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小池百合子氏、都知事選秘策 横田基地活用、韓国人学校問題など“独占激白”

zakzak 2016.07.07

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を表明した自民党の小池百合子元防衛相(63)が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。小池氏は、早い段階から決意を固めていたことを明かし、「スピード感あふれる都政にしたい」と意欲を示した。注目の政策についても、「2020年東京五輪の透明性」をはじめ、「都有地の韓国人学校への貸し出し白紙」「米軍横田基地の活用」「独自の待機児童対策」などを語り尽くした。

 電撃的な出馬表明以来、小池氏は分刻みのスケジュールをこなしている。まず、都政史上初の女性知事を目指す経緯と決意を次のように語った。

 「舛添要一前知事が辞職表明した時点(6月中旬)で手を挙げようと思っていた。ただ、『国会議員はダメだ』ということでエントリーできなかった。出馬表明に至るまでは(都連に対し)手順面で無理筋もあったが、そうしなければ名乗りを上げられなかった。手を挙げたからには貫徹する。都民1人ひとりと結びついた形で、都知事選を戦い抜く。政治家である私がビジョンとともに都政を引っ張っていく」

 自民党の世論調査でも、期待値は断トツと伝えられるが、もし、「小池都知事」が誕生したら、東京五輪はどうなるのか。

 小池氏は「透明性が重要だ」といい、続けた。

 「これまで、コンパクト五輪が売りだったが、経費がどんどん膨らんでいる。エンブレムをめぐる問題、新国立競技場建設をめぐるドタバタで国民、都民はしらけムードだ。巨大な利権があるようにも思われている。流れを変えたい。情報をもっと公開し、密室で決めるようなことはしない。クールビズを定着させたように、私が先頭に立って世界に発信していく。『都民の・都民による・都民と国民・世界のための五輪』にしたい」

 舛添氏が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と約束して推進し、都民から批判が殺到した韓国人学校への都有地貸し出し問題はどうか。

 「すべて白紙だ。韓国側とどういうやりとりがあったのか、決定までのプロセスを詳細に確認したい。都有地については保育所を含め、有効な活用策を考える」

 首都のトップには、1300万都民の生命と財産を守る使命がある。舛添氏は、都心から約100キロ離れた神奈川県湯河原町の別荘に毎週のように通い、危機管理意識の欠如が批判された。

 小池氏は「常に都内で非常時の陣頭指揮を執れる態勢を取りたい。湯河原なんて言語道断だ。私は阪神・淡路大震災時(1995年)、衆院兵庫6区選出議員だったが、当時の兵庫県知事がなかなか県庁にたどり着けず、自衛隊の出動が遅れた。私は防衛相経験者だ。危機管理は任せてほしい」と自信を見せた。

 都政ではかつて、石原慎太郎知事時代に米軍横田基地(東京都福生市など)の「軍民共用化」構想があった。

 小池氏は「私には(軍民共用化への)秘策がある。今後の交渉次第だが、横田基地の活用は地域振興の観点からもポイントだ」といい、腹案の存在を示唆した。防衛相経験者だけに、特別な人脈でもあるのか。

 待機児童問題も急務だ。舛添氏は「重要政策」と言いながら、2年4カ月の在任中、美術館・博物館めぐりを繰り返す一方、保育園などの視察はほぼ行わず、都民を失望させた。

 小池氏は「働く女性はますます増える。子育て中のお母さんが将来も働き続けられる環境づくりが何よりも大切だ。保育園の整備は当然として、欧米では一般的な『保育ママ制度』(=家庭的保育事業)の拡充、ベビーシッター利用など選択肢も増やしたい」といい、以下のように続けた。

 「仕事と余暇のバランスも大事だ。首都・東京から『女性と男性の意識改革、制度改革』を同時進行で進めていきたい。残業を減らし、長時間労働を是正し、新しいライフスタイルを全国に向けて提案・発信していく。そうすれば、新たな産業も生まれてくる」

 日本ではまだ普及していない、乳児用の「液体ミルク」活用にも乗り出す考えだ。

 小池氏は「災害時になると、煮沸ができないため、粉ミルクがなかなか利用できない。これが液体ミルクであればお湯で溶く必要がなく、常温保存が可能ですぐに使える。乳児には母乳が1番だが、液体ミルクも使えるようにすることで、子育て世代を応援したい。都内の保育所でも利用できるようにしたい」と語った。

 永田町では、出るくいは打たれる。一部ですでに、事務所費をはじめ、「政治とカネ」に関する問題を報じられ始めている。

 小池氏は「これから、メディアによる『イメージ操作』があると思う。きちんと説明し、正しいことを答えていきたい。すべて真正面からはね返したい」と語った。

 大きな変化が生まれそうな「小池都政」。都民は支持するのか。 (山本雄史)
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