に集約することもできなかったワケです。

その為、多くの人を養えるのは食料の生産地である農村でありましたし、そういう制限がありました。

いえ……食料生産だけでなく、鉄器などの生産も『都市部や農業地帯などの大量消費地』ではなく、鉄鉱石を産する鉱山と、鉄器を精錬するのに必要な火力を生み出す石炭の両方の生産地のできるだけ近くに製鉄工場というモノは建てるしか無かったんです!

これは、鉄鉱石も石炭も、やたら重くて膨大な量を(原材料として)必要とします。

そうなると近代以前、こーした重くて膨大な物資を原材料を陸上でひっきりなしに運搬する「その距離を最短化する」コトが従来は製鉄工場の立地を決める際の筆頭の注目事項でした。

それが、鉄道や蒸気機関による船舶の普及によって、運送革命によって列車及び貨物船という大型の輸送機械による『大量輸送が安価に安易に行われる』ようになった結果、世界において食料やエネルギー、物資資源の価格が急変しました!

そう、とても安価で消費しやすい方の方向へ!

例えば、19世紀のカナダでは100万人の農民しかいない――なのに生産している、“生産できる”小麦粉の量は1900万人分あったんだそーです。

で、運送革命前は余剰分は腐らせるしか無かった1800万人分の小麦が、米国へ、欧州へ、世界へと鉄道を通じて、蒸気機関による貨物船によって安価に大量に運ぶことができるようになりました!

この結果、まもなく小麦の価格は「以前と比べて」ほとんどゼロに近い廉価で産地から遠隔の消費地に輸送するコトが可能になったのです。

そしてそれは、小麦だけでなく鉄鉱石や石炭、石油からあらゆる分野で同じコトが起こったのです!

その結果、河川や運河が無くては大量の消費物資を調達できなかった内陸国――中国やドイツ、フランスのような国は一気に大量の人口を養うコトができるようになりました。

また、逆説的ですがパンやご飯の価格が劇的に低落して欧州では農業恐慌が起きたんだそーですが、農業で食っていけなくなった人口は余剰人口ではなく、都市部での労働者人口として流れ込んでも、今や、昔と違って運送革命によって大量の食料もエネルギーも資源も遠隔地から、世界中どこからでも安価に調達できるようになりましたから、そのコトによって産業革命が工業化が進みました。

……と、いいますか、欧州と米国で産業革命と近代化が進んだのも『蒸気機関という動力』を輸送に利用する物流革命を、どこよりも先に先んじて行い普及させたコトが大きいでしょう!

さて、しかしそうして20世紀初頭から先進国を中心に人口は爆発的に増えました。

しかし、それと同時に一つの懸念というか新たな国家的悩みが生まれます。

それは、交易や運送運搬について等しく言えるコトなのですが、『物資の大量輸送、安定供給には平和が必須条件!』という現実です。

とはいえど、日本やイギリスのような海軍強国の島国でしたら、敵国の輸送妨害など恐れる必要は無く、全て自前の船団で無理矢理でも海外から食料やその他の物資を強行搬入できるでしょう!

実際に二つの大戦でイギリスはその海洋国家海軍国の強みを実証しています。

日本も「実際は機雷と潜水艦に敗戦に追い込まれた」といわれるホド、通商破壊に対する備えがおざなりでしたが、戦時中は「一人の飢え死にも出してません」

むしろ、戦後の混乱期、一時的に物流が麻痺したりした時の方が飢餓の危機に陥っています。

さて、ところが中国やドイツなどの内陸に広い領土や主要な大都市を抱える大陸国の場合は、戦時になればてきめんに物資不足に悩まされます。

これはまず沿岸部の港湾へ、海外からのさまざまな物資を積んだ船舶が入港どころか近づくこともできなくなります。

これは第一次、第二次世界大戦でドイツが直面した“現実”ですし、四方を海で囲まれ海岸線の長い日英のような島嶼国と違って狭くて浅い沿岸部しか持たないドイツや中国の場合、船舶で臨検封鎖しなくても機雷で容易に海上封鎖してしまえます。

さらに、陸上輸送も……実は、鉄道の場合でも戦前までは意外と鉄道網は爆撃等で狙われてもなかなかに効率的に破壊できず(爆弾の命中率が悪かった為w)、また破壊されても復旧は容易でしたから鉄道網自体は意外と維持されていたのですが――肝心の物資を輸送する鉄道車両等の駐車場などが攻撃目標となった結果、破壊され不足し、食料品や石炭、鉄鉱石などの物資どころか、兵員の輸送にも事欠く結果にドイツなどは追い込まれてしまいました。

これは鉄道以外の「ガソリン・エンジン搭載の自動車」も同様で、内陸国家であるドイツは燃料の調達と共に、陸路で運搬できる物流の限界といいますか、海運水路との効率の差で悩み続け、かつ敗北に追い込まれたといっても過言ではないでしょう。

なにせ、これは古代の昔から変わらぬ厳然とした事実なのですが、海運水路での運搬効率は陸路の最低で1000倍になるのですから!

すなわち、海路で1000キロの距離と陸上で1キロの距離を物資や人員を運ぶのが『同等』なのです┐( ̄ヘ ̄)┌

米本土から3千数百キロ離れたベトナムに軍を派遣し、補給路を米国は1965年~1975年の約十年間保持し続けても楽勝でしたが、一方のソ連はアフガニスタンまでの百キロに満たない陸路の補給線を三年も保たせるコトができず、撤退に追い込まれてます┐( ̄ヘ ̄)┌

こーした面からも海運水路の運搬運送と、陸路での運搬運送がドッチが有利か? それは明白でしょう。

次に話は少し変わりますが、さらに、二度の大戦は「ドイツとイギリスの食料自給率の差」をハッキリと浮き彫りにしました。

まあ、皆さまもご存知の通り、Uボートによる潜水艦による通商破壊戦をドイツはイギリスに仕掛け、大いに苦しめました。

その際に海外にイギリスが頼っていた物資――エネルギーや鉱物資源以上にドイツはイギリスが「食料輸入を断たれて」それだけで根を上げ降伏すると考えていたといいます。

しかし、イギリスは国土こそコンパクトであるものの農地に転用可能な牧草地、耕作地に恵まれており、ドイツの期待と違って食料の自給をイギリス国内で足りえたといいます┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、一方のドイツは二度の大戦ともに食料不足に飢餓に苦しみました。

第一次大戦では海と陸の両面から「食料プロケイド(搬入封鎖)」を受けてしまい、国内で実際に大量の餓死者を出していました。

これはイギリスがその国内の広大な牧草地が「何時でもスグに畑に転換動員できる予備の耕地」であったのに対して、ドイツの場合は長期戦の場合はそれだけでドイツの徴兵システムでは農繁期の畑に必要な男手が不足するだけでなく「飢餓はわれらの所与の運命」という言葉が中世からあるほどに、人口に対してドイツ国内の耕作地、農地は足りず、もっぱら国外からの輸入に頼っていました。

また、先にも書いた通り、海岸線の港湾を封鎖され、国内の陸上運送も物流を破壊されれば、大都市圏に人口の集中したドイツのような国はたちどころに飢餓に晒されます。

それでも第一次大戦の記憶(トラウマ)が忘れられずにヒトラーのナチスは第二次世界大戦では国内に餓死者だけは出しませんでしたが、戦争が長引けば石油の需要に供給が追い付か成るというもう一つの「プロケイド(搬入封鎖)」問題に悩まされ結局最後まで解決できませんでした。

このように実はといいますと、意外と『資源が何もないような島国』である日本やイギリスの方が、海外からの物資の搬入路を維持しやすく、かつ国内の食料自給を成し遂げやすく。

逆に中国やドイツなどの内奥に国土が深く広い『大陸国』の場合は、運送運搬の問題の他、意外と急峻な山岳の地形や降雨量の少ない砂漠地帯、逆に雨季には河川の氾濫が激しい湿潤など農耕に向く土地が限られており、しかも人口の集まる都市圏から離れている場合が多く大国であるほど、人口が多いほど有事の際の――いえ、平時の際ですら食料自給どころか供給にも悩まされるコトになります。

それは中独に並ぶ大陸国家であるロシアを見ればよくわかるでしょうw

ロシアはあれだけ広大な領土を誇りながら、その人口は一億四千万人ほどで日本とほぼ変わりません。

しかもその人口のほとんどは欧州側に偏っています。

そして、ここ数年のウクライナ紛争やトルコとの衝突で浮き彫りになったのは、ロシアの食料輸入が案外多いという現実でした┐( ̄ヘ ̄)┌

その結果、ウクライナ紛争でクリミアを併合して欧米から経済制裁を受けた際、南欧の国々から穀物や野菜に果物まで食料がストップしてしまい、一時ロシア国内は食料品価格の暴騰に混乱しました。

しかし、そこはプーチン大帝ですから、欧州からやウクライナからの穀物野菜等の生鮮食料品の輸入が途絶えた穴埋めに「国内自給率を高める」コトを奨励したり、あるいは中東や中央アジアからの輸入に切り替えたりで埋め合わせし、危機を乗り越えました。

……が、その努力もシリア紛争にロシア軍を介入させた際、領空侵犯を繰り返したトルコにロシア軍機が撃墜されたコトで水泡に帰しました。

国内向けにも「トルコに対して終始強気に出た」プーチン大帝でしたが、内心は頭を抱えていたことでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

トルコは欧州に代わる、ロシアへの果物や野菜などの食料品の輸出国でしたのですから!

まあ、このように大陸国、大陸軍国というのは、海洋国家、海軍国と比べて食料を始めとして国家や社会を運営維持して行くのに必要な物資を調達するのも、上手く物流に載せて配分するのも意外と苦労するというのが現実なのです。

ちなみに日本は食料、農業に関しては他国に決して劣りません。

それは『質』の話だけではなく、実は『量の面での確保』という課題でもです!

と、いいますのも日本は実は農業生産額は、およそ年8兆円という規模です。

2005(平成17)年時点で、826億ドル、先にも言いましたが8兆円相当の規模で、これは中国、米国、インド、ブラジルに続き、世界第5位を占めています

ちなみに同年のアメリカの農業生産額は1775億ドルなんで、なんと日本の生産額はあのアメリカの半分ほどになります(生産額ベースで言うなら)。

ついでに付け加えますと、欧州でも農業大国で有名なフランスが6位の549億ドル、広大な領土を持つロシアは7位269億ドル、オーストラリアは17位259億ドルで、日本の生産額はこれらの「農業大国」をはるかに上回っているのですよ?

他に品目別に見ても、生産量で世界トップレベルのものが少なくないです。

ネギは生産量世界一w、ホウレンソウが3位、ミカン類4位、キャベツ5位、イチゴ、キュウリは6位です。

コメは生産能力の4割を減反していて10位だが、減反開始前の昭和35(1960)年代には3位だったんです。

意外なのがキウイフルーツで、世界6位で、米国を上回っているといいます┐( ̄ヘ ̄)┌

こうして見ると、自動車やエレクトロニクスなどの工業分野と同様、農業分野でも我がニッポンは大健闘している、と言えますよね?

すなわち、日本はすでに農業大国なのです

GDP(国内総生産)を根拠に、我が国が今まで「世界第2の経済大国」(最近、中国に抜かれたとかいわれてますがw)と呼ばれていたのだから、農業の国内生産高、すなわち農業GDPによって世界第5位の農業大国と呼ぶのは意外でもなんでもないのかもしれません――まあ、日本の国土の狭小さと山地がちの地形を考えれば、これは驚くべきことでもありますが。

「食糧自給率が約40%」、「農業従事者の約60%が65歳以上」などと喧伝されていることから、我が国の農業は衰退状態にあり、いざ食糧危機が起こって輸入が途絶えたら、国民が飢餓に瀕するなどというイメージが一般的ですが、『日本は世界5位の農業大国』の著者・浅川芳裕氏によれば、これこそが「農業版自虐史観」だと言うのもうなずけますねー。

それと同時に、農水省がどれだけ国民を省益優先で欺いているかが知れてきますというものです。

また、日本には他の国には無い『豊富な天然資源』が存在します――そう、「綺麗な水」という他の何物にも代えがたい“天然の恵み、資源”がね!w

以前から繰り返し書き指摘していますが日本は綺麗な水、真水に恵まれた国です。

明治の時代には日本に寄港した船乗りの間で「日本で積んだ水は赤道を越えても腐らない」と評判になったモノですが……さらに今の日本は『浄水技術』やそれに必要な濾過装置、製品に関しても世界トップの国であります。

すなわち、今後、ますます重要となって行く水資源や浄化浄水を生み出す技術において日本はこれほど大きく恵まれた地位に居ます。

一方で、ここで再び話を冒頭の中国に戻しますが、最近にも紹介した通り、今の中国は河川や地下水の八割が深刻な汚染の為に使用できなくなっているといいます。

●中国の地下水に深刻な汚染 調査対象の8割が飲用不可
2016.04.30
中国政府の調査によると、中国の地下水の80%以上が深刻な汚染のために飲めない状態であることが分かったが、国民の7割が地下水を飲用水として利用しているとの実態が明らかになった。

(以下略)

最近も中国によるアフリカやオーストラリア、北米南米などでの『大規模な農地買収』が記事になったり騒動を引き起したりしていますが、もはや中国国内では中国人民の胃を満たす食料の自給は絶望的なのでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌

さて、ここで冒頭に紹介した、『雨のち晴れの記』 さんの所が「島 博之氏に学ぶ中国の現状;i世界経済のエンジンが逆回転」 と題しました興味深い記事にも話は繋がります。

中国の農村政策は「自国の農民農村を自国内植民地や農奴扱いし、都市部住人が搾取し、経済成長の果実をちゃんと分け与えなかった」だけではアリマセン。

むしろ、それよりも恐ろしいのは、農村から農地を奪い『鬼城』や『採算の取れない高速鉄道』などを通し、さらに外資国営を問わず企業が公害を好き勝手に垂れ流すのを放置して来た結果、今や二億を超える……四億にも達するといわれる農民工(農村の出稼ぎ労働者)が帰るベキ、戻って耕作すべき農地すら失われています

都市部では、賃金や保険等の待遇やコストが高くなった農民工を受け入れる工場も建設現場も、今の中国経済の失速と共に無くなっています。

むしろ数千万人規模にまで膨れ上がったと言われる都市部若年失業者――ネズミ族や蟻族などと比喩される『大学を出たモノの就職先の無い』若者を含めて、流民難民と化し行き場を無くした労働者を中共はいかにするのでしょう?(棒

一部、職の無い都会の若者を、農村部に教師や技術者として送り込んでいるといいますが……その都市部と農村のあまりの生活レベルの違い、ヒドさに逃げ帰る若者がほとんどだといいます!?

いえ、まだ都会から若者を受け入れれる農村は“マシ”な方なんだそーです。

都会に出稼ぎに出て行った元農民を含め、人の流れが「農村から都会へ」ではなく「都会から農村へ」と一部逆流が始まってるそーですが、都会で仕事が無くなり食えなくなった農工が故郷に戻っても、その農村がもはや帰って来た農工を受け入れる余地が無いほど今の中国の農村は疲弊し、余力を無くしているといいます。

これから先、本当に恐ろしいのは中国が成長できなくなる低成長に落ちいる――なんて『生易しい話』なんかではなく、むしろ中国の歴代王朝が繰り返して来た“社会や国家そのものの自壊崩壊”が引き起こり、また群雄割拠の戦乱と混乱、そして大量の流民難民が――それもシリアなどの中東・北アフリカなどの今の騒動が児戯に思えるような『億単位の難民』が中国から世界に溢れ出すというコトでしょう(´_`。)

なんていいますか、欧州も中国が崩れたら……それこそドイツ辺りが“特に”中国崩壊に道ずれになりそうですが――ドイツ車企業の中国市場への傾注ぶりやドイツの中国への投資の様子を鑑みますと

それと、皆さんも忘れてますかも知れませんが、ギリシャ危機まだ欧州EUで燻ってますよ?

全然報道されてませんが、今度の六月までに100億ユーロを超える債務の返済期限がギリシャに迫っていますが、トロイカ(EU委員会、ECB,IMF)による再融資が取り付けれない限り、ギリシャのデフォルトが起きかねません┐( ̄ヘ ̄)┌

ちなみにIMFは「EUが、ギリシャに何らかの債務救済措置を取らなければIMFは支援プログラムから撤退せざるを得ない」と四月半ばに言い切ってますヨ?

あと、南欧ではスペインで「警察官がストを行う」よーな実は混乱状態ですし、少し前にもふれましたが、実はドイツなどは財政健全化を誇っていますが、代わりにドイツを始め欧州各国の民間銀行は『不良債権』予備軍とされる大きな爆弾をいくつも内包しているといいます┐( ̄ヘ ̄)┌

久々に長文記事ともなりましたが、こーして改めて見てみますと「世界は、嵐の前の静けさ」とでも申しましょうか?

この先、碌なコトにならなさそうですね┐( ̄ヘ ̄)┌

まあ、どんな経過を辿るにしろ、退屈だけはするコトは無さそうです。

しかし、書き出すと「書くコトが多すぎて」止まりませんね。

実は、大陸国家と海洋国家――日本と中国の対比についてでも、今行われているパナマ運河の拡張工事の意味合いや米国の石油輸出解禁の意味合いなど、書きたい話やネタは山ほどあるんですけどね(苦笑

まあ、今は体の調子がアレですし……近々『肩の内視鏡手術』が有りそうですんで、そうした諸々が片付く頃――ちょうど、夏前から夏にかけて『今年は一気に荒れる・崩壊するトコは崩壊』しそうですしw

その時に備えて体調~やら元気やらを充填整えておきたいモノですが……さて、皆様はどう思いますでしょうか?
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