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狂躁亭払暁通信・5月12日に

おととひの世界  2018-05-07 03:45

アメリカイラン核合意を
見直すかどうかのタイムリミットでしょ?

昨年11月頃にそういう設定をした

オバマ政権の最後っ屁
みたいなもの

パレスチナ国家承認に向けての
アクティビティに

これまでアメリカはずっと
拒否権を発動してきたけど

あの時は棄権した

しかしアメリカはおそらく
今年5月14日のイスラエル建国70周年
アメリカ大使館をエルサレムに

イランとの合意を
破棄するかどうか?
破棄するかもしれない

ただそのコト即ち
イスラエルの対イラン攻撃ゴーサインとか
助太刀とかいうことには

おそらくならないと

イスラエルは
アメリカを巻き込む形で
動こうとするだろう

アメリカはイスラエルの
背中だけ押しといて
ハシゴ外さないか?

そんな予感が半分なんだな

トランプは確かに
今までユダヤ人とズブ

ニューヨークで不動産屋
それにカジノでしょ?

娘はユダヤ教徒になって
ユダヤ人実業家と結婚

しかしだから
そっちに引きずられるだろうか?

トランプの北朝鮮交渉見ていると

今までヤルぞヤルぞと言って
180度逆のことやった

トランプは
海外に出ているアメリカ兵を
本土に還そうとしている

ちょうどかつての
日本の関東軍みたいな在韓米軍

海外で派手に戦った方面軍だ
よほどのことがない限り
名誉ある撤退はない
だいたいが外に出たまま
土着権力化してしまう

韓国と北朝鮮が
どうのこうのというより
これを片付けるのは
それなりに偉業・離れ業

日本の関東軍だって
かつては旧満州鉄道を
守るためだけの守備隊1万5000
満州はドイツフランス合わせた面積
日本の国土の2倍ほどのところに
権益保全守備隊1万5000ですから

ほんの最小限のはずだった
大軍でも何でもない

それでも最終的に
あれだけの大ゴトを引き起こした
アメリカは韓国に完全撤兵といっても
リエゾンオフィサーだけは残す

現在の日本にいる
国連軍後方司令部のようにね
そんなカタチになるでしょう
本格的な軍隊は少しでも
危険地帯に置いておくと危ない

だから必要最小限まで
ギリギリ減らす
相手に攻撃をためらわせる
という意味ではそれで十分だからですよ

小人数でも米軍は米軍
手出しをすれば後の祟りは怖い
抑止力としてはそれでO.K.です

その方向に行くでしょうね

1950年代以来
誰も手がつけられなかったことを
やってしまった

もうひとつが
アフガンからイラク
そしてシリアなわけ

どれもこれも
イスラエルの安全保障が絡んでいる

そしてイスラエルは
完全に関東軍化している

マエにも言ったけど
イスラエルと北朝鮮は同い年の国

1948年5月14日イスラエル建国
9月9日北朝鮮建国

このどちらも
アメリカの行動大きく縛ってきた国

北朝鮮問題が
片付く目処がついた

もう1つアメリカの力を
フリーハンドに使う上で
邪魔になってきた国

実はイスラエルなんでな

しかしイスラエルは
中東和平交渉のラウンドテーブルには
絶対に着席しない

戦争やったならば
イスラエルが勝つからだ
しかしここへ来て初めて

イスラエルがかなわない相手が
中東に現れた
それがイランなんだよ

湾岸戦争に大勝利した父親ブッシュ
返す刀で中東和平
ラウンドテーブル交渉を始め

ユダヤ人に潰された
ユダヤ人側が隠し玉の
クリントンを出してきたからだ

しかしその後継者たる
ヒラリー・クリントンは
潰されてしまった

イスラエルは
トランプをバックアップしたつもりだが

イスラエルもイスラエルで

強大なイランという敵を前にして
しかもその後ろ盾になっている
プーチンのロシアを相手に

アメリカの手助けなしでは
何もできなくなっている

実はこれ
トランプにとっては
圧倒的に有利なポジションな

トランプが本気でやる気が
あるのかどうか?

知らぬ間に
イスラエルの命運は
そこにかかってしまっている
どうなるかね果たして?

北朝鮮との
核合意や和解とはすなわち

中国ロシアとアメリカが
それぞれの傀儡国家を
清算するということにほかならない

イスラエルはいつのまにか
実は北朝鮮と同じポジションにいる
アメリカの政治家は表向き
イスラエル批判はやらない・出来ない
やれば選挙に勝てません

しかし本音は別に
ロナルド・レーガンは
ユダヤ人受け狙いの言動著しい
極右政治家として大統領に

しかし就任後は
イスラエルには冷淡だった
8年の任期中一度も
イスラエルを訪問しませんでした

トランプの親イスラエル言動
ポーズでないとは言い切れない
ユダヤ人に嫁いだ身内がいても
本人は改宗したわけではない

これをトランプが
わざとやったとすれば

それはブレーンが
しこんだものだろう

アメリカ軍部
現在の主流
必ずしもシオニストイスラエルには
好意的ではない

ネタニヤフのイスラエルは
遠からず踏み切るだろう

と私は考えてます
対イラン攻撃というか
何らか危険なアクションに
踏み切るだろうと

しかしだからといって
トランプがいくら
プロイスラエルであるからといって

アメリカがそれに引きずられるか?

それはその時が
来てみないとわかりません
それにアメリカを引きずり込もう
というのが

アメリカのネオコン勢力だった
トランプ政権内にも
現在北朝鮮交渉にあたっている
ボルトンのような本物のネオコンもいる

しかし現在ボルトンは
北朝鮮に釘付けにされている
というところもポイントかなと

対イラン交渉から外されているわけです
アメリカがエルサレムに大使館を
そして主にアラブ圏内から
さらにはイランからも批判が殺到する

このタイミングで
イスラエルが動き出す
ということはあり得る

しかしアメリカの国益
ということで言うと

ここでイスラエルを後押しすること
必ずしも国益にはつながらない

元来アメリカの保守本流は
イスラエルを強く推す連中ではない
ロックフェラー帝国の大番頭だった
キッシンジャーを見ればよくわかります

しかし彼等の意思は

湾岸戦争後

父ブッシュと
当時の国務長官ジェームズ・ベーカーが
中東包括和平方針を打ち出したところ

イスラエルネオコンそして
シオニストの猛烈な反撃が始まり
やがては隠し球クリントンの登場で
ブッシュ政権が潰されたところで
止まっています

中東全体が
包括和平で合意できなければ
このあたりの和平はない

しかしネオコン一派は
その逆のことやってきた

これだけ戦争と虐殺が
拡大している中東地域で
もう一度包括和平を緒につけるとしたら

それはイスラエルが
一敗地にまみれ
存亡の淵に立たされるような事態しかない

そうなれば
イスラエルもネオコンも
そして世界各地のシオニストも

もう一度
ラウンドテーブル包括和平に
復帰するしかない

朝鮮半島ではそれを
トランプ政権は瀬戸際戦略で成功させた
しかしイスラエルは北朝鮮よりも
さらにしぶといから
簡単に大方針の変更はしない

中東ではいち度
熱い戦争を戦われる可能性がある
イスラエルは核武装国ですから
最悪の場合もあり得るわけです

しかしイスラエルは明らかに
北朝鮮の動乱を望んでいたが

おそらくは彼らの行動の
フリーハンドを確保するためだった
しかし極東でその可能性は
ほぼ潰えました

おそらくトランプが
重心を移すのは中東だと思われます

北朝鮮でのやり方を見ると
ここでも瀬戸際戦略が使われる
それはイスラエルの肩を持つように
見せてはいるが
そうではない可能性がある
アメリカの場合その前例があります
1973年10月第4次中東戦争

第一次オイルショックが起きた時で
あの時キッシンジャーは
対ベトナム・パリ和平協議に成功

ニクソンとキッシンジャーは
1972年の段階ですでに
ベトナム戦争終結に目鼻をつけていた

そのタイミングで中東戦争

当時イスラエルは
ゴルダ・メイアという女性首相

四度目で初めて
イスラエルはアラブ諸国との戦争で
敵に先手を取られ焦っていた

その時イスラエル
偵察衛星画像から核弾頭
移動させている形跡が認められ
ニクソンのアメリカと
ブレジネフのソ連が
この問題を緊急協議

アメリカ旧ソ連両国が
強烈にイスラエルに圧力をかけ
イスラエルに核弾頭使用をやめさせた

中東で核戦争が起こりかかった

これを当時の米ソ両国が
協調してやめさせたという事実は
それなりに重いですよ

当時冷戦は終結していない

それでもこの問題に際し
当時の米ソ両国が
キューバ危機の時のような
国連安保理でのやり合いではなく

ニクソン ‐ ブレジネフ間の
核超大国ホットライン協議だけで
『中東での核戦争阻止』に動いた
同じことは再び可能なわけです

ただ別の命令系統で動く
傭兵産業もたくさんいるので
不測の事態が起こる可能性は常にあり
当時ほど簡単ではないとは思いますが

現在もアメリカロシア両国は
表面的には極めて仲が悪いですが

プーチンは自制心が働く
合理的判断ができる人間
核戦争を煽る方向には動かないはずです

北朝鮮の場合
金正恩という指導者が
ギリギリ合理的な判断で動く
『ディールができる人間』
であったらしい

しかしイスラエルは
極めて合理的な判断をする国
そしてユダヤ教宗教国家という
2面性を持っている

その時どちらに傾くか?は
その時が来てみないとわからない

ネタニヤフは宗教的信念の人に見える
しかし彼にしても軍人であり
もともとエンジニア

合理的取引ができない
人間とも思われない
いずれにしてもココから先
極めて際どいギリギリの駆け引きに
なることだけは確か

いずれにしても5月12日に
少し方向性は見えてくる
そんな気がしますな
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