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ジュディ・7

団塊の世代、国際、、経済を中心に綴りたい。

ロシアvs NATOの可能性?――ウクライナ戦争の行方②

2023年01月24日
未分類
赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』  2023-01-24 00:00:00 | 政治見解

(昨日からの続き)

一方、私は「プーチンは戦力を使うことを全然躊躇しない」という話をしていました。
• 第二次チェチェン戦争
• 2008年のロシア・グルジア戦争
• 2014年のクリミア併合
• シリア内戦への介入
• ウクライナ内戦への介入 など。

彼は、軍隊を使うことを躊躇しない男なのです。ですから、「あり得る」という話だったのでが、普通に考えたらしないですよね。


ロシア軍が戦術核を使ったとき、アメリカはどう動くのでしょうか?

アメリカ大統領補佐官のサリバンさんは9月25日、「核を使えばロシアに破滅的な結果を与える」と警告しました。サリバンさんとロシアのパトルシェフ安全保障会議書記は、よく話しているそうです。

既述のように、サリバンさんは「核を使うな。使ったら破滅的な結果を与える」と言っている。一般には公開されていませんが、サリバンさんはパトルシェフに、「どういうふうにおまえたちを破滅させるか」ということを言っているはずです。

しかし、私たちは、詳細を知りません。

ホッジス元米陸軍欧州司令官は、こんなことを言っています。
「米国の反撃は核兵器ではないかもしれない。そうであっても極めて破壊的な攻撃になるだろう。例えばロシアの黒海艦隊を殲滅(せんめつ)させるとか、クリミア半島のロシアの基地を破壊するようなことだ」

ウクライナ軍には、黒海艦隊を殲滅(せんめつ)することができません。では、誰が黒海艦隊を殲滅(せんめつ)させるのか。もちろんNATO軍でしょう。

そうなると、ウクライナとロシアの戦争が、NATO対ロシアの戦争になる。それを一般的に、「第三次世界大戦勃発」と言うのです。

もう一度。ロシア軍が戦術核を使いました。

NATO軍は黒海艦隊を全滅させました。

それでプーチンは、「やはりNATO軍には勝てないから停戦しよう」とはならないでしょう。そうなると、黒海艦隊の仇を討たなければならない。

どうやって?

今度は、報復の対象がウクライナではありません。対象はNATOなので、NATO加盟国のバルト三国やポーランドなどにミサイルを撃つ、ひょっとしたら戦術核を使うかもしれません。そうなると、NATOは集団的自衛権を発動し、ロシアとの全面戦争に入っていく。

今年は、戦場が、ウクライナだけでなくなる可能性があるということです。

例えば、ポーランドとバルト三国がやられたとなると、NATOも戦術核で報復するかもしれません。核の撃ち合いです。そうなるとプーチンは、戦略核を使うかもしれません。戦略核となると、例えばロンドンを破壊しようとか、パリを破壊しようとか、ワシントンを破壊しようとか、そういう話です。

かつて、広島、長崎に原爆が投下され、たくさんの命が失われました。日本は本当に辛い思いをしたわけですが、今回は何倍、何十倍の犠牲者がでるかもしれません。

というわけで、2023年は、負けそうなプーチンが戦術核を使う可能性があります。もちろん、そうならないことを心から願っています。
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ジュディ・7
この記事を書いた人: ジュディ・7
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