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翁長知事亡き沖縄の行方

外から見る日本、見られる日本人 2018年08月12日10:00

終戦記念日を今週に控える中、翁長知事の亡き後の沖縄について考えてみたいと思います。本件はとても難しい話題ですが避けて通るわけにもいきません。私のように沖縄と全く離れたところに住んでいる人間と地元の方々の思いはまるで違うはずです。よってここで結論を出すつもりは毛頭ありませんが、議論の価値はあると思います。

まずは翁長知事が癌という闘病を乗り越え、最後の最後まで執務されてきた情熱とひたむきさに哀悼の意を表します。氏のリーダーシップの下、多くの市民による米軍普天間基地移転反対運動を率いてきたその熱い思いは氏がまさに人生の全てを賭けていたといってもよいのでしょう。

11日に開催された反対派の県民大会は台風が近づいている中、7万人(主催者発表)もの参加者で埋め尽くされたというのですからその声は天国にも届きそうです。

さて、問題はこれからです。まず、9月にも予定されている選挙までは副知事が職務代行することになります。タイミング悪く、辺野古埋め立て承認撤回を故翁長氏が表明していたため、副知事がそれを代行するのかどうかが一つの焦点となります。

考え方としては9月の次の選挙までさほど間があるわけではないため、知事選の争点にするべきではないかと考えています。つまり、副知事は撤回を代行すべきではないと思います。これにはもう二つ、理由があります。

一つは職務代行する副知事の役目はほぼひと月の空白期間の職務が滞らないようにするのが代行であり、それを越えた政策的判断は職務代行として社会通念的に通るのか、個人的は微妙だと思っています。これは法律的な問題ではなく、社会規範の問題でしょう。

二つ目には本件では反対派のボイスが大きく取り上げられますが、賛成派も当然いらっしゃるわけです。そして翁長体制の間、沖縄が経験したポジティブ、ネガティブな事象や政府との関係を再度おさらいし、考える時間を県民に提供する必要もあるのではないかと思うのです。

翁長氏の熱い思いに「翁長氏だからついていく」という方は多かったと思います。しかし、本件は もっと冷静に立ち返るべき点も多いはずです。また、いわゆる外部の左派がこれを利用し、大きく活動することも予想されます。彼らはかつて、中国や韓国、更に県外である本土からも支援部隊を投入し、県民の事象なのに県外、国外の人たちがそのボイスをかき乱すということをやってきました。

個人的予想としてはこれから選挙までのひと月の間、左派は大きな活動を展開するのではないか、とみています。多分ですが、公安は厳しいチェックをするでしょうし、取り締まるべきです。

私のように外部の人間がとやかく言うのはおこがましいでしょう。しかし、辺野古については普天間の安全を考えればやむを得ないと考えています。普天間でどれだけ騒音問題や米軍との問題、更には事故があったでしょうか?県民はずっとそれに対して声を上げてきました。かつて無責任な発言をする首相がいましたが、枠組みが簡単に崩れないのは周知の事実。とすれば、今、やらねばいけないのは普天間の安全確保が先決ではないでしょうか?

青い海が埋め立てられるのは確かに良い思いはしません。では沖縄の人たちは中国が南シナ海で埋め立てた人工島についてはどう反応されたのでしょうか?多分、ほとんどボイスはなかったでしょう。つまり、青い海の問題ではなく、政府のスタンスに何が何でも反対するというプロパガンダのようになっている気がします。

新潟の前回の知事選は原発を全面的に反対する候補者が落選しました。どういう落としどころがあるのか、それをこれからひと月考える、いわゆるクールダウンをすべきではないか、と考えています。

良い論戦を期待します。
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