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あほらしくもユートピアであった日本国憲法の終焉 ようやく改定の条件が整った

おゆみ野四季の道  新 2016年7月12日 (火)

 苦難の戦後史がようやく終わることになった。今回の参議院選挙で改憲派が3分の2を越えたからだ。
現在の憲法は日本が太平洋戦争に敗れ、その結果日本をアメリカの属国として押しとどめる目的のために制定されたもので、日本には一切の軍隊を持たせないことを目的にしたものだ。
憲法第9条を読めば誰でも日本がいかなる形であれ軍隊をもてないことがわかる。

「軍隊はダメだ。平和の歌を歌っていればいい」
左派からは平和憲法と呼ばれ、絶対に守らなければならない至上の宝のようにいわれているが、実際はこれほど現実離れした不適切な憲法はない。
特にひどいのは憲法前文で「日本国民は、・・・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と高らかに宣言したが、日本の周りには「平和を愛する諸国民」など存在しない。

 特別に悪質なのは21世紀最後の帝国主義国家中国で、おりあらば周辺諸国を侵略しようと軍備拡張にまっしぐらで止まることを知らないし、一方北朝鮮は「いつでも東京を焦土とかす」とミサイルと核兵器で脅すし、韓国は日本の技術や島や仏像を盗んでは、「これは俺のものだ、文句があるならか実力でかってこい」などというので日本はヤクザにとり囲まれて暮らしているようなものだ。

 実際は「われらの安全と生存を保持」は日本を保護国にしているアメリカが日米安保条約で守ってきたが、戦後70年たちアメリカも日本を守るのに飽き飽きしてきた。
大統領候補のトランプ氏などは「守ってほしければ傭兵料を払え」と声高に叫ぶので日本の安全は今風前の灯になりつつある。

 したがって安倍首相が自主憲法を制定し、自衛権を明確に位置付けることで軍隊の保持を憲法に明記し自衛力の強化を図ろうとするのは当然のことなのだ。
一般に左派は「軍隊の存在は戦争につながる。子供たちを戦場にださない。平和は平和の歌を歌っていれば平和になる」と叫ぶが、周辺に中国のような帝国主義国家が存在している以上、日本が無防備になった途端戦争を仕掛けてくることは必定と考えた方がいい。
これは戦前帝国主義国家だった日本が中国において常に紛争を仕掛けては領土拡大を図っていたことを思い出せば納得するだろう。
マムシやハブやサソリがいる場所で歌など歌っていては生存がおぼつかない。

 今回の参議院選挙で憲法改定の条件が整い、戦後70年たちようやく日本が独立国家として矜持を保つ条件が整ったことは慶賀すべきことだ。
現在の自衛隊はやはり私生児で、左派系の学校教師から自衛隊員の子供が「お前の父親は人殺しだ」などと罵倒されているが、こうした罵倒を許すのも憲法第9条があるからだ。
憲法9条とはアメリカが行ったプロパガンダで最も成功した例で、日本を属国にするために軍備を保持させない規定だが、それを平和憲法という名で売りこんだ。
おかげで故土井たか子氏などは「憲法9条があるので日本は平和を保ってきた」とすっかり信じ切るほどにこのプロパガンダは成功している。

 安倍首相は自衛隊を正式な軍隊と憲法上で認定し、自衛権を当然保持できるように条項を変更しようとしているが、それが普通の国家のありかただ。
かえって自衛権を放棄する方がどうかしている。
憲法第9条は「武器は持たせない。軍備は米国が肩代わりする。そのかわりすべてはわが国の意思に従え!!」と言うことで未だに日本は厳密な意味での独立国家ではない。

日本は現実の脅威に妥協するために自衛隊という私生児を生んだが、これが常に憲法と軋轢を生んできた。憲法を守るべきか現実に対処するのかの選択だが、戦後70年たってようやく現実を見据えて憲法を修正する条件が整った。
あまりにあほらしくもユートピアであった戦後の70年は終わろうとしている
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