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恐怖が天から降りてくる(中国)

中韓を知りすぎた男    9月7日(水)

前回、中国はなぜ尖閣に対する攻撃を躊躇しているかを解明しました。
もう一つ中国が攻撃に踏み込めない最大の要因があります。それは山峡ダムです。

中国の軍事情報サイト「捷訊網」は「米国や台湾と戦争の事態になった場合山峡ダムがミサイル攻撃を受け破壊された場合には、戦争に必要な軍部隊も水に飲まれ、民間人の被害は数億人にのぼる」と書かれています。

記事は次に、尖閣諸島で対立する日本による攻撃も取り上げています。

奇襲すれば尖閣諸島はポケットの中の物を取り出すのと同様に簡単に手に入る」と豪語するタカ派軍人もいると紹介する一方で、山峡ダムの攻撃リスクを考えれば、「尖閣諸島奇襲は不可能」と指摘。それまでに、時間をかけて山峡ダムの水を抜いておかねばならないと主張しています。

記事はさらに「釣魚島(尖閣諸島)を奪取しても利は小さい。山峡ダムの被害は甚大だ。しかも尖閣奇襲で先に手を出した方が国際世論の非難を浴びる」と書かれています。そして記事は尖閣諸島が原因で戦争になった場合、アメリカによる山峡ダム攻撃もありうると指摘しています。

山峡ダムに対する攻撃は日米台だけの攻撃ではなく、香港紙・東方日報によれば「ダムを決壊させることは、戦争や国内政治闘争でも切り札として使われる。社会不満が高まるなかダム爆発で社会に報復することを当局は警戒していると分析し、ダムの場所によって数十キロの爆発物で大きな被害を、もたらすことが可能だと専門家は指摘している」と記述されています。

そこで共産党中央軍事委員会は、約4600人の兵力を山峡ダムの安全保障にあたることを決定し、地対空ミサイル4発、陸軍ヘリコプター大隊1隊、高速哨戒艇8隻、機動中隊24隊がその任務に就いたと香港紙・動向は伝えています。

私も2006年~2015年まで数回山峡ダムの恐怖を書いています。その文章の一部分を載せてみます。

「核を持たなくても中国を脅す方法があります。それは「中国の出方次第によっては、山峡ダムにミサイルをぶち込んで決壊さす」と日本の著名人が言い、そのことをマスコミが取り上げるだけで強烈な抑止力になります。

09年に完成した世界一の山峡ダムは、総貯水量が400億トンの膨大な水量です。ダムが決壊すれば約5千万人の死者が出ると言われています。山峡ダムは揚子江中流域の山峡一体に建設されました。揚子江(長江)は世界で三番目の大河で、中国大陸を西から東に流れ、重慶、武漢、南京、上海を経て、東シナ海に注ぎ込んでいます。両岸は工業地帯で人口も密集しています。

決壊すれば揚子江に隣接する重慶、武漢、南京、上海は消えてなくなります。
両岸の工業地帯や住民も全滅です。広島に落とされた核の100倍以上の威力があります。ダムが崩壊すれば、北京の中央政府の権威と統治能力は完全に消滅します。

日本は核を持たなくても「ミサイル一発で山峡ダムは決壊する」と宣伝するだけで中国は震え上がります。日本のミサイルの命中率は世界一です。」

昔、このブログを読んだ台湾の友人は自らのブログにこれを載せ台湾全土に拡散したとの報告を受けました。

しかし日米台が山峡ダムを攻撃しなくても、すでに山峡ダム決壊の恐れを指摘する研究者もいます。土砂の堆積でダムの機能を果たさなくなる日は近いといわれています

「山峡ダムの水没地、および周辺地域からの汚染物質や大量のゴミが流入し、長江流域、そして黄海の水質を悪化させて生態系まで狂わせている。特に山峡ダムの上流にある重慶は人口3000万人超を抱え、環境設備が不十分なため工場・生活排水が垂れ流し状況です。

リチウム電池や染料などの原材料、農薬もそのまま流され、またダムの上流では水洗トイレもないため糞尿の垂れ流し、そのため異臭が漂い赤や黄色など混濁したダムは巨大な汚水の肥えだめ」と呼ばれているほどだ」
(経済評論家の宮崎正弘氏の中国の水質汚染のレポートより)

中国メディアも、山峡ダムの恐怖!攻撃されたら万事休す、軍壊滅,民は億単位で飲み込まれる」と、よくわかっているようです。中国共産党は、一発で壊滅する山峡ダムという時限爆弾を抱えてしまった。

恐怖の大王が天から降りてくる。もう誰も阻止できない。
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