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北がとうとう『やらかし』ましたが……

推摩 一黙のブログ 2017年09月04日 08時41分

さて、昨日とうとう北朝鮮が水爆実験をやらかしましたが……朝鮮戦争のカウントダウンが始まりましたね。
「北が本当に“水爆”製造技術を開発した」
なら今度こそ「レッドラインを踏み越えた」と米国が判断する可能性“大”でしょうねぇ(−_−#)
同じ核兵器でも「ウランやプルトニュウムのように、臨界量に達すると自然に核分裂が始まってしまう核物質を爆弾にするのは理論上は極めて簡単で、極端に言えば起爆装置がなくとも核爆弾を製造でき」ますが水爆は重水素を瞬時に核融合させる必要があります。
水爆の場合は、この重水素を瞬時に核融合させる為の莫大なエネルギーを生み出す技術の確立が難しく、冷戦時代に米ソが核実験を繰り返したのもその技術を確立する為でした。

北が小型化に成功し、核のみならず水爆の製造技術を確立したなら、完全にアウトでしょう(ノ_-。)

さて、しかし……実は今現在、中国以外の核保有国で水爆を製造配備している国はほとんどアリマセン(棒
その理由は極めて簡潔で「使い物ならない」からです ┐( ̄ヘ ̄)┌
破壊力だけなら水爆は今現在人類が持ちうる兵器の中でも最強です!
問題は製造に難しい事でも、それを小型化、多弾頭化するのはもっと難しい事でもアリマセン。
では何か? といいますと『破壊力に上限が無い』からです。
冷戦時代、核に加えてさらなる破壊力を求めて米ソの間で激しい水爆開発競争と核実験が繰り広げられました。
そして水爆製造に成功し「かつてない成果」を実現した後、米ソ共にハタと気が付きました……「水爆は破壊力があり過ぎだ!?」と。

理論上、水爆の破壊力には“上限がありません”……が、米ソ共に文字通り「地球を破壊し得る」力を手に入れた後、

「そんなバカな兵器は持っていても使えない!?」

という、まあ“真っ当な”結論に辿りついたのです(´□`。)
実際に作り上げてから初めて気付くというのは間抜けな話ですが……気付いてしまった以上、それ以上の研究開発どころか製造も“意味が無い”と判断するだけの理性は人類に残っていました。

そして冷戦時、水爆実験成功後の核開発研究は
「いかに実戦利用可能か?」
という核兵器の小型化やあるいは放射能物質の残留期間はわずかで、核爆発後の地域へのアクセスが短時間で可能な『中性子爆弾』の研究などに舵を切り替えます。

つまり初期の「核兵器の破壊力拡大競争」で米ソは狂ったように競い合いましたが……そこでようやく「実戦で使えない」コトに気が付いたので、威力は最小限でも使い勝手のいいように核の小型化に切り替えたのです。

その後、戦術核と称して、歩兵用の核ロケットランチャーだの核地雷だの……狂ってるとしか言いようがない兵器が生み出されましたが、水爆は核軍縮で米ソの間で真っ先に削減撤廃が合意されたのもにべなるかなw
そういう結論になるのも、まあ当然の話でしょう(-""-;)

さて、北が水爆の保有を目指し、核開発とICBMの保有を停められない以上、後のオプションは「問題を外科的に排除」――すなわち軍事力の好意しか無いでしょう(棒

某紳士蟻さんのブログでも

「なぜこの時期に」核実験なのか(※追記・北朝鮮、ICBM用水素弾実験成功発表)
2017-09-03 13:25:01

ご存知でしょうけど、まだ確定ではないものの、北朝鮮で核実験と思われる「人工的と思われる揺れ」が観測されました。
場所的にはほぼ間違いありません(過去の核実験が行われたのと同じ地域です)。

NHK速報などを見ていましたが、「なぜこの時期に」という疑問がよく出てくるようでして、自分なりの考えを書いてみます。
なぜこの時期に核実験なのか?それは「随分前に決めた日程通りにやっただけですがなにか」でしょう。

本ブログ人気フレーズ「日帝のせい(日程のせい)」です。
国際社会は、ひょっとすると、こんなことを思っているのかもしれません。「制裁を強めれば北朝鮮が核開発をやめるだろう」。

しかし、それはありません。北朝鮮は核・・詳しくはICBM(に準ずるもの)を開発するまでは、絶対にやめません。万が一、失敗して核爆発が起きても、米軍に爆撃されても、宇宙人の攻撃を受けても、彼らはまた核兵器を作ります。
「出来る」まではやります。彼らが何かの形で話し合いの可能性を示すのは、核兵器が完成してから、それを使うのか使わないのか、使うならどう使うのか、そんなことを条件に出してくるでしょう。

絶対に「開発をやめる」で話し合いに応じることはありません。

北韓論にも書きましたが、核兵器は、彼らの「聖なるもの」だからです。
金日成の「主体」思想、金正日の「先軍」政治、金正恩の核兵器は、繋がっています。主体思想に従うという信仰の現れが先軍で、先軍に従うという信仰の現れが核兵器です。

彼らに核兵器開発をやめろというのは、主体思想をやめろ、金日成を自分の主として崇める行為をやめろと言っているのと同じです。

余談ですが・・同じ考え方から、金正恩からすると、核兵器に執着することによって、「自分が金正日の正当なる後継者」・・すなわち自分の正統性を示すことができます。彼は、白頭血統としては微妙ですからね・・・頭の中が真っ白になる迷惑な血統ですこと。

北朝鮮は最初から核兵器開発をやめるつもりなどありませんでした。国際社会が何を言おうと、トランプ大統領が安倍総理が何を言おうと。

だから、予定通りに進めて、今日、「核実験の日」だったのでしょう。
とても単純な考え方ですが、ただそれだけのことかもしれません。

単純なだけに、恐ろしいことです。
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>北朝鮮は最初から核兵器開発をやめるつもりなどありませんでした。
>国際社会が何を言おうと、トランプ大統領が安倍総理が何を言おうと。

と、言われている通り、『北は粛々と核武装を完成させよう』とするだけでしょう(棒
今の時点では米国は先の弾道弾発射実験の結果から「北の核兵器最終的な大気圏突入に失敗したので、未だICBM技術を確立していないだろう」と言っていますから「現時点で軍事カードを切る」可能性は、半島が戦火に包まれるかどうか? はまだ五分五分でしょう。
しかし……もし次にICBMの開発実験が成功したなら、完全にアウトでしょう。ですw

「あ、ソウル燃えてる♪w」

と、茶の間で私たちはTVでも視ながら「アイゴーアイゴー 〃,< ∩Д´> 」と逃げまどう様が見られるかも知れませんw
まあ、日本も北を嗤ってられないんですがね( ̄_ ̄ i)
今現在、すでに北は日本全域に届く射程のミサイルを保有していますからねぇ!?
皆さまは「今回の状況を」どう見ますか?
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