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日本のテクノロジーの脱レアアース化が始まった。中国涙目。

MIZUNAの部屋 2016.07/19 [Tue]

最先端技術開発で重希土類は欠かせません。
ただ、資源の埋蔵量が限られており、産出する地域も限られています。
一番問題なのは、重希土類を取り出す際、よほど対策をしっかりしておかないと深刻な環境破壊を引き起こすということでしょう。

日本は、ハイブリッド車に搭載するモーターに使用する高性能磁石の生産に
中国産のレアアースを利用していましたが、
民主党政権時代に起こった尖閣漁船体当たり事件で、
中国は卑怯にもレアアースの日本向け輸出停止という手段を取り、外交に圧力を加えてきました。

それに対し日本は、中国以外の産出国を探したり、レアメタルを使わずとも同等の製品が製造できないか研究を重ねてきました。

結局、日本政府や商社の頑張りが功を奏し、現状、レアメタルを中国に頼らずに調達できるようになりました。
また、従来のレアアース以外の物質を使って、高性能磁石を製造することにも成功しましたが、これは、日本の基礎研究の厚みがあってこそ実現可能なことです。

今回ホンダは、画期的な製造技術によって、レアメタルを使わずともハイブリッド車用の高性能磁石を製造することに成功したようです。
磁石加工にカナダ産の磁粉を使用するそうです。
素晴らしいですね。拍手!

さて、困るのは中国です。
ネオジム磁石の製造法がホンダ式に切り替わっていけば、中国のレアアースは無用の長物。
数年前までは輸出の大きな柱になっていましたが、
これで廃業決定ですね。
外貨獲得の大口がまた一つ無くなりました。

世界の工場としての中国のメリットは人件費の安さと原材料の安さですが、
そのようなメリットは既に失われつつあります。
日本などは中国を見切り、東南アジアへのシフト、国内回帰に動いています。
企業が引き上げれば外資も逃げていきます。

船を造っても売れない
粗鋼作っても売れない
中国メーカーの車なんて誰も買わない
まあ、中国の労働者は一応手先が器用なので、
安物衣料の縫製とか、
100円ショップで売れそうなものとか、
そういった「軽工業」的な産業にシフトしていけば生き延びられるかもしれません。
現状、軍備に力を入れ、兵器の国産化を進めていますが、
重工業が衰退していけば、国内の兵器部品メーカーも減少し、
国内調達が難しくなっていくでしょう。
自国の兵器製造に他国の部品を使うって、
部品調達国との関係が悪化すれば万事休す。
現状、ロシアに大きく依存しているようですが、
友好関係が永遠に続くとは限りません。
全世界的な不況が今後も続いていくとすれば、
中国の経済成長はストップし、
懸念されている不動産バブルがはじけ、
恐ろしいことになりそうですね。
人民解放軍が動くとすれば、その兆候が現れる前。
やはり今年か来年あたりか・・・。
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