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狂躁亭日乘・弱体化する連邦政府

おととひの世界 2017-05-24 11:06

トミサンザン使い果たした鎌倉幕府
と覚えたかな?
『建武の新政』が始まった
後醍醐天皇によるご親政・天皇直接政治だ

日本はある程度歴史が古い
歴史が古くて試行錯誤があると
そういう時に参考になるんだよね

結論から言うと
周知のとおり長持ちはしなかった
足利尊氏による武家政治になってしまった

後醍醐天皇というのも謎の人物だよ
私小さい頃天龍寺でよく遊んでいて
いろんな人に話し聞いたけど

後醍醐天皇は
長男ですらないわけだよ
それなのになぜ自分が天皇になれると
思い込めたのか?が
まずわからない

そこまで強烈な自負が生まれた理由は
ちょっとわからない

肖像を見ても
真言密教の道具を手にしてるでしょ?
神道一本のミカドともちょっと違う
皇族の仏門帰依珍しくなかった時代でも
相当エキセントリックですよ

以前 NHK の大河ドラマで
やってたときみたいな
片岡仁左衛門さんみたいな
穏やかな顔ではなかったんじゃないか?
日本史上の謎の人だ

御親政は長持ちしなかった
楠木正成はあれだけの臣だったけど
大きな兵力とは言えない
手勢がいなかったことも大きい

しかし何よりも
一度中央から追われた権力者
後醍醐天皇自身が流されたからね
鎌倉幕府から

一度でもそういう事があると
長持ちしにくいのは
全世界史的にそうなんで

エルバ島に流されたナポレオンが
脱出してきてもう一度と
やったけど結局もたなかった
一度でも都落ちしちゃうと
『カムバックしてより強く』
ということは現実にはないんです

もうこれは歴史の経験則
世界史の鉄則みたいなもの

後醍醐天皇は
実権を握る以前に
ハンデをおっていたわけだ
でなければもう少し長持ちした
可能性はあるよね

『カノッサの屈辱』ってあったね?
中世のローマ法王が世俗権力に
けじめを付けた事件だけど

あの後けじめつけられた方が
復讐してるんだよね
でも一度ああいうこと
その傷は治らないんだよ
権力の権威ってのはそういうものだ

『正統性の瑕疵・かし』
政治学や法学ではそういうけどね
具体例で考えるしかない

1991年8月
旧ソ連の歴史上
最初で最後のクーデターが起きた

その前に選挙で選び直されていた
旧ソビエト連邦共産党書記長にして
旧ソ連初代大統領
ミハイル・ゴルバチョフ
行方不明になってしまった
あの数日間生きているのかもわからなかった

ところがクーデターを起こした軍に対し
ソ連国民とくにモスクワ市民が
一斉に蜂起した

アンチクーデター運動が起きたんだ
全世界にライブ中継され
大きな衝撃を与えた

小さい国の話じゃないからな

アメリカに次ぐ核大国の中で
軍事クーデターが起きたってこと
だけでも大変なことだろ?

場合によっては超大国国内で
『核による内戦』が起きたかも
しれないんだぜ?

そうなれば日本含めた周辺諸国だって
重大な被害が出たのは間違いないさ

あの時震え上がったな
さいわいそうはならなかった

一つ間違えばだったよ
しかし数日間確実に内戦状態だったんだ
恐ろしい話だよな

モスクワの街頭に繰り出した市民の前に
戦車の上に立ち上がる格好で
決起を呼びかけたのは

ソ連邦ではなくて
『ソ連の一部のロシア』の大統領
当時のボリス・エリツィンだった

結局あの人あの時はピークな
全世界に強烈な感銘を与えた
全世界の応援もうけた

結局ユーラシア最強の陸軍

ソ連赤軍は負けた
社会主義の国で大衆に負けたんだから
どうしようもない
権威は地に墜ちた

這いつくばったのは赤軍だけではない
ゴルバチョフの権威だって泥まみれに
一段落して復帰はしたよ
しかしそうなったらもう
元に戻ることはないでしょ?

権力の権威・正統性ってのは
そういうものなんだよ
一度泥にまみれると
ほとんどの場合元には戻らない

結局その年の暮れに
『ソビエト連邦』は終わった
しかし実質的にはあの夏で終わってた

その後ロシア共和国になったけど
実態はユダヤ人に乗っ取られた国

この辺り日本では報道されてないし
差別だなんだで遠慮してるからね

雑誌社に圧力かけてきて
廃刊にさせたりするじゃん?
出版停止だとかさ

90年代にそういう事があった
だから報道もされないけど

旧ソ連ってのは
レーニンがやりだした頃から
ユダヤ人が上に来たことがあった
かつてのロシアでは
考えられなかったことだ

帝政ロシアある意味
悪質な煽動政治
自分の統治が上手くなくなると
全部ユダヤ人のせいに
擦り付けることがあった

有名な反ユダヤ文書
『 シオンの議定書 』
あれはロシアの秘密警察
オフラナが作ったと考えられている

スターリンはグルジア人だ
彼による独裁は半分反ユダヤ運動だった
そこでスターリンは
ヒトラーと手を握る余地があった

病的な被害妄想男だったしね
その晩年に医者がユダヤ人だったが
自分を殺そうとしていると妄想し始め

『ユダヤ人医師団事件』を起こした
スターリンが死んだ時
診断していたのは獣医だったといわれる

『 同志スターリンは最後に
人間ではなく獣であることを自ら証明した』

そう言われていたらしい
スターリンに影のように付きまとった男
ラーザリ・カガノビッチ
ユダヤ人の共産党幹部だ
この男が実質的に
力を持っていたという人が多い
アメリカの研究者もそう考えていたようだ
スターリンの弱みを握っていたと

こういう状態がスターリンの死後も
しばらく続いたが

対ドイツ戦で英雄になった
農民出身の大将軍
ジューコフ元帥が

モスクワ近郊の演習に事借り
実質的にクーデターを起こしたらしい

1950年代半ばのことだという
この話はソ連崩壊まで
表沙汰にならなかった

戦車隊がモスクワ市中央に突入
情報機関の手勢である国境警備隊は
間に合わなかった

綿密に計画されていたんだろう
ジューコフは力は握らなかった
しかしカガノビッチ以下のユダヤ系は
全部クレムリンから追放された

死刑にだけはならなかった
無血『クレムリン大粛清』だ
50年代の半ばにソ連で
ユダヤ系が粛清された

これだけの事を秘密裏に行ったのはすごいね
表沙汰になっていたら?
旧ソ連の権威はそこまでだっただろう

まだナチスのユダヤ人虐殺の
記憶が生々しい時代
それにも配慮したんだろうね

フルシチョフが
やりたいようにできるようになったのは
それがあったからだという
そういえばスターリンが死んで
スターリン批判まで随分時間があったよね
その間とんでもないことが起きていたんだ

ユダヤ系勢力は
旧ソビエト連邦崩壊後再び舞い戻った
それがエリツィン大統領の時代
旧国有財産は私物化された

ロシア人はおそらく世界で
最もユダヤ人を殺してきた民族だ
国家秘密警察が煽っていたんだから

ドイツの場合はナチス時代が
ちょっと特異だったけど
ロシアは一貫して行ってきたからね

反ユダヤ感情はとても根強い
それはドストエフスキー読めば分かるよ

ユダヤ人の最大の敵は
今も昔もロシアだ
それはロシア人にとっても同じだ

やりたい放題に反感は募る
そしてロシアのデフォルトが起きた
国民生活は窮乏した
年金が止まってしまうからね

気まぐれなエリツィンは
元外交官プリマコフを首相にしてたが
『自分を除こうと考えている!』
と怒り出した
プリマコフをじっと睨んでる
ビデオを見たことがあるよね
NHK のニュースで

彼らの一派が解任され出てきたのが
プーチンだったんだ

プーチンはそれまでKGB の小役人
無色透明で自己主張もない
そう思わせることに成功していた

エリツィンも警戒してなかった
手堅い官吏だと思われていた
恐ろしいほど猫をかぶっていた
虎視眈々と狙っていたんだよ

ほどなくしてプーチンは
ボリス・エリツィンを隠居させた
晴れて大統領になったし
選挙でも選ばれている

選挙で選ばれた大統領は強い
こうしてプーチンは
国民財産を簒奪したとして憎まれていた
ユダヤ系の有力者を

政財官界あらゆる場面から追い出した
元々反ユダヤ感情があるロシア社会では
これはとてもウケる政策だ

プーチンはロシアを取り戻してくれた
本当にそうかどうかはともかく
国民一般からそう思われた

だからなかなか失脚しない
日本から見ていたら
なかなか分からないこと
反ユダヤ感情がどんなものかっての
知らんもんな

だからプーチンは欧米からは憎まれる
欧米の言論メディア一般を
支配してるのはユダヤ人だからな

なんでこんな話を延々としたのか?

もうひとつの超大国の話
そしてロシア以外の
もう一つの超大国と言ったら

それはアメリカだ
旧ソ連からロシアにかけて
この30年で起きたこと

形を変えアメリカで
繰り返される可能性があるんだ
いってきた通り

現在アメリカでは CIA と
1960年代から50年近く
その風下に甘んじてきた
ペンタゴン・国防総省軍部が

ユダヤ系が支配するマスコミと
民主党の中核を巻き込んで
大抗争を起こしている


トランプのスキャンダルというのは
単なるスキャンダルではない

世界最大の核大国における
クーデターの前駆症状であって
遠からずそれが起こるものと
考える人が多数派になっている

アメリカでは実質的クーデタは
戦後何度も起きてきている
自分の父親ほどの年齢の CIA長官を

アレン・ダレスのことだけどね
キューバでの彼の失敗に激怒し

オープンカー上で
見せしめに解任した
ジョン・F・ケネディ

わざわざオープンカーパレードの
最中に射殺されている
暗殺ならそこまで必要ないはずだ
方法はいくらでもあるのだから
どう考えても見せしめだよ

リチャード・ニクソンだってそうだ
最初から最後まで
東部エスタブリッシュメントには
反抗的だった

第4次中東危機に際し
イスラエルのゴルダ・メイア首相が
緒戦の大劣勢を挽回するため
核兵器使用の動きを見せたのを見逃さず

旧ソ連のブレジネフ書記長に対し
イスラエル脅迫を勧めた

核戦争は免れたが
これでユダヤ人の恨みを買ったことが
ニクソン失脚の大きな原因に

マスコミの大半はそうだからね
感情的なもつれはあったはずだよ

湾岸戦争の勢いに乗り
ロックフェラー財閥他東部主流派の
中東和平構想を実現するため
ラウンドテーブル方式の
中東和平会議を提案した
父親ブッシュ大統領

クリントンという隠し球を
ぶつけられて落選した
クリントン政権はユダヤより政権
だったからね

これを終わらせるべく
息子のブッシュが出てきたら
9.11でひっくり返されてしまった

あの時息子ブッシュは蚊帳の外だった
あれが陰謀かどうかはともかく
結果的にクーデターになったよね

息子のブッシュは
ミイラ取りがミイラになったんだから
そして現在だ
落選したヒラリー・クリントン
CIAも民主党の主流派も全部乗っかっていた
もちろんマスコミもだ

これを快く思っていなかった軍部が
トランプを担ぎ出して成功したんだけど
現在これを引きずり下ろして

それが弾劾裁判になるか
あるいは副大統領
ペンスのクーデターになるかはわからないが

そういうことをやろうとしてるわけだ
つまりこれは旧ソ連の末期の末期
あのクーデター騒動から
プーチンが登場するまで

ロシア系勢力とユダヤ系勢力の
抗争が繰り広げられた
ほぼそのままのことが

同じ経過になることもなく
同じ結果になるかどうかも
全くわからない

これは権力抗争であって
市民やマスコミに誘導された
アメリカ世論はこの際道具に過ぎない
はっきりしていること

パワーゲームがもう始まっていて
仮にトランプが失脚したとしても
その後も続くこと

トランプを担ぎ出したのは
アメリカの軍部だ
トランプは看板に過ぎない
本体・本隊が出てくる可能性があるだろ?

引き下がるわけにはいかない
去年の夏だったか夏の終わりか?
アメリカ国防総省内部で

600兆円以上の
使途不明金があると報道された
同じような事が9.11前にもあったんで
金額はその1/4以下だけどね

似たことが起こるんじゃないか?と
私は違う見立てでいて

おそらくペンタゴンは
籠城の準備をしている
状況知り得るものとしては当然の構えだろ?
だって何度も予算の壁にぶち当たっている
この25年だって何度も
デフォルト起こしかかってるんだからね

アメリカ連邦政府がですよ
そのような時に軍資金がないでは困るんで

国家も大事だけどそれ以上に
彼らは組織防衛最優先
同じようなことは旧ソ連でも起きていた

末期に国庫を開いたところ
日本円にして200兆円も
なかったんじゃなかった?
旧ソビエトロシアは世界有数の産金国
アメリカほどではないにしても

半分ぐらいはあると
考えられていたんだけどね
カラっ欠だったんだよ

おそらくソ連共産党か
あるいは情報機関の人間か
最も可能性があるのは軍部が

退蔵隠匿持ち逃げしたんだろうと
こういうことはナチスドイツでも
大日本帝国でも起きたからね
負け組の権力者だって
ムザムザ降参したりはしないんだよ

捲土重来を考えるだろう
当たり前の話だよ
ペンタゴンだって同じはずだ
連邦政府が止まってしまっても
軍は動かなければならない

そこから先は
スタミナ切れまでの戦いに
まず表の権力抗争が起こる
しかしことはそれでは終わらない


それが全米2000万人と言われる
ミリシア・民兵組織まで広がれば
本当の内戦になるが

スキャンダル暴露や
暗殺謀略合戦まで含めて
なんでもありの抗争になるだろうと

それがソ連末期に起きたみたいに
短期間で済むという見込みはちょっと

旧ソ連の場合は各組織から
ユダヤパージが進んでいた
アメリカは違うだろ?
逆に深く結びついているところがある

いずれにせよそのことが起きて
最終的にはアメリカの権威が地に墜ちる

大統領まで巻き込んだ
権力抗争を起こしておいて
アメリカの信用が上がる
ということはないよ

ウォーターゲート事件と
ベトナム敗戦でアメリカの権威信用
どれくらい落ちたか?

軽くドルが半分以下になっただろ?

360円から308円に
そしてレーガンが終わる頃には
140円ぐらいになっていた

これから起こることは
さらにアメリカの権威を失墜させるから
表面的にもそれ以上のことになるだろう

一度墜ちた連邦政府の権威が
復活することはない
はっきりしてるのはそれだけだ

しかもそれを忘れて
権力抗争に熱中してる奴がいる
アメリカを動かしてるやつも
頭に血が上っている

こういう時が最も危ないよ
戦前の日本の軍部を思い出してもらいたい
エスピオナージに熱中して
自分たちがどれほど
取り返しのつかないことを
やっているのか?

誰もまともに判断ができなくなっていた

現在のアメリカがそういう状態だ

プーチンがいみじくも言った
『統合失調症』というのは
そういうことだろうな
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